E.YAZAWA ROCK

劇場公開日:

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E.YAZAWA ROCK

解説

1972年、平和を歌うフォークが全盛期の日本音楽シーンに、リーゼントに革ジャンというファッションでロックバンド「キャロル」を率いてデビューした矢沢永吉。バンド解散後もソロ・アーティストとして絶大なる人気を誇る矢沢の生き様に迫るドキュメンタリー。レコーディング、リハーサル、筋力トレーニングにいたるまで密着し、さまざまな角度から矢沢の素顔を映し出す。

2009年製作/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2009年11月21日

スタッフ・キャスト

監督・製作
監修
矢沢永吉
プロデューサー
村山哲也
撮影
瀬川龍
編集
熱海鋼一
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(C)映画「ROCK」製作委員会

映画レビュー

2.5永ちゃんの永ちゃんによる永ちゃんのためのPV

2009年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

矢沢永吉という人物や彼の楽曲には実は興味はないのだが、矢沢永吉は果たしてフィクションなのか、それともノンフィクションなのか、という1点にだけ興味があったので前売り券を購入して鑑賞したのだがが・・・。 結論から言ってしまうと、永ちゃんの永ちゃんによる永ちゃんのためのプロモーションビデオの粋を出ない何とも退屈な作品だった。確かに矢沢永吉のキャラクターは立っているし、ライブ映像は迫力があって見応えあり。矢沢信者が熱狂する様子も楽しめる。 ただ、本作がドキュメンタリーを謳う以上、やはり矢沢永吉という人間の内面にもっと迫って欲しかった。だって、本作で間違いなく一番エモーショナルだったシーンは、終盤、矢沢自身が幼き日の貧窮からの脱却を目指して広島から一人で列車に飛び乗った日を回想するシーンだから。でもね、それも仕方ないと思う。それは矢沢自身が映画の監修をしているから。彼自身の格好いい部分しか見せてないのが残念なのだ。矢沢自身が監修していることに気がつかずにチケットを買った自分を責めたい。。

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ダース平太

3.5シビれる還暦。

2009年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

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ハチコ

5.0矢沢永吉さんに対する印象が180度変わりました

2009年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

矢沢永吉さんは知っているけれども、 楽曲はCMで流れるようなメジャーなものしか知りません。 そんな、 生粋の永ちゃんファンに知られたら、 ふくろにされてしまいそうな男が一人。本当に 取り囲まれたらどうしよう、とビクビクしながら上映開始を待ちました(苦笑) ☆彡     ☆彡 うわっ、すげえよこの作品 『THIS IS IT』よりも 鳥肌が立つ量、多かったんですけど(驚) なにに一番驚いたかって、 楽曲、知らないはずなのに、全部の曲。 一度は耳にしており、しかもそれが頭に残っていたこと。 自慢ではありませんが、 矢沢永吉さんのCD1枚も持っていません。 買ったこともありません。ライブに行ったこともありません。 それなのに頭に残っているということは、 テレビ・ラジオ、もしくは街中で流れるBGMなどで サラッと聞いただけにもかかわらず、無意識のなかで 記憶に焼きつかせるほど強烈なインパクトを残していた。 矢沢永吉さんの 楽曲に秘められたパワー。 それに驚愕をさせられたのです。 ◇   ◇ 〈 夏と冬だけでなく、春と秋もわかってきた 〉 〈 マンネリにならず、あがきながら繰り返す 〉 武道館100回ライブの模様を中心に 1970年以降の未公開映像や、当時の心境から 現在に至るまでのインタビューも交えながら作品は進められます。 初めて知ったのは ロックだからという理由で ライブを開きたいのに貸してくれないホールがあったということ。 そんな苦しい時代のなかでも ロック魂を貫き通し、気がつくと武道館ライブは100回目。 私の勝手なイメージだったのですが、 矢沢永吉さんって、もっととんがっている人かと思っていたんです。 ところが、インタビュアーとの 信頼関係もあるのでしょうが、 実に穏やかに、わかりやすい言葉で語ってくれています。 それも、長すぎることもなければ、短すぎることもない。 心に残ったコメントを上に記しましたが それ以外の話も、どれもが心の奥にストン、ストンと ロックではなく、まるでクラシック音楽のような心地よさで落ちてくる。 幼少期の貧しき時代、 音楽で生きると決意し広島を飛び出した青年期。 そして、スターダムへとのし上がってから、これまで。 決して誇張することなく、 ありのままの気持ちが言葉に出てくる。 60歳という年齢にも驚きですが、 やはりその年齢になり丸くなったと 言うと失礼かもしれませんが、本人が話してくれているように 「その年齢だからこそできること」それこそが、今作のすべてなのでしょう。 ◇   ◇ もうひとつ感嘆したのが 2007年武道館100回ライブ撮影技術の高さ。 今作、 ライブ中、リハーサル中、インタビュー中、撮影監督が違います。 ライブ中とリハーサル中を 比べていただければその違いは一目瞭然。 私、現在の映画同様に、 ライブ会場に通いまくっていた時期があり、 その頃はライブDVDも買いまくっていました (うち1本なんてライブ会場にいる私の姿が小さく映っています)。 ステージ全体を映す引きの画、 アーティストの表情がわかるアップの画。 概ね、この2パターンを組み合わせているようです。 ところが今作、 どうやって撮ったのか知りたいのですが、 おそらく客席の間を手持ちカメラで走りながら 撮影した画と、そこから映した矢沢さんのステージパフォーマンスが挿入されています。 もちろん、ステージ全体、会場全体が映し出される引きの画もあります。その編集、 アンサンブルが絶妙なんです。武道館にいるはずがない、ここは映画館のはずなのに、 まるで武道館にいるかのような臨場感あふれる映像に、なっているのです。 こぶしを突き上げたい、 タオルを投げ上げたい、 そんな衝動にかられたのは きっと私だけではないはずです。 ☆彡     ☆彡 だからこそ感じるのですが、 ライブ会場に行くほど熱烈な 矢沢永吉さんのファンは、相当フラストレーションがたまりそうな気が(苦笑) だから、2人とかでなく、大人数で押しかけ、 後方の席に陣取って、ライブシーンで立ち上がり ライブ会場さながらに、盛り上がったほうが楽しく見られると思います。 そんなことをしたら本来は、 マナー違反になりますが、 今作に関しては、シーンと静まり返ったまま スクリーンを見つめ続けているほうがマナー違反だと思います。 おそらくそんな大盛り上がりの上映回に遭遇したかたもいるのではないでしょうか。 断言します。 矢沢永吉さんを知らなくても楽しめます。 私は、この作品で矢沢永吉さんのファンになると 同時に、彼に対する印象が180度変わってしまいました。 あ~、俺も武道館でタオル、天高く投げたかったよ~~!!

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septaka