映画監督デビュー30周年特別記念「石井克人ワールド」で4作品を上映
2025年11月7日 18:00

特別記念上映「石井克人ワールド 30th Anniversary」が、12月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、テアトル梅田にて全国順次開催されることが決定した。
映画監督デビュー作となった「8月の約束」(1995)公開から30年。その後鮮烈な長編劇場デビューを果たした「鮫肌男と桃尻女」(1999)、豪華キャストが話題となった「PARTY7」(2000)から、原作・脚本・音響監督を務めたアニメーション映「REDLINE」(2010)。映画監督デビュー30周年を迎えた今もなお、実写とアニメを自在に行き来し、斬新な物語構造とキャラクターデザインで観る者を魅了している石井克人ワールドの進化の軌跡を追う4作品が上映される。
本特別記念上映に向けて、石井監督からのメッセージは下記の通り。
まさか「8月の約束」から30年も経って、またスクリーンで上映してもらえるとは思いませんでした。
当時は「映画ってどうやって撮るんだ?」って言いながら撮ってた気がします。
あの頃の僕らに教えてあげたいですね。「お前ら、30年後にもまだ映画やってるぞ!」って。
今回は、「8月の約束」「鮫肌男と桃尻女」「PARTY7」「REDLINE」と、
自分でも「おいおい周年だらけじゃないか!」というラインナップになりました。
作品を並べて見ると、自分の人生を年表で振り返っているようで、ちょっと照れくさいです。
でも、その照れくささも含めて、映画を作ってきてよかったなあとしみじみ思います。
「8月の約束」以外では浅野忠信さんが全部に出てくださってます。
そして今もなお、浅野さんと新作を準備中です。
30年経っても、こうしてまた一緒に映画を作っているのは、うれしい偶然です。
きっと、映画という病気がまだ治ってないんでしょうね。
映画館で観るというのは、やっぱり特別な体験です。
スマホでは感じられない“間抜けな迫力”とか“妙な空気”を、ぜひ味わってください。
スクリーンの中で、あの頃の僕らがいまだに暴れてます。
それでは、またスクリーンでお会いしましょう。(そして、できれば次の新作でも!)




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