サマーウォーズのレビュー・感想・評価
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いくら田舎でも戸締りして寝ないと。
テレビでもう何度もみてるが、あるとつい見てしまう。
もう少しヒロインの夏希に魅力があれば★4をつけたい。
映像もだが夏希の声も魅力を感じなかった。
校内では1、2を争う人気?美人?だったか…ならばそれなりに描いて欲しかった。
話は気楽にみれて面白かったです。
まだ間に合う
将棋の駒の動かし方くらで十分で花札は知らなくても良いのだが、のっけから大学生の婚前交渉、婚外交渉、フリーセックスが笑いながら語られるという皮肉なスタートのアニメ映画だったが、観ているうちに泣けて来る、中身のある映画だった。いざとなるとコンピュータ技術を知っている人が助けてくれるのが現状だが、その構造の中でもある部分、それは重要だったが、挑んだのは高校生の美少女と信用を授ける世界の人達だった。最後にコンピュータの知識人が英雄になるというのは、正直癪に障るが、それが現実だ。しかし、コンピュータネットワークのネットワークが乗っ取られたら社会が機能不全になると言うのは、既に、蒸気機関の発明とか、電気の発明とかそういう時代から人類の宿命となってしまっていたのだ。でもそれぞれの協力者の出来る範囲で解決のジグソーパズルのピースの一つになっている。崩壊の原因も、世界中にある原子力発電所のどれかにネットからの操作不能から現実の物理的破壊の重力を持つ人工衛星が堕ちるというものだった。そして時間。間に合うか間に合わないか。時間。それも現代の意識を弄ぶもの。こんなに未来的な話でありながら、バックボーンには、封建だと現代人に嫌われる家柄の見直しがある。一族の団結。そして主人公は高校生という初々しい憧れが、生涯の伴侶との結ばれのような予測がある。それは、一族を背負って立ってきた気丈な祖母の遺言でもある。家族の承認と永遠の伴侶。それが現代の崩壊シーンの中で問い掛けていた。キスシーンだってマウスツーマウスのディープなものではない。一族がはやし立てても、緊張で出来ない。むしろヒロインのほうが主人公の頬に軽くキスをすると、主人公は鼻血を大量に出して倒れてしまうのだ。珍しく新しい映画の中では良作だと思う。もっと堅物にしても良いくらいだが、抑制は十分、今の性倫理崩壊状況の中では効いている範囲だと思わねばならないし、祝福でもある。細田守監督が年齢的に同級生だったのを知った。アニメ
の『時をかける少女』の監督だった。この作品もとても良いものだった。他の作品は知らないが、性倫理も節度を保つ認識を予想されるし、温故知新併せ持つような、良心的なイメージを持った。これを書いている時にはNHK朝ドラで『ひよっこ』に出演している、沢村一樹と佐々木蔵之介も年齢的に同級生たちが良い演技をしているし、同年代が随分頑張っているのに、私自身はしょうがないなと言う気もしながらコメントを書いているが、私は私自身の能力までしか発揮出来なかった。仕方が無い。他人は出来ない事が出来るのだ。だが、そう思いながら、このアニメ映画の中の人達が、それぞれの個性を活かしていたのが思い出された。むしろ足を引っ張ってしまった人達でさえも、展開がスリリングになり、リカバリーされているし、恨みを残していない。日本テレビで放映されていたのだが、このアニメ映画は、トラウマで性と暴力に汚れまったトラップな人に騙されて汚される前の、真面目で純粋な高校生や大学生が観たら日本も回復するかも知れないと思えた。今の世界のトップはもう観ても手遅れなのかも知れない。現実にはあんな大混乱が起きたら死者が出ないわけがないのだが、死者さえ出さない物語にしてあった。厳密にいうと、一族の重要な祖母が一人死んだが、貴重な遺言が一族の団結を高めた。私の力でしか書けなかったが、計算された深いヒューマニズムあるアニメーションだったと思う。観て良かった。
ひどい映画でした
ひどい映画でした。
まず、 いつまで たっても サマーウォーズが始まりません。 退屈です。 サマーウォーズが始まるのは映画開始から 25分後です。 それまでは延々と暇な内容です。
ストーリーも不自然すぎます。 主人公は、 なぜか犯人じゃないのに犯人と言われ全国指名手配されます。 意味不明です。 映画の中盤で、 [実は、 主人公の回答は間違っていたのでハッキングに失敗していた] と言われます。 なら、 なぜ指名手配されていたのですか? このような意味不明なストーリーで、 全く理解できません。 [寿命で死ぬ一日前まで非常に元気だったおばあさん] も不自然すぎます。 それいがいにも、 不自然かつ軽薄かつ単調なストーリーが続くだけで、 全く面白くありません。
せめて 素晴らしいヒロインでも登場すれば ましになりますが、 ヒロインの なつき先輩は無能で低俗な生き物です。 これがヒロインとは、 ひどすぎます。 [狼に またがって村を襲え] とまでは言いませんが、 せめて [男子を騙して恋人のふりをさせて おばあちゃんに あわせる] という劣悪な行動を取ることだけは やめていただきたかったです。
それでも評価を 0点にしなかったのは、 唯一の見せ場である CG が美しく かっこよかったからです。 ただし、 この程度の CG は珍しくないので、 やはり推奨するには値しませんが。
ついでに いっておきますと、 私は細田守監督の作品で感動したことが 一度もありません。 思想も信念も人生も何もない、 軽薄な子供だましの作品を大量生産するのは、 そろそろ やめていただきたいです。
夏を感じると見たくなる、名作。
アニメならでは
小さく大きい物語。
インターネットとド田舎のギャップ
学生の内に観ておきたい1作
フード理論直球
監督が「優越感に浸る」ための映画
本作は、世界の危機を救う「ごく普通の大家族」の姿を通じて
「家族の素晴らしさ」を描いた作品・・・だそうです。
とってつけたようなテーマ性を掲げても、仕上がったものが「全然違う」のであれば、
本来その作品は「駄作」です。
細田監督が本作で「本当に描きたかったもの」は、OZとラブマシーンでしょう。
因みに大家族のことは「後付け(ダシ)」です。
そもそもぶっちゃけると、OZを倒すのは「家族じゃなくてもいい」のです。
それこそ「学級」でもいい。
クラス一丸となって、花札でもUNOでもしてラブマシーンを倒せばいいのです。
この世界の混乱と危機か全人類を救ったのは、国連でも政府でも軍でもなく、
「ごく普通の家族」だった。
その事実によって生じる「世界中に対する“優越感”」が、本作における
カタルシスの“正体”です。
細田守監督は本作での試みが「成功した」と思って、当時はさぞ満足したと思います。
「今まで誰も手をつけたことの無いジャンルの映画を作ったぞ!」
~と。
いやいや、端から誰も「そこ」は目指さないでしょう。
また、後の作品でもこの監督は毎回やってますが、
「本来、家族の素晴らしさってこうですよね?」
「本来、母親が子育をすることの素晴らしさってこうですよね?」
「本来、父親と子供の関係ってこうですよね?」
~という観客への問いかけって、今更「必要」ですか?
監督本人が、それらの素晴らしさを「本当は分かっていない」のに、
さも
「ほらね、僕はちゃんと分かっていますよ♪」
「要するにこういうことなんですよね?」
~と、世間に向けて「答え合わせをしている」かのように見えます。
(とはいえ、なんだか毎度『突拍子も無い回答』が多い気がしますけどこの監督・・・)
この監督の描く家族や母親、父親、親子関係が「表面的」でどこか「現実味に欠ける(つまり嘘っぱち)」のは
上記の理由のほかにもう一つあります。
単純「肝心なもの」を描いていないからです。
「愛情」
この監督、愛情を「狙って避けているんじゃないか?」って疑いたくなるくらい描かない。
そこに踏み込めないクセに、家族だ子育てだと・・・。
だから、ラブマシーンというバケモノを「家族で倒す」ことで“済ませる”。
「オオカミでも人間でも、好きな生き方を選びなさい」と言って、オオカミの道を
選んだ我が子を「笑顔で見送る」ことで“済ませる”。
「心の中の剣」になって主人公に「力を与える」ことで“済ませる”。
気味が悪い。
冒頭でヒロインが「募集人員1名なの♪」のときにするポーズ然り
栄ばあちゃんの奮闘ぶりや家族に遺した手紙の
「一番いけないのは、お腹が空いていることと、一人でいることだから」
といったメッセージ然り
劇中のすべてのキャラクターの見せる「喜怒哀楽」然り
すべてが「上っ面」。
「サマーウォーズ」は「家族」を描いた映画だそうなので、OZの世界の
描写やキングカズマとラブマシーンとの戦闘シーン、花札でラブマシーンを
倒す、といった部分について、アニメーション的な部分も含めて僕は
「評価しません」。
よって☆1つです。
ゲーム×田舎のコントラストが絶妙
家族の愛、人同士のつながり
世界中につながる仮想空間Oz。あらゆることがネット上でできる時代。趣味、買い物、仕事さえも。そのOzが、ある日乗っ取られる。
主人公小磯健二は数学が得意なだけのパソコン少年。夏の一日、先輩の篠原夏希にバイトを頼まれて彼女の一族の集まりに彼氏役で参加する。慣れない大家族に戸惑いつつも田舎暮らしを体験していたそんなとき、たまたま手元に届いた数式暗号を解いたところ、Ozの乗っ取り犯人にさせられてしまい。さて・・・。
コンピューターウイルスがOzのアバターを乗っ取っていき、世界を脅かす。仕事にも使用されるOzを介して、あらゆるシステムに侵入し世の中を混乱させていく。それに主人公と周囲の人たちが立ち向かう。そんなストーリーです。
テンポが良く、最後まで飽きずにみられます。昔ながらの大家族と現代の仮想空間やらネットワークなんて相容れないようなものなのに、実によく融和しているように感じました。
作中でおばあちゃんが言っていたように 「大切なのは人と人とのつながり」ということなのでしょう。
印象的だったシーンは、おばあちゃんの亡くなってから。陣内の人達のふれあい、花札のシーンでしょうか。
おばあちゃん、陣内の人達はそれぞれキャラが立っていて良かったです。
わび助さんは実は一番おばあちゃん思いだったんじゃないかなと感じました。
気弱な主人公も、最後は皆に認められてハッピーエンドで何よりでした。〈翔太以外〉
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