劇場公開日 2008年8月23日

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スター・ウォーズ クローン・ウォーズ : 特集

2008年8月22日更新

ついに公開を迎える「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」! すでに先行上映で見てしまったコアなファンではないものの、見なければ後悔しそうな気もして悩みが尽きない方も多いはず。そこで編集部が忙しいあなたの代理となって、見るかどうかを判断するためのデータを整理してみた。

「クローン・ウォーズ」鑑賞前の4つのポイント

アナキン同様に生意気なパダワンの少女アソーカ・タノ(左)
アナキン同様に生意気なパダワンの少女アソーカ・タノ(左)

【その1】新キャラが登場する!

最大の新キャラは、ジェダイを目指して修行中の少女アソーカ・タノ。まだ中学生か高校生くらいの少女なのに、アナキンをニックネームで呼ぶナマイキぶり。しかも腕が立つ。そしてそれまでパダワンを持つことを拒否していたアナキンが、彼女をパダワンにしてしまうのだ! ほかにジャバ・ザ・ハットの赤ん坊や、同じハット族の別キャラ、ジロ・ザ・ハット、アナキンと共に戦うクローン兵士のキャプテン・レックスらが新登場。また、R2-D2タイプのドロイドの新キャラも多数登場する。悪役アサジ・ヴェントレスはTV版「クローン・ウォーズ」のキャラだが、TV版を見ていなければこれも新キャラ。

悪役アサジ・ヴェントレスはオビ=ワンと対決
悪役アサジ・ヴェントレスはオビ=ワンと対決

【その2】旧キャラはこの辺が登場

ポスターに登場しているオビ=ワンとアナキン、ヨーダ以外に、おなじみの誰が登場するのかも気になるところ。この点、意外性がないのがちと残念だが、C-3PO、メイス・ウィンドウ、パドメ・アミダラ、ジャバ・ザ・ハット、ドゥークー伯爵、パルパティーン、ヌート・ガンレイ、プロ・クーンが登場。また、映画版の俳優3人、サミュエル・L・ジャクソン(メイス)、クリストファー・リー(ドゥークー伯爵)、アンソニー・ダニエルズ(C-3PO)が同じキャラの声を担当。ちなみに本作は、シリーズで初めてヨーダの声をフランク・オズが担当しない映画となった。ヨーダの声はTV版「クローン・ウォーズ」のヨーダと同じ、TV「パワーパフ ガールズ」で博士の声を担当しているトム・ケインが担当。

パルパティーンやメイスも登場
パルパティーンやメイスも登場

【その3】新事実は発覚する?

時間軸は「エピソード2」と「エピソード3」の間で、TV版「クローン・ウォーズ」の続き。なので「エピソード3」を覆す展開はない。物語は、旧3部作ではルークの父とオビ=ワンが共に戦った伝説の戦争として語られた「クローン戦争」の一場面。なので「クローン戦争」が実際はどんな戦争だったのか、その一端を見ることが出来るのは新たな体験だが、「スター・ウォーズ」における宇宙の歴史や、スカイウォーカー家の歴史を揺るがすような新事実はない。しかし、新たな事実はないわけではない。まず、アナキンにパダワンがいたのは新情報。また、この時代のクローン兵には個性があることや、この時期のアナキンとアミダラの秘めた関係のありようは、初めてスクリーンに描かれるもの。ジャバ・ザ・ハットが子供思いだということも意外な新事実だ。

伝説の戦争の全貌が明らかに!?
伝説の戦争の全貌が明らかに!?

【その4】で、繋がりはどうなの?

実は、旧作ファンが思わずヤラレてしまう小ネタは、随所に仕込まれている。ホログラム通信機関連の「エピソード4」を思い出させるシーンがあったり、ジャバ・ザ・ハットと同じハット族が経営する酒場には、ジャバの宮殿の踊り子と同じ種族の踊り子がいたり、カンティーナ・バンドにもいたのと同じ種族のバンドがいたり。細かいネタが繋がるという「スター・ウォーズ」シリーズのお約束をしっかりキープ。なのに意外なことにあのお約束のセリフが無いという、見てのお楽しみネタも仕込まれている。

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