風が強く吹いている

劇場公開日:

風が強く吹いている

解説

箱根駅伝に挑む大学生たちの青春を描いた、直木賞作家・三浦しをんによる同名小説の映画化。主演に小出恵介、林遣都。箱根駅伝へ出場することを夢見る寛政大学4年生のハイジ(小出恵介)は、事件を起こして陸上から遠ざかっていた天才ランナーの新入生カケル(林遣都)と出会う。致命的な怪我からランナーになることを諦めかけていたハイジだったが、自らが寮長を務める寮にカケルを強引に入居させ、密かに駅伝出場への計画を立て始める。

2009年製作/133分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2009年10月31日

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(C)2009「風が強く吹いている」製作委員会

映画レビュー

3.5キャスト全員、誰も彼もよく走った

2021年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

箱根駅伝に挑む大学生たちの青春を描いた、直木賞作家・三浦しをんの傑作小説を映画化したもの。主演は小出恵介、林遣都。撮影現場を見るために府中のグラウンドまで足を運んだが、「えっ?」と声に出てしまうほどに、キャスト陣のランニングが本格的だった。トレーニングとかそういうレベルではなく、アスリート並みに走り込んで顔つきも役者であることを忘れているかのごとく本気モード。あの名作小説を実際に映画化したのだから、役者たちの心意気たるやあっぱれ。

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大塚史貴

3.0予想通りシュール

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.0林遣都の走る姿が美しい❗️

2023年1月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

2023年1月3日、駒澤大学が第99回箱根駅伝の完全優勝を飾り、史上5校目の大学駅伝3冠を達成した。
…そこで、この作品を思い出してソフトで観賞してみた。

大森寿美男が監督だったことを忘れていた。
ベテラン脚本家の映画監督デビュー作だった。

有象無象の若者10人が、1年で箱根駅伝出場を目指すこの物語は、クライマックスの箱根駅伝に尺を取られるのが明らかなので、一本の映画に収める脚色はかなり工夫が必要だったと思う。
原作小説のどの要素をどのように編み直すかが脚本家のウデの見せ所なのだが、大森寿美男の脚色は上手いと言えば上手くまとまっているのだが、大胆さに欠ける。
無難に原作をなぞってしまっているので、青春群像劇の要素が中途半端になってしまった。
だが逆に演出は、全体的にはオーソドックスな作りだが、随所に凝った映像を織り込んだりして工夫されている。
予選会や本戦の実映像が使われているのは公開時に話題になったが、ドローンが活用されるようになる前の時代なのに空撮を駆使していたり、映画的スケール感も充分だ。

原作そのままに大筋は良い物語だ。
主演の小出恵介と林遣都のほぼ二人だけで引っ張っていたから、群像劇の要素は捨てて、もっとこの二人の関係に絞って深掘りしてもよかったのではないだろうか。
そうすれば、レースの描き方も二人を中心に描けて他校のライバルとの戦いをもっと盛り上げられたんじゃないだろうか。

と、難癖をつけたが、感動的な場面もあって楽しめた。及第点の作品だと思う。
最後は気持ちよく終わったので、終わり良ければすべて良し!
完走したし、シード権も取れたし、みんなよく頑張った❗

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kazz

3.0部員は10人ぎりぎり、有力選手は2人だけで、残りは素人同然という陸...

2022年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

部員は10人ぎりぎり、有力選手は2人だけで、残りは素人同然という陸上部。
彼らが箱根駅伝出場を目指すという話自体はよかった。
ただ、わずか半年の練習で予選会を通過し、本戦でもシード権獲得という展開はあまりにも安っぽい。
しかし、彼らが努力をしたのは事実であり、決して箱根駅伝を軽く考えているわけではなさそうなので、それなりの評価はする。

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省二