さくらんぼ 母ときた道
劇場公開日:2008年11月1日
解説
チャン・イーモウ監督作「初恋のきた道」で世界中を感動させた脚本家パオ・シーが、自らの幼少時代の体験を基に描いた母と娘の物語。美しい棚田が広がる雲南省の農村。知的障害を持つインタウは、暗い夜道で見つけた赤ん坊を家へと連れ帰る。赤ん坊にホンホンと名付けて大事に育て始めるインタウだったが、やがて成長したホンホンは、自分の母が他の人と違うことを恥ずかしく思うようになり……。インタウ役に「鳳凰/わが愛」のミャオ・プゥ。
2007年製作/107分/中国・日本合作
原題:桜桃
配給:ザナドゥー
スタッフ・キャスト
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2023年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
私はこんな愛情深い母にはなれない…
子どもの言動に振り回されてばかり。
器の大きさのない私は、胸が苦しくなるばかり。
泣きました。
2023年5月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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父さん母さんを大事にして、毛首席の言葉を信じて、一生懸命勉強すれば、必ず良い未来が待っているよ。って言っている。
日本の映画にもこんな映画あった。すごくよく似ている。『自分は空を飛べるって思って、火の見櫓の上から落ちてしまうって映画。』
それは兎も角、
設定がめちゃくちゃ。季節感が全く無い。時間や季節の流れが感じられない。
さくらんぼが実るのは一ヶ月くらい。豚は5年経っても育っていない。カエルが鳴くのに、田んぼは休耕田。同じ服装。同じはなたれ小僧。育児らしい事をしていない。普通、赤子は別のベットを作るか、添い寝する場合は壁側に寝かすはずだ。
国を代表する様な演者家の一派なら、そう言った細かい所にも気を付けて演出してもらいたい。これを繰り返すと、日本映画の様になる。中国映画らしい映画を作って貰いたいものだ。兎に角、
なんか、付け焼き刃で撮影されたプロバガンダなパイロットフィルムか、若しくは卒業制作って感じだ。評価出来ない。差別を助長するだけ。
中国ては考えられない裸まで披露して、体当たりの演技をしている演者が可愛そうだ。
2010年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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映画「さくらんぼ 母ときた道」
(張加貝(チャン・ジャーペイ)監督)から。
知的障害者が、子育てをする大変さを、
真っ正面から、私たちに伝えてくれる作品であった。
捨て子だった主人公が、知的障害者の母に拾われ、
まわりから、母親のことを「ウスノロ」と呼ばれても、
何も気にせず、幸せだった日々を、大人になって振り返り、
一所懸命に育ててくれた、知的障害者の母に対して、
その偉大さを実感しながら、
「母を恥じた昔を、今では心から後悔しています」と呟く。
しかし私は、急に降り出した雨の中を、母は娘のために、
自分は濡れながらも傘を持って迎えに行くシーン。
あれだけ嫌がっていたのに、なぜかそれを受け入れながら、
黙って、1つの傘に一緒に入るシーンが忘れられない。
大人にならずとも、知的障害者の母は、感じていたはずである。
作品中、何度も何度も、父親が娘に諭す台詞。
「母さんのお陰で、おまえはいるんだよ」
この2つの台詞だけで、何年経っても、思い出せる作品と言える。