今日という日が最後なら、
劇場公開日:2008年6月28日
解説
八丈島で生まれた双子の姉妹・聖子と舞子。しかし母親は病弱な舞子だけを残して島を出て行ってしまう。それから20年後、成長した舞子は活気を失いつつある八丈島を盛り上げるため“八丈祭”を企画。祭りの直前、家族に会おうと都会を訪れた彼女は、姉の聖子と再会を果たす。20年の時を埋め合わせるかのように仲良くなった2人は一緒に八丈島へと渡るが……。自然が広がる八丈島の魅力をたっぷり詰め込んだ青春映画。
2007年製作/107分/日本
配給:アルゴ・ピクチャーズ
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2010年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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タイトル最後の「、」が気になって、
あともうひとつ「八丈島」が舞台というのが、
気になって、見てしまいました。
事前に、作品レビューを
斜め読みしていったのですが、
本当に、知らない役者ばかり。
「あなた、誰??」の連発。
制作費、当然なかったようで、
合成映像も、音楽も、とてもチープ。
だけれども、大当たり!の作品でございました(平伏)。
ここに、こうやってレビューを書く前、
気になったこともあり、この映画関連の
HPを色々と検索してみました。
『八丈祭』
映画見ながら、きっと実在する祭りなんだろうな、
とは思いましたが、やはり実在していました。
『島を盛り上げる』
これもこの作品の、重要な趣旨だろうな、と
思いましたが、やはり、その通りでした。
エキストラ、宿泊代、ロケ、全て、
島民の全面バックアップ体制がとられていたようです。
『役者、八丈島の人ばかり?』
このナゾは、完全には解き切れませんでした。
一部、プロの方がいらっしゃるようです。
いや、実は標準語と方言を話す設定の役者さんが
何名かおり、明らかに方言のほうが演技が自然で
上手い方が、何名かいたものですから、気になって
仕方がありませんでした。
大当たり!と書きましたが、
正直、演技は拙いです。先に記したとおり、
お金がないですよ感、丸出しです。
でも、スゴク熱気が伝わってくるんです。
一生懸命感、とでも言えばイイのでしょうか。
「私達の演技が、まだまだなのはわかっている。
お金もない。あと、残っているのは情熱だけ」みたいな。
メジャー作品には、
ありえないオーラが伝わってくるんです。
こんな作品、虚構の世界、マンガや、深夜ドラマの
ストーリー内でしか、お目にかかれないと思い込んでました。
作品内のセリフ
【無理、無理、って何もしなかったら、進まない】と同じで。
ストーリーは、
やはりわかりやすいですし、先が読めます。
主人公、難病もので、最後に亡くなりますし。
母親と姉を見送る飛行場のシーンでも、
金網にすがり付いて、泣きながら崩れ落ちますし。
それなのに、どうして母が来ると信じて、
海(港)を見ていたんだ?という矛盾はありますが(苦笑)。
設定、
双子の一人が病弱で、島から離れられず、別々になる。
これは、面白いな~~、って単純に思いました。
双子の配役はNHK『ふたりっこ』を
オマージュしてるんですかね。そっくりでした。
男っぽさと、女っぽさで。
と、突っ込みだすとキリがありませんが、
かなり、面白く、新鮮な作品です。
DVD化は微妙ですが、もしされたらご覧下さい。
結局「、」の意味は、わからなかった(苦笑)