サマーウォーズのレビュー・感想・評価
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良作!
夏に親戚が集まる大イベントという設定が懐かしい。
ネットワークで世界中がつながるOZという設定が、途中までいまいちよく分からなかったが、ラストのみんなで戦うところはちょっと良かった。クジラが出てきたけど、あれって「竜とそばかすの姫」にも出てきたクジラ?じゃあOZとUの世界って繋がってるのかなあ。バトルシーンも似てたしね。ネットワーク内全てで格闘モードになるって、ちょっと素敵。キングカズマかっこよかった。後DSで参戦する師匠かわいい!
よろしくお願いしまあ〜す!
時をかける少女で一躍その名を知られた細田守監督の、夏の定番となった傑作長編オリジナル映画。
数学オリンピックレベルの計算能力をもつ健二と、それをレンタル彼氏として強引に我が田舎へと連れてゆく夏希の、巨大インターネット空間OZを巻き込んだ、一夏の冒険物語。
田舎らしい風景と繊細かつあたたかな人間描写、そして全てが一点に集約してゆくストーリー、これぞ細田監督の真骨頂といえる作品です。
活目すべきは、田舎の象徴でありみんなの屋台骨を支えていた陣内家当主、栄の死のシーン。
過剰な演出なく、リアルに描かれたその一場面。
皆が悲嘆し、言葉をなくしたそこから、物語は一気にラストまで爽快に駆け抜けます。
細田監督の送る、夏のキラキラのつまったプレゼント、お盆のお供に、毎年見返す映画です。
見る場所とタイミングを選ぶ映画かな
きっと公開当時に映画館でみたら、感動していたに違いない。Ozの世界観に魅了されてただろうし、音楽とか映像の綺麗さにもいちいち感動しながら見れたと思う。
残念ながら私はあまり心動かされなかった。
理由はふたつで、先週、竜とそばかすの姫を見たこと。初めてOzのような仮想空間を見たのですごく楽しくてワクワクした。
でも、その後で前作のサマーウォーズを見ると似ているなーという感想(順番逆だけど)しか浮かばない。
もう一つは、映画館ではないこと。
話自体はいろんな要素を切り貼りしたようなことで、IT、田舎、大家族、恋愛、賭け事、原発、温泉。。あまり関連性がなく、細かいことをいろいろ突っこんで考えてしまうとつまらなくなる。
映画館なら、映像や音楽の勢いで楽しむことができるけど、残念ながら家での鑑賞だとゴチャゴチャ色んなことつっこんでしまって、、、冷めてしまった。
おばあちゃんの感動のお手紙も、わびすけの話が半分くらい占めてて他の家族まじかわいそうとか思ってしまった。
わたしの感性の弱さなんだろうけど。評判がいい映画で楽しみにしてたので残念です。
陰謀論とファンタジー
陰謀論とファンタジーがごっちゃになりやすいのがネットの世界だぜ。とでも言っているような作品だった。とは言え登場人物の家系が武家後継という設定も試聴世代からしたらファンタジーでしかない世界でしょうが、武家程度なら幾らでも出てくるのが日本の地方名士だぜって言ってもネットでは一蹴されるんだろうなw
とにかくファクトとファンタジーの区別のつかない世代のエンタメ映画だよ:)僕はヘェーぐらいのトーンでルッキング◎
人によるかな…
自宅PCにて、amazon prime videoにて視聴しました。
仮想世界ozにおけるAIの暴走をきっかけに起こる人工衛星の衝突を防ぐために頑張る少年及びその先輩とその親族のお話です。
率直な感想としましては、期待していたほどではないなという感じがしました。この作品は私は見たことなかったのですが、有名な作品ですし、レビューの星の数も多かったことから、面白いのだろうと勝手にハードルを上げすぎてしまっていたのかもしれません。
この作品は、結局見る人によって、世代によって感想が変わってくるものなのだと思います。子供の時とかに見れば面白いと感じていた可能性はありますね。そんな作品です。
やっぱ夏にこれ見ると夏!ってなっていいねぇ
「僕のアカウントを使って」のコメントで私は毎回飽きもせず号泣するんです
あんな素敵な子供を育てることが出来た親の顔を拝みたい
昔は侘助一択だったけど成長するにつれて気づく、いい歳しておばあちゃん死なないと成長できないってダメでしょう。
あっという間に理一おじさんに心鷲掴みされちゃった
見どころたっぷりあって2時間夢中のままでいれる
特にLOVEマシーンが閉じ込められるところがイイ、あの精密な建物たちが見応えありすぎる
てかLOVEマシーンて笑
モー娘。に憧れてるんだったらそう言ってよ
私もそうだからサ
夏が来るたびにみたくなる映画!!
定期的に見たくなる映画のひとつです!!
個人的に、神木隆之介くんの声と健二くんのキャラクターがあっていて好きですね☆
あと、夏希ちゃんが健二くんに親戚のみんなを紹介するシーンで、ちゃんと全員の名前を言えてるのがすごいなと思いました!
よろしくお願いします!
公開当時に映画館で観たのに感想を書かずにいた。地上波で放送されたのに仕事で見れず、昨日『竜とそばかすの姫』を見て無性に見たくなってしまった。両者には仮想空間を扱ったものとしても共通項があるのですが、巨大なクジラまで登場させていたのですね。名前はジョンとヨーコ・・・それと、東京オリンピックと数学オリンピック・・・
冒頭は仮想世界OZの説明部分から始まるのですが、なんと富山県を限りなくPRしているのも細田監督の郷土愛が溢れています。舞台は上田なのにね。そして、陣内夏希の実家は上田城そのもの。武田家の家臣の家系という設定もそのまんま真田家でした。劇中でも次男の万助(永井一郎)によって第二次上田合戦について言及されているし、大坂夏の陣に至っては勝ち負け関係ないとまで言っていた。そのあたりが格闘チャンピオンのであるキングカズマこと佳主馬と違うところでした。
『竜と・・』ではネットの誹謗中傷などのメッセージがあったけど、この夏戦ではアカウント乗っ取りやハッキング、AIなどといったネットの危険性についてがメイン。アップデートされる前の「U」といったバージョンのOZ。ネット世界の背景画だけは劣っていますが、4億人分のアバターの細かさを見るとこちらのほうが優っている気がしました。ストーリー的にもクライマックスの盛り上がりにはハラハラさせられっぱなし・・・なんだけど、花札のルールがわかんないから個人的にはマイナス要素となりました。麻雀だったらわかるのになぁ~
実在の高校名を使っての高校野球長野大会。了平が投手を努める上田高校も佐久長聖も松商学園も2009年には準々決勝までに敗退していた。ヒット30本打たれながらも勝つなどと笑えるエピソードもいい。なんといっても犯人は侘助じゃなく国〇総省だったことに驚き・・・というか、いいのか?『未来のミライ』がオスカーノミネートされて、この夏戦が無視された理由もそこにあるような気がする・・・それに花札と。
OZ設定のガバガバさ・・
アニメーションや夏の空気感、デジタル世界の雰囲気("僕らのウォーゲーム"っぽさ満載ですが・・)は好きだし、夏にロードショーされているとつい観てしまう映画です。
ただどうしても、OZの全体的な設定の絶望的な浅さが気になります。
他にも言及している方がたくさんいますが、管理者アカウントのパスワードが解かれただけで侵入できる脆弱性と、そんな脆弱なシステムに現実世界のインフラに影響を及ぼすような権限が紐づいているという大胆過ぎるシステム・・・・他のところをリアルに作っている分、「そこはファンタジーです」っていうのは無理があるなと思います。
物語のめちゃくちゃ根幹に関わる設定なのに、そのあたり多少なりとも詳しい人を監修に入れるとかできなかったんでしょうか?当時のITのレベルを考えたとしてもガバガバ設定と言わざるを得ないです。
OZの世界が出てくるたびに「そうはならんやろ」というツッコミしか出てこなくて、ストーリーに入り込むことができないのが本当に残念です。
順当に面白いエンタメアニメーション
最近色々とアニメを観るようになったので、細田守監督の最高傑作と言われる本作をNetflixで鑑賞。うん、普通に面白かったです。突出してないけど順当でした。
OZの世界観だったりアニメでしかできない表現が良かったですね。あれはなかなか実写では難しいでしょう。実写だと「レディ・プレイヤーワン」みたいに何処かしら現実と地続きになるので、いかにもアニメな世界観はアニメならではですよね。OZ内の中心が日本風のお城みたいな建物に変わっていく描写とか、頑張ればCGでも可能かも知れませんが実際問題大変過ぎて無理でしょうしごちゃごちゃし過ぎると実写ではわかりにくくなっちゃいますしね。でも、あれってアニメで作っててもハンパなく大変だったのではないでしょうか?
ストーリー的にはちょっと青過ぎて。それにいかにもアニメって表現には苦笑いだったというか。キスされて鼻血出るって何十年前から同じ表現してんねんっと思ってしまいました。あれはアニメのお約束ってヤツなのでしょうか?吉本新喜劇みたいな感じでわかる人にはドッカンドッカンくるみたいな?まぁ、アニメにリアルさを求めるのもお門違いな気もしますけどね。多分、細田守監督は優秀なアニメーターでありストーリーテラーではないのかなっと感じました。
主人公やヒロインもちゃんと活躍させてましたし、王道エンタメアニメーションだったのではないでしょうか?これで花札のルール知ってたらもっと楽しめたんだろうなぁ。
夏ですね〜
細田守監督作品は『時をかける少女』を観てDVDも買ってかれこれ15年くらいでしょうか?『未来のミライ』まで細田監督作品に触れずに来てました。
今ごろかの名作『サマーウォーズ』を観てるの?!って言われそうですが、先日『竜とそばかすの姫』を観てレビューで『サマーウォーズ』との対比があまりにも多いので「これは観ておかないと」って焦って観た次第です。
やはり12年前なので当たり前ですがガラケーがメインであることに時代を感じました。
『竜と〜』でみなさんが脚本のことを多く語っている理由がよ〜くわかりました。納得です。でも10年以上前にこんな壮大な物語を映像化された細田守監督の凄さを感じます。デジタル化が飛躍的に進んだ今、またネットの世界を描こうとされた監督の心情がこれまたよ〜くわかります。
※『未来ののミライ』も正直好きですし、酷評されていることに違和感も感じてます。
なんだか夏になるとゆずの『夏色』とともに毎年触れたくなること、わかりますね〜
やはり評判通り面白かったです、今さらですが。
【おばあちゃんの人生訓】
皆んなで知恵を出し合って、そして、お腹をすかせちゃダメ。
「竜とそばかすの姫」を観た後、これを地上波で見たけれど、今でも、「サマーウォーズ」の方が好きかななんて思ったりする。
僕は、幼い頃まで遡れば、祖母に諭されたことによる影響が大きかったなと思うことが沢山ある。
田舎のお寺の娘だった祖母は、高等女学校の先生だったこともある教育者で、差別を嫌う人だった。
末娘の僕の母親を、お寺の血筋のくせに、ミッション系の幼稚園にわざわざ通わせたり、宗教への変なこだわりもなく、もし僕がキリスト教徒になったら、どう思うと試しに中学生になって聞いたら、べつに構わないと、僕が僕であることには変わりがないものと言っていた。
僕の母親が入院した時に、お隣の国の人と妙に仲良くなったりするのは、祖母の教育のせいだと思う。
この作品は、仮想空間のバトルや、こいこい、数学の設問も含めて、ハラハラ感は格別だ。
その後ろには、いつもおばあちゃんが、どこかにデーンと構えているのだ。
死してなお、影響力を残そうとした武田信玄のようでもある。
物語はオーバーだけどシンプル、夏希のこいこいに多くのアバターが自身を預ける場面は、胸が熱くなる。それに、健二の鼻血は、”サマーウォーズといえばこれ”というほど忘れられないシーンだ。
日本の夏の風物詩だ。
「知恵を出し合って、お腹をすかしちゃダメ」
バカさ加減がどんどん明らかになるどこぞの政府の連中に言ってやったら良い。
人の意見は聞かない。
知恵も出ない。
その上、協力金は届かずに食べるにも困ってる人がいるのだ。
そういえば、僕の通っていた高校の教師に、日本史の最初の方に出てくる、日本で最も古い名前の一つの一族の末裔がいた。
噂では、外の門から、母屋まで、車で何分かかかるらしいと聞いたことがある。
本当だったのだろうか。
絵がポップアートみたいで目に楽しいのだけど、物語としては色々突っ込...
絵がポップアートみたいで目に楽しいのだけど、物語としては色々突っ込みたくなる点があり、思いきり楽しめるかというと微妙。
AIと人間との戦いはあくまでモチーフに過ぎないと考えているのだと思うけど、この手の話はもうちょっとリアリティが欲しいなと思いました。
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