ゾンビランドのレビュー・感想・評価
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ジエットコースターゾンビ映画
ジェットコースター・ゾンビ・ロードムービー。
これ下らね〜♪館内笑いが絶えなかった(笑)
冒頭から色々な方法で、ゾンビに遭遇した際の対処の仕方を指南してくれるが、どれもこれも今ひとつ間が抜けているからついつい笑ってしまう。
それには独自な32のルールが有るが、実際には10個程度だったりする。まぁ!それ程気にする事も無いのは、作品を観て貰えればそれなりに理解出来ますので(笑)
人との交流が苦手な引きこもりお兄ちゃんが、屈強な男や、アビゲイルちゃん姉妹と出会いながら、次第に変わって行く成長物語となって…いえ!!あくまでもゾンビ映画です♪
中盤では、あのハリウッドの大スターB・Mが颯爽と登場。でもここ反則(笑)出方もだけれど、引っ込み方も予想通り過ぎて余計に笑えてしまうわ♪
終盤は感染…いや完全にジェットコースター映画に(苦笑)
ゾンビ映画で有りながらも、恋愛映画として平行的に描く巧みな脚本。多少いい加減な舞台背景では有りますが、確実にこの手の作品を志向する人達の好みをわかっていらっしゃる。
(2010年8月4日ヒューマントラストシネマ渋谷/シアター)
屍の上に
※『』内は全て映画の題名ですがオブザデッドが抜けております。
~オブザデッドが世間を・・・もといビデオ屋の冴えない客の中でもさらに冴えない客が集まる一角を占拠しだして早数年。『ショーン』で一応の終点を見せたと思いましたが、この作品により製作本数はまた上がったようです。
大体旧作の『ドーン』のときは不可侵の題名だったように思えるのに、新作の『ドーン』から『ランド』『デイ』の一連の流れでこの聖域は打ち破られた。『ハウス』や『マシーン』などなど生きるも死ぬも無いようなものにまでとにかくオブザデッドをつけまくり、観たのかどうなのかわからなくさせる作戦は成功している。
この作品はこのようなオブザデッド革命に一石を投じるような新しいゾンビ像・ゾンビ感を提示した作品であるといえる。
つまり人類は滅亡に瀕しても仲間割れはしない(仲間になる前は別)し、普通に恋もするし、お菓子を食べたいし、有名人にあえたらテンションがあがる。という映画である。また成長する少年の物語であり、これらはこれまでのゾンビ映画が文字通り屍を積み上げて出来た道の上に初めて成立する映画である。
監督は極めて不遜で自由な発想を持ち世界観を作ってながら、案外丁寧に人物描写をしておりこの不自由な世界での暮らしを自由に描いている。
ゾンビ映画のコードに立脚しつつも、序盤でしっかりと世界観を巧みに説明して映画に観客を引き込み、あとはウディ・ハレルソンが快演するタラハシーに物語を引っ張らせてどんどんストーリーを転がしていく、この巧妙なストーリーテリングに実はたいしたことをしていないことに観客が気づくのは早くても映画終了後10分は過ぎてからになるだろう。
そうよく考えれば実はたいしたことをしていない。車を運転して女の子にだまされ、有名人に会って後にバイクにのる、要所要所で映画史上でも一二を争うほどに弱いゾンビを倒すだけである。
内容の無さを軽妙且つパワフルな演出で乗り切り、鑑賞後にさわやかな印象を与えるゾンビ映画はこれだけの作品がありながら未だかつて無く、ゾンビに侵食された世界で人間のパワフルさを描く矛盾にも目を瞑らざる得ないほどの好印象を与えてしまう辺りやはり佳作以上の評価が妥当だと思う。
鑑賞後、爽快。
怖いの嫌い。
予告動画見るのが趣味な私も、ホラーの動画はいつも避けます。
でも、これはおもしろそうだった。
そして、おもしろかった。
オープニングはグロいです。
一部、唖然として見入ってしまったりします。
特にビキニ?(あれってビキニ?)のお姉さんゾンビが走るとことか、すごい映像でした。
生き残るためのルール説明を受けながら小心者丸出しのアイゼンバーグくんに大爆笑。
かわいい!!!
同じとこぐるぐる回るのとかかわいい!!
やたら動きが機敏。
ビル・マーレイが登場するのがうけます。メイクしてればごまかせるってそういうもんなの!?と突っ込みたくなります。退場シーンは予想通りだったけど。
アビゲイルちゃんに、新スパイダーマンのエマ・ストーンの配役だし。
何気に豪華です。
そして、ウッディさんのゾンビ退治ぶりにスカッとして、スカッと終われる。見た後、お疲れ!って声をかけたくなる爽快感でした。
ルールには生活の基本が。
DVD鑑賞。
もともとホラーやゾンビ(爆)映画は観(られ)ない私だが^^;
これだけは観たいと思った、向こうで歴代記録を打ち立てた一本。
…そんなにすごい映画なのか?
と思ったけど、まさかそんなはずはなく?ユルいコメディだった。
少し前に観た「ショーン・オブ・ザ・デッド」には及ばないけれど(爆)
向こうが英国版なら、こっちは米国版だ、と明るさがウリの作品。
主演がなんたって今をときめく(?)J・アイゼンバーグ。
私の中では、すっかり彼は、某ザッカーバーグなんだけれど^^;
コチラでも、オタク、ひきこもり、彼女がいない、そして早口。
やや気弱で慎重な彼は、自ら32のルールを作り生き延びている。
今や人類は、謎のウィルスで死滅→ゾンビ化している世界らしい。
面白いのはこのルールをいちいち使うたびに語ってくれるところ、
何でこの僕が生き延びているかって?それはこうだからだよ!と
まぁ~親切この上ない^^;驚くほど走るのが早いゾンビ(ホント)に
どんなに追われても、絶対逃げ延びるから怖さはほとんどない^^;
オタクだからかもしれないけど、またパーカーとかを着ていて(爆)
逃げている間もワリと小ざっぱりした格好をしており好感がもてる。
ゾンビ映画も、いろいろ変わってきてるんですねー^^;
でもって、一緒に旅をすることになるのがタラハシー(ハレルソン)。
何だ?この名前。と思ったら、ここに出てくる登場人物はなぜか皆
行き先の地名がメインで^^;本名じゃないのだ。私はまた、あの顔で
ハレルソンが日系人(多良橋さんという)なのかと思っていたのに^^;
だからアイゼンバーグも、ここではコロンバスという。
加わる美人?詐欺師姉妹もそれぞれウィチタ(姉)とリトルロック(妹)。
アビゲイルちゃんも、すでに作品選びがかっ飛んでいる子だったのね。
まぁ目的地が遊園地。なんていうふざけた内容なので^^;
これは(知ってたけど)また大物ゲストでも出すんだろう…と思ったら
やっぱりヤツだった^^;またこんなのに出ちゃってー!このヒトってば。
BMってなってたけど、もちろんボブ・マーリーではないし(分かるって)
あれだけのシーンで、あんなに頑張ってくれて、製作側も嬉しいよね。
多分ゾンビ映画コワ~い…なんてヒトでも、ぜんぜん大丈夫な作品。
あまりにユルい展開なので(お菓子も沢山出てくるし)家族で観られる。
あれだけ俊足なゾンビをどうかわすか、がこれからの課題なのかしら。
ピエロが怖い、っていうのは案外的を得ていて分かる気がしたけど^^;
おヒマでしたら~♪ご家族でどうぞ~♪な作品。
(アカデミー賞の行方如何では、これを観るヒトが増えたりしてね^^;)
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