サマーウォーズのレビュー・感想・評価
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【絶望的な未来】を 変える
『アバター』並に【アバター】が活躍するこの作品
『スターウォーズ』並に【SW】してるこの作品
物語の後半の展開・・・ すごい泣けた
細田守監督の前作『時をかける少女』がミラクルな傑作だったから
今作は超期待してた
なので予備知識を完全にシャットアウトして鑑賞
なのに その期待を軽~く超えられた
こんな作品こそ 日本はもとより世界中でヒットして
世界中の人を感動させてほしい
この作品に多くの説明はいらないけど
なんといっても【家族愛】
そして どう考えても不可能に見える【絶望的な未来】を
泣き叫びながらも変えようと努力する人々の姿・・・
そんなシーンが『時をかける少女』にもあった
手に汗握る 熱くなる名場面の数々・・・ そして【絆】
たぶん俺は この先ずっと『サマーウォーズ』に夢中です
【ネット社会の問題点】なんかに詳しくなくても
【大切な家族】や【守るべき人】がいる人
絶対に観たほうが良い
興奮しました!
細かい描写にうなずくばかり。
映画のことを何も知らないまま見てしまったのですが、
最初の数分で釘付け!
普段、アニメはあまり見ないので、
アニメとしての作品評価ができるかはわからないのですが、
ちょ~~っとした細かい描写がとってもよかった!
私も親戚がたくさんなので
「あ~、こういうオバちゃんいる!」とか
「こういうガキたちいるいる」って思いながら
他人事じゃなくて。
バーチャルなOZという世界を描いているのに
とってもリアルに感じられるのは
現実の部分がとても細かく描かれているからかな。
友達に薦めても「アニメは・・・」って断れてしまうけど
見たら絶対に面白いんだけどな~~、って思いました。
私は幸運にもこの映画と出会えてよかったけど
アラサーの人たちも十分にたのしめる作品でした☆
仮想世界に依存しすぎた世界
個人も企業も「OZ」と呼ばれる仮想世界に依存している世界が舞台。
世界一安全なはずのセキュリティが破られ、世界中が大パニック!
携帯電話やSNSを頻繁に使用する社会に生きている現代人にとって、遠くない未来を描いたテーマだからこそ、コントロール不能になった時、恐怖感を与えてくれる。
この映画が伝えたかったことは、ネットワーク社会で人と人との繋がりが希薄になっていく中で、困ったときにどれだけ結束できるかということ。
数学が得意な人、花札が得意な人、格闘ゲームが得意な人、野球が得意な人などいろんな人がいる。一人だけじゃ何もできなくても、みんなで試行錯誤すれば何とかなる。
人と人との繋がりを大切にするおばあちゃんがいたからこそ、最後のみんなの結束力がありました。
おばあちゃんが「一人でいてはダメ」と言っていたように、休日くらいは家族で集まって、おかし食べながらテレビでも見ましょう。
クライマックスでは元気玉状態になるなど、全体を通して様々な映画やアニメのアイデアを借りてはいたけど、日本アニメの底力を見せてもらいました。おもしろかったです。
※高校野球決勝で「延長15回逆転勝ち、ナインはマウンドで歓喜の輪・・・」という内容の台詞がありましたが、延長の場合だと、逆転サヨナラ勝ちしかなく、ナインはホームベースで歓喜の輪を作るのでは?クライマックスで盛り上がっていただけに、「あれっ?」と肩透かしをくらいました。
デパ地下の惣菜は無難な美味しさ
男子人気は高いが女友達はゼロであろう自己チュー美少女に体よく利用される、内気な男子。冒頭はラブコメアニメの王道。
田舎に家族集合、昔懐かしいにっぽんの夏の風景。そういえば去年の夏『歩いても歩いても』がヒットしたっけ。
元いじめられっ子、仮想世界で意外な才能を発揮。『ネバーエンディグストーリー』を思い出す。
一般家庭が力をあわせ、世界を滅ぼしかねない巨大な敵に立ち向かう。ほほう『マトリックス』と『グエムル』のコンボできましたか…っておいおい。
どこかで知ってるよな設定のオンパレード。悪くはない。でも、いわば既出の要素を切り貼りしたコラージュだ。完全オリジナルと銘打たれても。
設定を糊付けする展開に妙があれば、それもオリジナリティだが、これまたご都合主義にすぎる。危険な人工知能に立ち向かう一家は武家の末裔。政財界に顔がきくおばあちゃんをはじめ各自、格闘ゲームやコンピュータ、国防に通じるスペックを持ち、そこに数学に強い主人公が助っ人…ほんとたまたま、偶然がたくさん重なってよかったね。
観れども観れども、どこかで知ってる&たまたまが続く。映像は美しく、テンポも良いので面白いことは面白い。料金のもとはとれるけれど。
パーティに招かれたら、デパ地下で買った惣菜を次々供された…ような気分に。料理は無難に美味しく、こなれた会話と綺麗なテーブルセッティングも楽しめた。なのになんだか心から「最高でした」とは言いにくいのである。
拡がらない世界
自ブログより抜粋で。
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作品の概要を知ったときからうっすらと懸念していた不安が的中してしまった。
出来が悪いのかと訊ねられたら「いや、素晴らしい」と答えるし、つまらないのかと訊ねられれば、「いや、面白い」と答えよう。そういう意味では満足度の高い快作に仕上がってる。
でも、好きかと訊ねられたら、「うーん、嫌いじゃないけど」という歯切れの悪い答え方しかできない。
本家の屋敷に大家族が一堂に会する様は田舎育ちの自分にも懐かしい風情だし、近未来を見越したネット上の仮想世界OZにも抵抗はない。
そういった世界観は素直に受け入れられるんだが、ご都合主義がつきまとう物語の組み立てに、どうも冷めてしまう。
映画の冒頭からして主人公も憧れる校内のヒロイン的存在の先輩からフィアンセ役を頼まれて田舎へ旅行という、男子の妄想全開のベタな話。
まあそれは物語の導入だから、それありきの映画と割り切るにしても、二人が訪れた先の親戚一族がねえ。
一族が力を合わせて世界の危機を救うというプロットから予想されたとおり、ドラマツルギー的に“必要とされる人材”を逆算して、親戚として配置される。
OZ内で腕をふるう格闘ゲームチャンピオンとか、スーパーコンピューターを用意できる電気屋さんとか、はては国防情報を盗み聞きできる自衛隊員までそこに配置されているわけで。
監督のやりたいことがわからないわけじゃない。
普段はバラバラの生活を送っている人々が、いざ一大事が起こったときにはそれを乗り越えるべく一致団結して、それぞれの得意分野で力を発揮する様を見せたかったんだろう。
そういうコミュニティの象徴としての“親族”ではあるが、この映画が血のつながりにこだわっているわけでないことは、クライマックスの展開ではっきり提示される。それは今、そしてこれからのネット社会でのコミュニティのあり方を示唆するものだ。
しかし、その提示のタイミングも少々遅すぎた。
追い詰められるまで引っ張ってから、一気に拡がる“つながり”の逆転劇によって感動を誘うという計算が裏目に出て、実質的にそこに至るまでの物語ではやけにこぢんまりした身内内の話に終始してしまった。
テーマとして“つながり”を見せたいなら、血縁というつながりはもっと早くに取っぱらうべきだったように思う。血縁にこだわらず、展開の中で、最初は見えなかった“つながり”へと拡げていくべきだった。
身内内で手に負えなくなったら、隣近所が助け合う地域コミュニティがあるじゃない。例えば電気屋さんなんてそこで初めて登場すればいいわけで。
おおらかな田舎を舞台にしながら、そういう“地縁”コミュニティを完全に無視していることにも違和感を感じた。
“つながり”とは言い換えれば世界の広がりだ。
しかしこの映画は親戚・家族という枠に囚われすぎて、ものすごく狭い世界しか描いていない。
大人も夏休み気分
ネットしない人と行かない方がいい
ネタバレって程でもないけど若干ネタバレです。
ネットオタクで小さい頃から花札をやらされてきた私的には、全てが理解できたし世界に入り込めてとても満足のいく映画でした。
しかし…一緒に行った彼氏が携帯ですらネットをしない人で、内容がサッパリ理解できず感情移入なんて到底できないような状態でした。(本人いわく評価はイマイチだそうです)
「何でゲームに負けただけであんなに泣いてたの?」
「何であの状況で家族中でゲームの応援してたの?」
「って言うかアバターってつまり何なの」
「仮想世界なのに皆必死になりすぎじゃない?」
「暴走って何」
などなど…(;´д`)
余韻に浸りたいのに、そこまで首傾げられるとこっちまでシラけてきます。
1から説明する気も起きません。
誰かを誘うなら、パソコン知識がそこそこある人(できればコミュニティ中心のオンラインゲーム経験がある人)にした方がいいです。
欲を言うなら、花札知識も多少はあった方がより楽しめます。(ラグビーのルールを全く知らない人がラグビーの試合を見に行っても全く興奮できないのと同じ感じ)
ネット知識云々を抜きにしても、心温まる話でした。
私も歳取ったらあんなバーチャンになりたい!カッコ良すぎ!
未来と過去の狭間を生きる現代
家族のチカラ
それぞれの人柄がよく伝わってくる、気持ちをほのぼのさせる映画です。
外見だけでは判断できない、人の思いというのはなかなか伝わりにくい
ものですが、おばあちゃんはすべてお見通しです。孫の嫁には条件的に
はそぐわない主人公の少年の人間性を見抜くところや、嫌われ者が
帰ってきても動じることなく迎え入れるあたりは流石。ラストに向かう
にしたがってツッコミどころも出てきますが、最後まで楽しく見ることが
できました。
みんなで叫べ!! コイコイ!!
こちらの作品は家族がテーマとなっています。
登場キャラクターが多いという事から、各人物の描写不足感が必然的に出てくる事は予想つきますが、主人公が彼女の親戚一同と初対面という事からも、「誰が誰だか分からない」という状況にあえてしているといえるかもしれません。
逆に、そういう未知の領域である彼女の家族の繋がりに飛び込んで、有事の際には一丸となる、というところに本作の1つの魅力があります。
それでも、主人公と彼女が冒頭でどういう関係なのかを描く描写が薄い感は拭えませんが、現実には存在しないネット上の仮想世界オズの説明などの事も考えると、オリジナルストーリーを映画の尺でよくまとめていると思います。
舞台設定の1つがネット内である事から、インターネットに疎いと理解しにくい恐れもあるのですが、そこはしっかり説明をしていますし、何より視覚的に上手くアニメーションで表現しているところから、かなり万人向けの作りになっていると言っていいでしょう。
むしろ、想像上のネット内の世界なので、ネットの知識がない方が、自分の中で補完しやすいかもしれません。
他にも、随所に散りばめられたコミカルなシーンや盛り上がるシーンでのキャラの描写など、エンターテインメント作品としては、非常に楽しめる作品となっています。
設定を受け入れられれば、万人が楽しめる作品だと思いますので、ぜひ多くの人に観てもらいたい作品です。
小さい子供には難しいと思いますが、小学校高学年くらいからなら楽しめると思いますし、大人が楽しむアニメでもあると思います。
個人的にはこの夏の1番候補です。
人がつながる場所
MAD HOUSEがつくっている映画は、本当に色遣いがきれいで、華やかで見ているだけでウキウキします。
コンピューターでのバーチャル空間が現実生活のすべてをつかさどってしまうようになったとき、それを誰かが支配しようとしたら、現実世界も混乱に陥ってしまう。この作品は、何年後かの未来を描いているのかもしれません。
でも、そんな中でも、危機的状況を救うのは、人と人とのつながり。励ましや信頼、そういったものが人を強くし、最後は、世界を救う力になる。
そんな明るいメッセージが込められた素敵な映画でした。
お勧めです!!!
家族愛
この夏、お勧めの1本
この物語は、インターネットによって生み出されたバーチャル世界の持つ危うさを描きつつも、今や遠く離れた家族がメールで繋がりを確認する役割を持つコミュニケーションツールの普及を肯定し、昔ながらの家族の普遍的な強固な繋がりが、世界の人々の心を揺り動かし、世界的な危機を乗り越えようとする姿を描いています。
アニメーションとしては、やたらと登場人物の多い作品だけれど、夏希の祖母の栄(富司純子)の存在感が凄いですね。室町時代から続く武家の末裔で、政・官・財界に知己が多く、危機に際して、時に毅然と、時に優しく電話(!)で励ます場面は、バーチャル世界を描いた迫力とはまた違った次元で、圧巻と言えます。
ただ、惜しむらくは描きすぎで、もう少し観る者に想像を働かせる余地があると、もっと楽しめる作品に仕上がったのではないかと思います。
しかし、この夏、お勧めの1本ですね。是非映画館で観るべき作品です。
映画館で見るべき映画
今年はじめて映画を見たいと思い映画館へ。
正直数学や花札は苦手で分かりにくいところはありましたが、そんな私でも十分楽しめる映画です。見終わった後、満足感を味わえる映画ですし、周りからよかったなと言い合う声も聞こえました、間違いなく今年1番の最高の映画です
全296件中、241~260件目を表示