ミーアキャット

劇場公開日:

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ミーアキャット

解説

ドキュメンタリー映像の世界的権威として知られるBBCフィルムズとBBCナチュラル・ヒストリー・ユニットが共同製作。アフリカ、カラハリ砂漠に生きるミーアキャットの生態を追ったネイチャー・ドキュメンタリー。天敵であるワシやヘビとの追走劇や、餌となるサソリとの格闘、アフリカの灼熱の大地など、体長7~30センチのミーアキャットの視点でとらえた映像が見どころ。ナレーションを務めるのは、本作が最後の仕事となった名優ポール・ニューマン。

2008年製作/85分/イギリス
原題または英題:The Meerkats
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2009年1月10日

スタッフ・キャスト

監督
ジェームス・ハニーボーン
製作
ジョー・オッペンハイマー
トレボー・イングマン
撮影
バリー・ブリットン
マーク・ペイン・ギル
音楽
サラ・クラス
編集
ジャスティン・クリシュ
ナレーション
ポール・ニューマン
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Yaffle Films (Meerkats) Limited (C) 2007 Mattias Klum/NationalGeographic/ゲッティイメージズ

映画レビュー

4.5リアル動物ドキュメンタリー。ちっちゃいし弱いから危険な目にあいまく...

2020年10月4日
スマートフォンから投稿

リアル動物ドキュメンタリー。ちっちゃいし弱いから危険な目にあいまくる。ミーアキャットの子供コロが家族から離れたくましくなっていくの様子にナレーションをつけた映画。

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collectible

3.5撮影の苦労が想像される

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

総合:70点
ストーリー: 65
キャスト:0
演出: 70
ビジュアル: 90
音楽: 75

 相変わらず素晴らしい映像である。よくぞここまで撮影できたものだといつも感心させられる。美しい映像もあれば巣穴の中の映像もあり決定的な場面の映像もある。これらの撮影には相当な努力と忍耐力が必要だったのは想像に難くない。

 ドキュメンタリー調だがおそらく物語は真実ではなくて、いくつもの映像を切った貼ったで繋ぎ合せて人間によって作られたものだろう。例えば公式ホームページには鷲がミーアキャットを偶然運んでくる場面の撮影に成功したと書いてあり、映画の中のように主人公コロの兄が食べられたわけではなさそうだ。子供のコロも本当は若いうちに死んじゃっていて、他のミーアキャットに入れ替わっているのかもしれない。放浪の末にやっと家族に会えて合流出来そうなのにそこにライオンが現れるなんてのは、人間による物語を盛り上げるための演出だろう。
 だけど野生のミーアキャットの群れが現実に経験するようなことを物語に取り込んでいるのであろうし、少なくとも映像は野生のものであるわけで、フィクションであってもノンフィクションに近いものとして動物好きには楽しめる。

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Cape God

3.5けものを観て人をおもふ・・・

2012年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

知的

個人的にこの手の動物を主体とするドキュメント映画は
観ない事にしています、途中で飽きるのが理由。
なんとも当り前の事を膨大な時間をかけたフィルムを
これでもかと魅せられて、最初は感動するのだが
最後の方ではテーマが段々解らなくなってしまうのです。

でもね、この映画は単純にミーアキャット(KATで猫ではない)
の家族が主人公で何とも人っぽくって(人を喰ってる)
愛着が湧いたし、シンプルなストーリーこそテーマがわかる。

しかも三谷さんの吹き替えがあったので・・結果、大失敗ですが(笑)
なんかユーモラスなイメージを出したくて彼にしたのだろうが
元はポール・ニューマンだぜぇ。
あの渋い声とイメージが壮大な画を際立たせたと思うのですが
※洋画版=オリジナルは観てません、あくまでも想像です。

シンプルに過酷な環境や、その行動をを感情を持って解説する、
こんな難しい役を脚本家、監督にやらせちゃいかんよ。
もっと、ベテランの大御所いたでしょうに。
残念です。

でもね、小さな娘さんとパパが観るには持ってこいの1作です。
パパさん、ぜひ観てみてくださいね。

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としぱぱ

3.5過酷な土地で生きる習性。

2009年1月25日

怖い

興奮

幸せ

昨年訪れた動物公園で、このミーアキャットを初めて見た。
…か、カワイイ!!
ちょうど餌やりタイムで、飼育係のお兄さんがやや珍しい
彼らの生態について、いろいろ説明してくれていた。
コロコロ回す(今回の主役名もコロ^^;)餌台を上手に回転させ、
皆が餌に群がる中、ただ一頭だけがジ~っとこちらを見ている。
その時は、こいつ♪目立ちたがり屋!なんて思っていたのだが、
あとで調べたら、なんと彼は父親で、見張りの最中だったのだ。
今作を観て、彼らの生態がもっと身近に分かるようになった。
そうか、餌を獲るにも命がけの、大変な生活だったんだ…と。

いきなり二本足で立つから?というわけではないが^^;
彼らの生態を見れば見るほど、人間っぽい部分が多くて面白い。
大家族で暮らし、親・兄弟・親戚が一丸となって家族を支える。
子供が生まれれば皆で世話をし、餌捕りから危険回避までを
徹底的に教え込む。だが、それを会得する前に死んでしまう
確率も高いようだ。彼らは成長してもたった30センチしかない。
カラハリ砂漠で、数々の敵から身を守るには、群れて生きるしか
方法がないのだ。…さすがBBC!(爆)という映像が続く。

生まれたばかりのコロ(なぜこの名前なんだろ)の危なっかしい
行動が巻き起こす危険の数々、、よくぞ撮った!(そこがBBC)
映像の緊迫感はもの凄く、いつ食われちまうんじゃないかと…
ハラハラしながら観るものの、結局のところはそういう場面が
だいたいを占めており、ただ可愛い~♪という物語を期待すると
まるで違うものを観ることになる。子供達も、シ~ンと観ていた。
生存競争は彼らだけのものではないが(そこもちゃんと描かれる)
皇帝ペンギンといい^^;どうしてそんな過酷な土地で生きようと
するのか、いくら習性とはいえ…なんとかならないかとも思える。

でもそんな動物たちは、思うより冷静で勇敢だ。
危機回避の術を独りでもやってのける。そうしなければ死ぬだけ。
コロが危険を脱し、家族のもとへ帰るまで、母親になった気分で
ハラハラしてしまった。なんかそんな無鉄砲さも^^;人間みたいだ。

これ、P・ニューマンの解説でぜひ観たかった。心残りだ…。

(母親が子供を守る姿勢、抱き寄せる仕草、そっくりでビックリ!)

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ハチコ