戦場からの脱出
解説
実在の米軍パイロット、ディーター・テングラーの脱出劇をモデルにしたサバイバル・アクション。主演は「バットマン」シリーズのクリスチャン・ベール。1965年、極秘任務を遂行していた米兵パイロットのディーターは、ラオスでベトナム兵により撃墜され、ジャングルに囲まれた捕虜収容所に連行されてしまう。そこには何年も前に捕虜となった仲間たちがおり、ディーターは脱出を諦める仲間を奮起させ、決死の脱出を試みる。
2006年製作/125分/アメリカ
原題:Rescue Dawn
スタッフ・キャスト
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2021年8月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
あるけど、ストーリーはまぁまぁ
面白いです。
凄くではないですけど。
2020年6月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
米国によるベトナムの空爆は有名だが、ラオス空爆についてはあまり語られていない。この作品のメインとなるのは1965年で、ラオスととベトナムとの輸送路を断つという目的で空爆が行われた。主人公ディーター(クリスチャン・ベール)は極秘作戦に参加するも呆気なく銃撃に遭って墜落。ラオスの捕虜収容所に連行されることに・・・
ここで驚いたのは2年半前から拘束されていたパイロットがいたこと。そんなに前からラオスを攻撃していたのか!と、驚くディーター。食事もろくなものがなく、他の捕虜はガリガリに痩せ細っていて、夜には手錠と足枷という脱走不可能な状態に。そして、収容所からの脱出、サバイバル生活が始まるのだ。
アメリカ寄りの視線ながらも、劣悪な環境での囚人生活とほんのり垣間見える笑顔が対照的でもあり、同じ人間なんだということも伝わってくる。戦争には行きたくなかったと言いつつも看守を殺しまくったり、ものの善悪など考えてないところは若干マイナス。それよりも逃亡サバイバル生活と虫や蛇を食ったりする極限状態は見事に描かれていました。
トンキン湾から始まり、実話から作られた映画だけあって、戦争の愚かさも感じます。CIAも絡んでいたようなので、ラオスを攻撃した事実は当時隠されていたのでしょう。捕まった直後に「アメリカ帝国主義に反対する」などといった文書にサインを拒み愛国心を貫いていた主人公ですが、俺ならさっさとサインしちゃいます・・・
2015年9月18日
Androidアプリから投稿
ストーリーは非常にシンプルだけど役者が凄い。
始めはどちらかと言うといつもより顔が丸いクリスチャン ベールがどんどん痩せていく。
麦チョコのように虫をむしゃむしゃ頬張る姿が頭から離れない。
先に捕虜となっていた人達なんて骨と皮状態。この映画の為に体作りしたのかな?すごい役者魂だ。。
最後助かるのが一人だけであまり後味良くないけど、逃げるんだ!という気力の有る者だけが逃げ切れるという事で一応納得。
ベトナム戦争の話だけど戦争は描かれない、極限状態でのサバイバル脱出映画。サバイバルのウンチクがある映画はかなり好物(山猫、アポカリプト等)なので、とても楽しかった。
にしても、クリスチャンベールの役者根性はスゴイ!生の虫を食べちゃうなんて!
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