インセプションのレビュー・感想・評価
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ストーリー 5 キャスト 4 演出 5 正直見始めて30分...
ストーリー 5
キャスト 4
演出 5
正直見始めて30分は
あれ?って感じだったのが
物語が進むに連れて引き込まれていく感覚
終わってみると最高の映画!
完全にインセプションされてしまった笑
ダークナイトにも劣らない
クリストファー・ノーランの至高の作品
ディカプリオの演技はさすがの一言で
渡辺謙もすごいいい味出してた!
あえてディカプリオさんを
自分に呪いをかけている人に。
インセプション。それは情報を植え付けるということ。
そして夢の中なのか現実にいるのかを教えてくれる道具、トーテム。
僕たちも、知らないうちに、
何者かにインセプションされているのかもしれない。
その相手は、知らない誰かかもしれないし、この社会かもしれないし、
愛する人かもしれない。
何よりも自分自身なのかもしれない。
より深い階層へ降りて行けると言われれば、
おそらく僕自身も降りていくだろう。
それは人間のエゴ、天地創造の誘惑なのだろうか。
理由はなんであれ、人は、人を救うために降りていく。
でも、現実を否定する言葉は「呪い」となる。
自分には、どんな呪いが植え付けられているのだろうか。
自分で、どんな呪いを植え付けているだろうか。
完璧なものを求めるよりも、現実を受け入れ、いまある目の前の小さな幸せに気づくためにはどうしたらいいんだろうか。
自分にとってのトーテムとはなんだろうか。
相手を信頼し、同じ夢を見れるだろうか。
復讐や罪悪感ではなく、和解や赦しこそが
人の意志を動かし人生を創っていく力になるのかもしれない。
もう少し削っても・・・
潜在意識から違法に情報をかすめ取るグループが、逆に情報を埋め込むというミッションに挑む物語。
レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演したSFサスペンスです。
渡辺謙が、「日本人の渡辺」ではなく「渡辺」でキャスティングされているのが凄いですね。
映画は、困難なミッションへのチャレンジをメインストーリーに、主人公と既に亡くなった妻との交流を絡めて進みます。
特にクライマックスは畳みかけるアクションと緊迫感。限られた時間の中での攻防に、手に汗を握ります。
また、映像の迫力は驚嘆です。アカデミー賞を受賞したことも頷けるクォリティです。
ただ、長い・・・時間にして2時間28分。SFアクションにこの時間は厳し過ぎる。
設定はしっかりと煮詰めているのでしょうが、特にクライマックス近くのスピード感で全てを理解するのは難しく、勢いで見終わった印象になったのも少しマイナス。
設定を少し削り、時間を少し短くすれば、より観やすくなったように思えます。
個人的に、「設定でどうにでもなる」と感じてしまう映画は少し苦手なので私的評価は標準点にしましたが、十分に楽しめる映画だったと思います。
夢までコントロールできたら、自分の夢とは
複雑ですね〜。
設定が複雑で理解するのに必死でした!
しかし、最後に近づくにつれてバラバラになったパズルを繋げるように謎が解けていって面白かったです!
可笑しかったのは、第一階層で車が橋から落ちそうになっている時の第二階層の時間設定ですね。
時間は2〜3分しか無かったはずなのに作業量異常に多くなかったですか?笑 まぁいいや。
気になったところは最後の第4階層に落ちた時に最後に斎藤を助け出す場面になって、第4階層の中で空間がいきなり飛んで和室の室内になっていたので、『ん???』こういうのも有りなんだ、と、半ば無理矢理腑に落とさせました!笑
クリストファーさんの頭の中は無限大ですね!
この映画で1番良かったシーンは、やはり最後に息子、娘と再会した際にコマが倒れそうなシーンで終わりを迎えた所ですね。
あそこで含みを持たせていたのである種『ゾッ』として、恐怖感が押し寄せてきました。
まぁ、私はコマは倒れた派なので、ハッピーエンドで終わった事を望んでいます。
斎藤さんの会社はその後上手い事いったのでしょうか?
色々とその後が気になる映画ですね!笑
面白かったです!
自分の頭でそれは本当に考えたことなのか?
インセプション
辞書を引くと発端とか端緒とある
本作の劇中では、他人の意識にある種の考え方を「植え付け」ることをインセプションという用語として扱われている
ウィルスや細菌より最強の寄生物は"アイデア"
アイデアはウィルスのように感染する
いったん頭に芽生えたら、取り除けない
アイデアは杭のように突き刺さる
そうだろうか?
何か画期的なアイデアならばそうかも知れない
つまらないアイデアなんか見向きもされはしないではないか
アイデアではなく、「疑い」ならばわかる
信じ込んでいるもの、無条件に信頼しているものに対する疑念を、誰かに植え付けならそれは他人に感染するだろう
信頼度が高く、その信頼が崩れれば大変な事態を招くならばそうだろう
主義や主張、体制への疑念はそれこそあっという間に伝染するかも知れない
だから発端や端緒なのだ
ならば最愛の妻の愛情、偉大な尊敬する父の愛情はどうか?
しかし、それは伝染するのか?
もうここでノーラン監督に騙されているように感じる
本作の物語はつまるところ、エヴァンゲリオンに似ている
つまりコブの死んだ妻を取り戻す為の補完計画だったのだ
エンドーはその為のスポンサーでさしずめゼーレにあたるというわけだ
夢の中の夢、その中で見る夢
夢と現実の時間の進行速度の違い
誰もみたことのない騙し絵の世界
アイデアを他人に知らぬ内に植え付ける事ができるのなら、逆にアイデアを盗聴する事も可能
アイデアが脳裏から知らない内に盗まれるというなら、それへの対抗手段もあるはずだ
極めて映画的で刺激的だ
そんなものを撮ろうと考えるのはノーラン監督しかいない
誰も観たことのない映画になる
しかしそれは本作のテーマでは無いのではと「疑う」のだ
本作の本当のテーマは別のところにあるのではないのか?
誰も観たことのない映像は本当のテーマを扱う映画を撮るための綺麗な包装紙に過ぎないのではないのか?
そんな「疑念」がいつの間にか植え付けられていたのだ
本作の本当のテーマとは?
一体それは何か?
「その考えは自分の考えたことなのか?」
突き詰めて考えると本作で言いたいことは、この一言では無いだろうか
そのアイデアは、その見方は、一体どこから出現したのか?
自分の頭の中に、何もないゼロのところから生じたのものなのだろうか?
様々な記憶やアイデア、知識、経験そんなものの断片が長い時間をかけて無意識に様々に組み合わされている内にある日突然化学反応を生じて、脳裏に生まれ出たのかも知れない
しかし本当は、誰かの何気ない一言から生まれ出たアイデアなのかも知れない
それは注意深くヒントを与えられて、まるで自分が無から考え出したかのように植え付けられたアイデアであったのかも知れないではないか?
まるでスティルスマーケティングのように
政府のいうこと
支持政党のいうこと
メディアのいうこと
評論家の言うこと
どこかのネットに書いてあったこと
教師の言うこと
先輩の言うこと
知人の言うこと
家族の言うこと
世間がそう言うから
自分は、あなたはそれらを無批判で無条件に鵜呑みにしているのではないのか?
そんな疑問を私達は本作で「植え付け」られてしまったのだ
だからエンドロールの最後の最後に勝ち誇ったようにインセプションと大書きされていたのだ
つまりそれは「植え付け大成功」という意味だったのだ
自分の頭でそれは本当に考えたことなのか?
このテーマはメメントと同じだ
これこそノーラン節だ
こんな映画、こんなテーマを古今東西の誰が映画に出来るというのだ
素晴らしい作品だ
感服するしかない
既視感の正体
誰が観ても「凄い」と言わせる説得力がある映画だと思います。
クリストファーノーランの作り出す世界観には毎度驚かされますが、この映画、なぜか既視感を感じませんか?
おそらくこの映画の狙いはその既視感にあると思うのです。
勝手な推測ですが、夢の中で高い所から落ちて目が醒める経験をしたことが誰しもあると思います。もちろん、世界的な名監督であるクリストファーノーランにだってあるはず。
あの誰もが経験したことがある、小さな「夢あるある」から生まれたのが、この『インセプション』という映画なのではないか?と私は思うのです。
人類共通の「夢あるある」から想像を膨らませた結果、これだけの超大作が生まれたのだとしたら??
クリストファーノーランって超凄いと思いませんか?
夢とわかった夢はとにかく疲れる
実体験がいくつかあるんですが
・夢の中で夢から醒めてそれが夢だとわかったことがある
・夢だとわかったので魔法を使ったことがある笑
・10年間に渡って6回シリーズの夢を見たことがある(勿論すぐあの夢の続きとわかる)
・夢の中で死んで目を覚ますと真っ白な世界にいたことがある
夢はあの世とこの世の境と言うけど
やはり彷徨うのは良くない
何度見ても震えるラストカット
公開当時の映画館で2回。その後のレンタルを字幕と吹き替えで2回。地上波の放送で1回。そして今回はアマプラで1回と、覚えてる限りでも6回目の視聴。
それでも色褪せない最後のシーン。
ピークエンドの法則と言って、最後の印象がいいと、その作品全体の印象も良くなるという効果がある。
まさにそれの典型で、このラストカットは過去最大級。
映画館で最初にみたときの興奮をよく覚えている。
エンドロールで早く友達に喋りたくてソワソワソワソワしてた気がする。
その昔、パイレーツオブカリビアンのデッドマンズチェストのラストカットも衝撃だったけど、それはシリーズものならではだったから、単発作品の方が衝撃的だよね。
考察はあんま得意じゃないので、このラストカットがどっちの意味を表してるのかは語れない。
でも、このどちらとも取れる演出がツボにハマった。
見事にノーラン作品のファンになってしまった。
好きな映画ランキングは毎回変わるけど、この時代、つまり2010年前後でつけるならば、間違いなくインセプションがナンバーワン。
ただ、これだけみてもイマイチ理解できない部分もある。
キックっていうのは、1つ上の階層で体を宙に浮かす(三半規管に影響を与える)と夢から覚めるんじゃないの?
つまり、夢の中でやっても起きないんじゃないの?
雪山でキックしたのはなんの意味があんの。
ホテルでキックしたから、雪山からホテルに戻れるんじゃないの。
アリアドネがキックに雪山に戻る理屈もよく分からん。
解説サイトをいくつか読んでもしっくりこないんだよなぁ。
ノーラン作品ではインセプションが一番好き
夢の中で人に新たな考えを植え付ける「インセプション」というミッションの成功と引き換えに家族と会いたい主人公がチームを結成し、深い夢の旅をしていく話。
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まず、このめっちゃかっこいいイケオジハリウッド俳優の中に渡辺謙がいるということがすでに胸アツ。私の中で『マッドマックス』とか『ヴェノム』のワイルドなイメージしか無かったトム・ハーディもめっちゃカッコ良いし。
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ノーランは男性をスマートにかっこよく見せるのほんと上手いよなぁ。(しかも、男の理想じゃなくて女性から見てもちゃんとちゃんとかっこいい)。さすが英国紳士。
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前なにかで、ノーランがなるべく実物で撮るわけは昔の映画でもCGだと技術の問題でちゃっちく見えるけど、本物なら古臭く見えないって言ってて、確かに今作約10年前の映画だけど今見てもすごい。サイトーが「飛行機会社買取った方が安いだろ」言うように、CG作るより実物で爆破とかさせた方が安いもんね(笑).
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あとはノーランのSFって多分ありえないけど、めっちゃ理詰めで説明してくるから本当に実現できそう感ある。何層もある夢で深い眠りでも"キック"をすれば絶対起きるから各階層で同じ時間に一斉に衝撃を受けるって訳分からんけどなんか納得できるもん。
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全然眠れないインソムニアと対を成す。
手に汗握る
いつの日か
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