ー 7日間で死刑囚を無罪にしろと、勝率100%の女弁護士に突きつけられた究極の裁判ー
■勝率100%の敏腕弁護士として注目を集めるジヨン(キム・ユンジン)。
一方で母親としては何かと落ち度の多い彼女は、名誉挽回を図るべくひとり娘の運動会に参加する。
だがほんの一瞬の隙に娘が誘拐され、犯人からの電話で凶悪なる死刑囚チョン・チョルチンの無罪を勝ち取るよう脅迫される。
◆感想
・今作はプロットに若干の瑕疵があるし、後出しジャンケンのような展開も”ウーム”であるが、面白かった事には間違いはない。
ー それは、愛娘を誘拐された敏腕弁護士ジヨンの必死の捜査と、彼女を手助けするキム刑事の姿である。-
■後だしジャンケンの幾つか。
・死刑囚チョン・チョルチンに殺されたヘジンとその母親の存在。
・ヘジンの恋人で、留学後薬物に溺れたカン・ジオンの父親の部長刑事カン・サンスの存在。
<韓国映画監督の、韓国映画界の熾烈さは数名のインタビューで読んだが、今作の監督は(私の知る限り)日本公開作はない。
世界に名を誇る、韓国映画監督と言えば、パク・チャヌク、イ・サンドン、ポン・ジュノなどであろうが、韓国人の映画に要求するレベルは高く、一作ヒットを出しても、その後が続かないらしい。
今作は、そんな状況下韓国映画お得意のサスペンスフルな映画である・・、がストーリー展開をもう少し・・。
いや、止めて置こう。興味のある方は配信でご鑑賞願いたい。>