引き出しの中のラブレター
劇場公開日 2009年10月10日
解説
ラジオのパーソナリティを務める真生は、4年前に喧嘩して絶縁した父親と仲直りできないまま、父親に他界されてしまう。間もなく真生のもとに生前の父親が書いた手紙が届くが、真生は手紙を開封することができず引き出しの中にしまってしまう。そんなある日、真生は心の奥底に隠されている想いを伝える企画「引き出しの中のラブレター」を思いつく。主演は常盤貴子、共演に林遣都、八千草薫、仲代達矢ほか。
2009年製作/119分/日本
配給:松竹
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2022年4月24日
Androidアプリから投稿
ラジオに投稿したらラブレターが読まれて相手に伝わる!奇跡の様なストーリーですね。人生が変わるかも。
2021年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
こんな素敵な映画があったなんて!
常盤貴子さん、大好きな女優さんです。
彼女の出演するドラマ、映画には彼女の醸し出す雰囲気がしっかり出ていて感情移入させられるものばかり。
この作品も然り。
人にはそれぞれドラマがある。
それをラジオを通りて伝えようという物語。
え〜ってなるシーンもありますが、そこは映画。
仲代達矢さん、頑固オヤジの後にお涙。男たちの大和を彷彿。
八千草薫さん、いいお母さんの雰囲気で大好き。
常盤貴子さんと本上まなみさん2人の会話が関西弁に戻るところはほんわかしました。
さすがです。
好きな映画に出会えました。
2019年9月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ラジオのパーソナリティを務める真生は、4年前に喧嘩して絶縁した父親と仲直りできないまま、父親に他界されてしまう。間もなく真生のもとに生前の父親が書いた手紙が届くが、真生は手紙を開封することができず引き出しの中にしまってしまう。そんなある日、、、
2018年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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常盤貴子入籍というニュースを聞いたおかげで、スルーするつもりだった作品だったのに慌てて映画館へ行きました。伝えきれなかった想いをラジオDJが読み上げることによって人と人が繋がるという、温かい作品でした。今年もっとも泣けた映画かも・・・泣き顔を見られたくないので煙が目にしみたように見せるためにそそくさと喫煙室へ・・・
ラジオ・パーソナリティの久保田真生(常盤貴子)を中心とした群像劇スタイルになっていて、意外な仕掛けもあったりするので物語の構成もなかなかの出来栄えです。そこで圧倒的な存在感を示すのが笑わないお祖父ちゃん・仲代達矢。現在、能登演劇堂において若村真由美と無名塾による『マクベス』が公演されてます(観たいけど、チケットはとっくの昔に完売)。
オセロの中島知子もよかったのですが、タクシー運転手として最も注目してしまったのがタクシードライバー役のフットボールアワー岩尾望でした。「また苦情がきてるぞ」「道を覚えろ!」と上司に怒られ、道を間違えてお客さんにペコペコ。「道を知らないならカーナビを使えるようになれ!」。リアルです・・・中島知子が手を挙げた瞬間などは車を停めたくなる衝動に・・・ちなみに私の車にはカーナビがついていません。
親子、夫婦といった家族間の確執がメインのストーリーだったため、わざとらしい恋愛ドラマよりも共感できたような気もします。台詞の中では「元気ですごしていればいい」「親は子の言うことを聞くようになる」といった言葉もいいけど、片岡鶴太郎の「毎日一緒に飯食っていれば・・・」なんてのにはグサリときました。
タイトルにある“ラブレター”という言葉にいい意味で騙されたですが、英語では本来家族間や友人間でも“アイ・ラブ・ユー”を連発するので、なにかと気持ちを伝えるのが下手な日本人にとってはカンフル剤となり得るのかもしれません。もっともケータイメールが流行っているので現代っ子には当てはまらないのでしょうけど。
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