サマーウォーズのレビュー・感想・評価
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4DXとしての感想
観る前は「爆音上映向きではないか?4DXは向かないんじゃ?どうなのか?」と疑念を抱いていたのに、これがすごくいい!
OZの仮想空間内をキャラが飛ぶシーンでの浮遊感が、没入を深くします。
また、船を池に入れたときの水、スパコン加熱時の熱風、ナツキの吉祥変身のシャボン玉なども素晴らしい。
これほど作品と相性がいいとは。
4DX演出プログラムの勝利なのかも。
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既にスクリーンで3度は観てるし、DVDも買ってるし、テレビ放送でも繰り返し観た作品。
本編に関しては、以下、2009年初見当時の感想が自分のブログに残っていたので転載。
面白かったです。
豪華なデジモン「ぼくらのウォーゲーム」だったなぁー(笑)
デジモンや時かけのときより人間の細かな描写が出来てて、「結婚して味が出てきたのか細田監督」と感じました。
家族ものって難しいのにねー
おばあちゃんかわいい。
真のヒロインが目立つようになるシーンまで、ずっとおばあちゃんがヒロインのままかと心配しましたが、内容的にそれもいいかと思いました。
おばあちゃんの声が「緋牡丹のお竜」(富司純子さん)でびっくりですよ。
もうちょっとヒロインの特技に伏線欲しかったけど、緋牡丹の孫だからこれでいいのかーwww
OZの世界キター!!!4DX
ふわふわふわ、ゆらゆらゆらしてるかんじがなんとも気持ちいい。今見ると、ガラケーでOZに接続しちゃうのは、すげぇなってちょっと違和感を覚えたけども、やっぱり好きです。楽しいです。を再確認できました。
4DXの意味
6本目
正直言えば4DXじゃなくていい
その代わりドルビーシネマで上映して欲しい
でも面白い
74から75に変わる瞬間とか感極まる
「こんなんお約束じゃん!?」
そうだよお約束だよ、だから面白いんじゃん
みんなが逃げる準備をしている時、健二だけは陣内家だった
そこから「お願いしまーーーーーーす!!」からの温泉までお約束ですよ
家族はいいね
でもだから何で4DX?
でもまた大画面で、もう一度サマーウォーズが見れたことに感謝
さすが細田作品
アニメだから多少の非現実感は仕方ない。
でもこーゆー「ギリギリ現実」若しくは「仮想現実」は、
設定の細かさが重要。
その意味で、仮想の中の仮想、OZは良くできていると思う。
大家族の設定は多少無理があるというか、
みんな描ききれないのはショーがないかな。
栄ばあさんはOZの混乱の所為ではなく、
自分で自分のことを分かっていたから、
最後健二と花札したんだろう。
苦言とすれば、
やはり役者の声優は物足りない。
「おおかみこども」の宮崎あおいは別格だ。
夏に観たくなる!
栄ばあちゃんを中心とした
大賑わいの親戚達の
ワイワイとした感じや
古き良き時代の日本の風景に感じられる。
栄ばあちゃんが電話するシーンは
胸があつくなるし
こいこいの場面ではつい一緒に声だしたくなる
お願いしまぁーす!のところでは
一緒にクリックしたくなる、笑
音楽がとにかくすばらしく、
栄の活躍や
一億五千万の奇跡なんかは
ふとしたときに聴きたくなってしまう。
夏にぴったりの作品。
夏の定番
毎年夏になると地上波放送してる気がします(´∀`*)ウフフ
今回は地上波初のノーカット!!・・ということで久々録画して観ました。
細田守監督の代表作と言えば『時をかける少女』と『サマーウォーズ』ですよね~!
つい最近『未来のミライ』を観てガッカリしたのですが
やっぱ『サマーウォーズ』は何度観ても面白い!!
■近い将来有り得そうな仮想世界
OZは仮想世界でありながら現実世界と結びついている為、
AIの暴走により行政サービスや銀行・交通等、あらゆる現実が混乱になっていきます。
これってそう遠くない未来で起こり得そうな事なので
身近に感じてしまいますね。
現代のネット世代の若者には、すごく親近感が湧く入り込みやすい内容。
■家族の団結
16代続く陣内家のファミリー達が素敵すぎる件(*^_^*)
総勢27名?と1匹(ワンコ)!!田舎ならではですね~。
メインを貼るのは数名ですが家族一丸となって携帯やゲーム機を持ち出して
AIと戦う様は見てて微笑ましくなりましたw
そして一人ひとりのキャラが作り込まれていて親しみが持てます。
万助おじさんが個人的にツボでしたww
しつこいくらい最強武田軍の上田合戦を熱く語りまくるし、
70歳でありながらキングカズマの師匠(・∀・)ガハッ!
■小ネタがちょこちょこある
翔太(警官)が所有しているRX-7を侘助が後半でボコボコにしちゃいますww
車好きにはたまらないRX-7が登場しただけで悶絶ものです(´∀`*)
人工衛星あらわし・・は『はやぶさ』がモデル?
OZの管理者のクジラはジョンとヨーコ。これはジョンレノン夫妻からかな?
こういう小ネタを見つけるのもアニメ映画の楽しさでもあります。
■同時進行で進むサブストーリー
地球の危機なのですが・・同時進行でTV中継している甲子園も気になる件。
正直映画のストーリーとしては、あっても無くても良いようなシーンではあります・・(なので過去の地上波ではカットされていた)
陣内家の家族の結束を表している一つの表現方法ではあったと思いました。
■人との繋がり
仮想世界でも端末の向こうに居るのは生身の人間であること。
花札対決のシーンでドイツ人の男の子が「僕のアカウント使って下さい」ってシーンが一番感動しました。
飽きるとこ等、中だるみは全然無いです。
魅力が沢山詰まっており完成度の高いアニメ映画ですね。
毎年観ても飽きない!
未来のミライは・・どうしてああなった?!(´・ω・`)
何度観ても面白いなぁ。 都合良すぎるとこもあるけどそこはもう映画だ...
何度観ても面白いなぁ。
都合良すぎるとこもあるけどそこはもう映画だから。
何でもかんでも都合良くせずリアルに作ったってそれじゃ映画の意味もない。
この映画に関してはこの都合の良さでも十分に楽しめるしすごく違和感を感じる事もなく。
実家の雰囲気良いなぁ。
夏の描写がすごくうまい。
観ていてずっと夏を感じられる。
ネットの世界の話なんて全然興味もないししょうもないのに最後の花札勝負のとこなんか頑張れって思ってしまってた。
同じ監督作品でも当たり外れはよくあるけど、細田監督の作品はほとんど合う、面白い。
佐久間君も忘れないで。
健二と陣内一族で戦ったかのような粗筋。
佐久間がいなかったらどうなっていたのやら。
色調が好き。
色使いが好き。
デザインが好き。
構図が好き。
OZ。
昔々のウゴウゴルーガのように、雑多な色が詰め込まれた騒がしい世界。
なのに、ホワイト系がうまく使われていて、開放感にほっとする。
いつまでも、このおもちゃの世界に浸っていたくなる。
自然の緑と空+入道雲が嬉しい。
現実世界で、いつの間にか心が縮こまっていたんだということに気づかされる。
そして圧巻が、縁側を長回しで見せる場面。
内にこもったそれぞれの想いと、天まで届けとばかりに飛翔する魂。明と陰り。記憶に残る名場面。
敵キャラが、永井豪氏の『魔王ダンテ』みたいになってからの映像にも目を見張る。真っ黒一色にしていない。どんだけ労力費やしているんだ?セル画とデジタルの違いを見せつけてくれる。
そういう”画”で見せる場面がうまい。
反面、違和感を感じてしまうのが、人間の動き。
骨がない、筋肉を感じられない、イカか水母のような軟体動物がうようよ動いているよう。
手の動きとか腰の動きとか、一つ一つ、本当にこうなるかと自分の動きで確かめたくなり、集中できない。
そして、惜しむらくは、繊細な富司さんや神木君の演技に、映像がついてこれない。
ディズニーや、昔の東映のように、人物の動きから絵コンテ起こせとは言わないけれど、せっかくの芸達者な役者を使っているのにもったいない。栄と健二だけ実写で見たかった。
物語は、IT音痴の私には、仮想現実でありながら現実でもなくはないのではないかと思ってしまう。
尤も、だからこそ、現実では、幾重にもセキュリティがかけられていて、一つのウィルスで浸食できないようになっているんだろう。多分…。
そんな、ある意味、起こりえるかもしれない設定を、深刻に書くのではなく、ひたすらアニメチックに、ゲームチック、中二病万歳的に描く。
花札が重要なアイテムになってくるが、
富司さんが声優をやっておられるからか、
花札が出てくるから、声優に富司さんをと頼み込んだのか。
まだ未見だけれど『緋牡丹博徒 花札勝負』がチラついて、吹き出してしまった。
筋も、ツッコミどころ一杯。
健二のアバターが乗っ取られている=アカウントが乗っ取られているんじゃないの?
戦いに必要なメンバーがご都合主義なのは片目つぶるとして。
栄さんが電話をかけまくった先の人々の動きが見えなくて、それでどうなるが見えなくて、だから何なんだよと思ってしまう。
栄さんの生き方、本当に親族に継承されているの?外から志を持っている者を取り込むことによって、継承されていくってことか?
大家族の絆を描きたかったなら、それを示すエピソードをきちんと描いて欲しかった。
昔、親族一同が集まった時の郷愁は誘う。
広い空。
目に優しい緑と吹き抜けていく風。
かってなことを押し付けてくる親戚。うるさいチビども。
開放的でありながら、enmeshmentな関係。
雑多な雰囲気はよく出ている。
と、あ”あ”と頭を抱えるところ満載なのだが、キングカズマと言い、女神降臨シーンと言い、暗算シーンといい、爽快感で終わる。
真夏の一夜の夢物語としては最高。
面白かったです!
ミライちゃんを、先に観てからだったので、実はあまり期待していなかったのですが、ズルズルと惹きこまれていきました。ドキドキあり、涙あり!近未来的だったり、昔よき日本の大家族な風景だったり、楽しませて頂きました!
オタク・ウォーズ(数学オタクにゲームオタクにアニメオタクそして…私、映画オタク)
再見したが4DXで観ようが観まいがやはりよく出来た作品だと思う。先ず脚本が巧い。全ての情報が有機的に繋がっていて殆ど無駄な情報がない。ただ今回再見して気付いたが侘助のキャラが余り立っていない。「旧家の問題児+元々こいつのした事が全ての始まり」キャラの枠を出ていない。特に後半は影が薄い。まあ、夏希の心が健二に向くのを自然に描くにはその方が良かったかも知れないが。まあ、お祖母ちゃんが(自分とは)血の繋がっていない侘助を家族に迎え入れた度量の広さにホロリとしたことで帳消しにしましょう。さて、実は話そのものは冷静に考えればかなり突っ込みどころ満載である。例えば、片方で世界を揺るがす大事件が起きているのに高校野球の試合を続けているなど本来はあり得ない。ただそういう所にに馬鹿馬鹿しさを感じる隙を与えずに観るものを映画の世界に没頭させる細井守の演出力である。また、逆説的に言えばそこがアニメ映画が実写映画に優る点かも知れない。ヴァーチャルの世界の描き方は今後もどんどん変化していくだろうけれども、この時点ではヴァーチャル世界と実世界とを上手くバランスを持って描けていたと思う。
繋がりは力
第33回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞作。
"金曜ロードSHOW!" で鑑賞。
ノベライズは未読。
AIの暴走による世界の危機に立ち向かうのは、戦国武将の血を引く田舎の大家族と数学オタクの少年。斬新な組み合わせに戸惑いましたが、なかなかどうして琴線に触れました。
田舎の大家族と言えど、生活にネットは欠かせない存在となっていましたが、それが機能しなくなった時、思わぬ悲劇が訪れることに。大混乱に陥った世界を救うために一致団結。クライマックスの総力戦は胸アツの極みでした。
デジタル対アナログの戦いにおいて最後にものを言ったのは家族の強い絆と遥かな想い出、紙に書いた計算式。時代の流れや文明の発展と共に忘れ去られていく風景や人と人との繋がりを思い出させてくれる、豊かなストーリーだと思いました。
[余談1]
細田作品お馴染みの夏の入道雲、とても印象的でした。「夏だなぁ…」と実感出来るし、夏ならではの高揚感が沸き上がって来ました。当然、鑑賞のテンションも暴上げ!
[余談2]
後々「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」を鑑賞し、本作と殆ど同じストーリーだったので驚きました。
電脳空間でのアクションとカタルシス、クライマックスのハラハラ・ドキドキは、段違いに本作の方が良かったです。
[以降の鑑賞記録]
2012/07/20:金曜ロードSHOW!
2013/? ?/? ?:DVD
2015/07/03:金曜ロードSHOW!
2017/08/18:金曜ロードSHOW!
2019/07/19:金曜ロードSHOW!(本編ノーカット)
2021/07/16:金曜ロードショー
2023/08/06:kino cinema 神戸国際
※修正(2024/02/19)
印象に残るアニメ映画☆近未来起こりうるネット上のひと夏の戦い
誰もが一度は真似をした?「よろしくお願いしまーーす!」
~ポケモントレーナーみゆきは、90点の経験値をもらった!~
細田守監督の作品の中でも好きな映画です!
近未来、世界はこのようになっていくのではないでしょうか☆
現実と仮想世界が入り混じり何でもインターネットでできてしまう世界!
現実では日常に思える夏休み!その裏で異常で熾烈な戦いが繰り広げられます!
僕はこの作品に登場する様々なギャップが魅力的で印象的に感じます☆
現実と仮想
日常と異常
生と死
平凡と非凡
大自然と最先端技術
絶妙な演出が観るものを夢中にさせます♪
また、なんと言っても、画のタッチを始めとした雰囲気がかなり好きです!
画を観ただけで誰が監督の映画か認識できてしまうって結構すごいことですよね☆
ふとした瞬間に観返して熱くなります!
★大好きなポケモンに例えると★
ポリゴン
昔は夢の世界だったものが未来では普通!ポリゴンから始まった3D技術の発達ももはや現実世界です☆
ご都合主義とはいえ
目が離せなくて最後まで観れます。
学生時代に観たので、大人になってみるのとかなり感想は変わるとは思いますが、当時観終わった感想は「時かけには勝てないなー」と比較してました。
ほっこりハートフルストーリーです。
家族ものが好きなので、ある程度無理やりでも納得できますが、見ようによっては(というか全体的に?)かなり突っ込みどころが満載なので、ムズムズが好きじゃない方にはオススメできないと思います。
カズマと侘助を愛でる映画なのかな!
シンプルに中高校生向けかもしれないです。
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