REDLINE

解説・あらすじ

「鮫肌男と桃尻女」「茶の味」の石井克人監督による原作を、オムニバスアニメ「アニマトリックス」の一編「ワールド・レコード」を手がけた小池健監督が、手描きにこだわりアニメーション映画化。宇宙最速を競う5年に一度のレース「REDLINE」に挑む、命知らずのレーサーたちの姿を、製作期間7年・作画枚数10万枚に及ぶ圧倒的なビジュアルで描き出す。

リーゼントに革ジャンを着こなすクールな主人公・JPは、実はシャイで純情な男。初恋の女性ソノシーを振り向かせるため、軍事国家「ロボワールド」で開催される何でもありのカーレース「REDLINE」に出場を決める。幼なじみの天才メカニック、フリスビーがカスタムした最強のマシンでレースに参加するが、その車には八百長のための罠が仕掛けられていた。

JP役を木村拓哉、ソノシー役を蒼井優、JPの相棒でメカニックのフリスビー役を浅野忠信が担当するなど、豪華俳優陣が声優として参加。脚本は、原作者の石井に加え、「新世紀エヴァンゲリオン」の榎戸洋司、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の櫻井圭記が共同で執筆。アニメーション制作は「サマーウォーズ」のマッドハウス。

2010年に製作・公開され、2021年2月に「10周年記念上映」としてリバイバル公開。2025年12月には、石井克人の監督デビュー30年を記念した特集企画「石井克人ワールド 30th Anniversary」にて上映。

2010年製作／102分／G／日本
配給：東北新社
劇場公開日：2025年12月5日