カラヴァッジョ 天才画家の光と影

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カラヴァッジョ 天才画家の光と影

解説

16世紀イタリアを代表するバロック絵画の巨匠カラバッジョの生涯を描く伝記映画。主演に「輝ける青春」のアレッシオ・ボーニ。ミラノで絵画の修行をしていたカラバッジョは、幼い頃から恋い焦がれていたコロンナ侯爵夫人の援助で芸術の都・ローマに向かう。ローマでダルピーノの工房に入ったカラバッジョは、繰り出した夜の街で高級娼婦のフィリデに一目ぼれするが、かなわぬ恋と貧困に悩む日々が続く。そんなある日、デル・モンテ枢機卿が絵の評判を聞きつけて、カラバッジョに生活の援助を申し出る。

2007年製作/133分/イタリア・フランス・スペイン・ドイツ合作
原題または英題:Caravaggio
配給:東京テアトル
劇場公開日:2010年2月13日

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(C)2007: RAI FICTION – TITANIA PRODUZIONI – INSTITUT DEL CINEMA CATALA’- EOS ENTERTAINMENT – GTM PRODUCTIONS

映画レビュー

4.0「聖マタイの召命」などの彼の有名作品がどのように描かれたのかのエピソードもあるがそれはどちらかと言えば主題ではない

2019年4月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

天才画家カラバッジョ
彼の絵はいち早く近代絵画に近づいたといえる
人間を写実的にとらえ光と陰を強烈な光線と巧みな構図で描く
正に映画のような決定的な劇的な一瞬を切り取っており観るものを圧倒する

本作の劇中にもブリューゲルが登場し彼から影響を受けたということを示唆している

本作は画家にしては他に類を見ない波乱万丈の半生を生きた彼の物語を映画として描く
もちろん、「聖マタイの召命」などの彼の有名作品がどのように描かれたのかのエピソードもあるがそれはどちらかと言えば主題ではない

本作はカラバッジョの型破りなある意味、近代的な自由主義の人間としての生き方が中世において如何に軋轢をおこさざるを得なかったかの方のドラマが主題となっている

なので彼の傑作の数々を映画のなかで堪能し、その作品の解釈をしているものではない
それを期待してみると全くの肩透かしとなってしまうだろう

とはいえ彼の作品が好きで、興味を持ったなら観ておくべき作品だろう
映画として普通に面白く楽しめる

衣装、美術などの考証もよくできている
特にマルタ騎士団の制服は素晴らしい出来映えだった

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あき240

4.5映像が絵画そのもの。

2010年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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Chemy

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