今度は愛妻家のレビュー・感想・評価
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おかまの登場人物が登場。 なんと石橋蓮司じゃないか! さすが名俳優。 おかまをやらせても上手いと思った。
動画配信で映画「今度は愛妻家」を見た。 劇場公開日:2010年1月16日 2009年製作/131分/日本 配給:東映 豊川悦司 薬師丸ひろ子 水川あさみ 濱田岳 城田優 津田寛治 奥貫薫 井川遥 石橋蓮司 行定勲監督 中谷まゆみ原作 井上陽水主題歌/挿入歌 夫(豊川悦司)と妻(薬師丸ひろ子)の日常が描かれる。 夫の健康を案じて身体にいいものを勧める妻。 全く意に介さない夫。 夫の妻に対する数々のひどい言動と態度にあきれた。 子供が欲しい妻と、そんな気がない夫。 そんな夫に愛想が尽きたのか、 「別離(わか)れる前に写真を撮って」 夫は写真家だった。 おかまの登場人物が登場。 なんと石橋蓮司じゃないか! さすが名俳優。 おかまをやらせても上手いと思った。 終盤に妻は実はもう事故で他界していることが判る。 え!マジかよと思った。 まあ、お芝居だからこういう展開もしょうがないのかなあ。 元々は戯曲(舞台のための脚本)だったものだが、 何故か映画化されたようだ。 個人的にはただただ悲しい話だと感じた。 満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
この薬師丸ひろ子は堪りません‼️
メインキャスト全員の優しさが溢れ出ています。 事実が判る毎に鳥肌が立ちました。 水川あさみ、いい味出してました。 石橋蓮司のオカマは妙演でした。凄み有りました。 とても良かったです。
ネタバレしてます
コメディだと思っていたので、展開に驚かされました。
離婚記念に写真を撮るところから、死んだ後に手を繋いで歩くシーンまでが特に好きです。
さくらが死んだと言って口説く伏線や、人参茶で正気に戻ることを表現するなど上手いなぁと思います。
以下は、気になった点です。
・蘭子が魅力的でないので、惚れた誠まで好きになれない。せめて、妊娠したのが本当に誠のせいだと思っていて、誠に伝えるべきか悩むような一面が欲しい。
・初日に撮った写真で惚れてると言われても心に響かない。
さくらが死んだことが分かってからは、さくらとどのように決別して立ち直るかが気になるぐらいなので、それ以外は削った方が素直に感動できたと思う。
「なんで生きてるうちに言ってくれなかったの?」とさくらから直接死んだことを告げられて、ようやく、さくらの死を受け入れることができたのかな。
真に迫る演技、クセになるキャラクター
事前情報なしに鑑賞。前半は軽やかだが、後半は怒涛の展開が待っていた。感情を揺り動かされた。「まさか」の連続だった。「大切なものは失った後に気づく」というのはよくあるメッセージだが、俳優陣の真に迫る演技と演出によって、そのことが説得力をもって伝えられている。第一印象はコメディなのだが、決してその枠に収まることのない、良い意味で期待を裏切る作品である。豊川悦司、薬師丸ひろ子、石橋蓮司の個性溢れるキャラクターはクセになりそうだ。
すげー良い映画だなぁ!
男目線だけど 今まで知らなかったけど、、 友人に泣けるって言われて鑑賞 泣けましたよ。 失った物の大きさ 失わないと気づかないこと 日常の大切さ 支えてくれるもの まだまだ色々感じた映画でした。 観て良かったです。
今度は愛妻家。
悲しい映画だった。 人は後悔してからじゃないと反省できなかったりする。特にホント、男の人。 大切にしても、大切にしても、大切にしてもらえないとき何かが壊れるよね。 そおゆうの男の人、分からないのかなあ。 一度、見たあとまた見ると違う見え方。 つまりはそう。 これは男の人が見るべきだな笑 泣いちゃう映画ですね。
涙腺崩壊とはこのこと
素直になれないやんちゃな夫と 天真爛漫で明るく純真な妻 どこにでもありそうな夫婦の形… ただコミカルに描かれる映画かと思いきや いい意味で期待を裏切られた 中盤からは、自分でもびっくりするほど 涙がこぼれ落ちて止まらない 切なくも温かさのあるラストに 当たり前と思っていたことが実は当たり前ではないこと 失って気づく前に伝えようと思えた
とても良い作品だったけれど長かった。 石橋 蓮司が最高に良かった。...
とても良い作品だったけれど長かった。 石橋 蓮司が最高に良かった。 還暦オカマ演技が最高に素晴らしかった。 お話も良かった。ただサイドストーリー的な部分までしっかり映像で説明していて、見せ過ぎな印象を受けてしまった。
夢の中へ
さくらがしゅうちゃんの妄想だと分かってからは、もう少し話をコンパクトにした方が良いと思いましたが、そこ以外は良かったです。作品の雰囲気がどことなく80年代っぽく感じたのは、薬師丸ひろ子が主演で劇中に「夢の中へ」が歌われていたせいなのでしょうか。夫役はトヨエツよりも、プライベートは抜きにして玉置浩二の方が絶対にハマったと思いました。
人間というものは失ってから初めて、そのものの大事さに気づく生き物で...
人間というものは失ってから初めて、そのものの大事さに気づく生き物である。
特に男は、手の中にある時はそんなそぶりを見せないくせに、手の中からいなくなろうとすると途端に自分のしていたことを自覚して焦ってもう一度手中に収めようとする。
どうしてあの時もっとこうしなかったんだろうとか、こうしていれば今のようにならなかったんじゃないかとか、
言ってみれば考えても仕方ないことをウジウジ考えたりする。
妻が愛してくれているのは一生のことだと思っていたのに、実際そうではなくて、別れる段階になって本当は照れているだけで、妻を愛していると分かった夫。
夫を愛しているのに、夫はつれないし冷たいし浮気もするダメ亭主。
タイミングがズレているだけで本当は同じ方向を向いていたはずの2人が、もう違う線上を進み出している。
そこからどうにか同じ道を歩くのはなかなか難しい。壊れたものは元に戻らないし、やったことはなかったことには出来ない。
もう取り戻せないけれど、夫側からすれば、ある意味ではやり直すチャンスが与えられたとも言える。その証拠に、指輪を買ってきたりもする(ずっとポケットに入れてたのかな?とか考えて、豊川悦司が愛おしくなる)。
薬師丸ひろ子の飾らない大らかな妻がかわいくて、豊川悦司のつれない夫に果敢に挑んでいくシーンは、ああ、そこには愛があるんだなぁと感じる。
豊川悦司は分かりにくいけれど、徐々に妻への気持ちを明らかにしていき、ちょっとずつ前に進もうとしている。
話の展開は読めたけど、石橋蓮司のキャラクターやら、濱田岳と水川あさみの流れで飽きずに見られた。
欲を言えば、濱田岳と水川あさみの流れは無しで、もっと薬師丸ひろ子・豊川悦司+時々石橋蓮司のやりとりを見ていたかった。
豊川悦司の悲しみ、石橋蓮司の悲しみ、最後に関係性が明かされてよかった。
生きていれば、言ったことを取り消せはしないけれど、謝ることはできる。
豊川悦司のそばに石橋蓮司がいて、よかったと思った。
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