ザ・ムーン

劇場公開日:

ザ・ムーン

解説

1969年7月20日、アポロ11号が月面に着陸。ニール・アームストロング船長によって、月に初めて人類の足跡がしるされた。以降、72年までの間に12人の宇宙飛行士が月に降り立ったが、いまだ地球外の地に立った人間はその12人しかいない。NASA提供による初公開の映像や、アポロ11号のバズ・オルドリン、マイク・コリンズ、奇跡的な生還を果たしたアポロ13号のジム・ラベルら、アポロ計画で月へ向かった10人の宇宙飛行士たちが当時の体験を語るドキュメンタリー。

2007年製作/100分/イギリス
原題:In the Shadow of the Moon
配給:アスミック・エース

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(C)Dox Productions Limited 2007. All rights reserved

映画レビュー

4.0宇宙に人生をかけた人達

2016年4月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

確かに月に降り立った人、宇宙から地球を観た人の言葉は深く、心に突き刺さるものがあります。それだけで100分楽しめました。

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にゃんた

4.0アポロ計画のドキュメンタリー

2011年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

 アポロ計画のドキュメンタリーで、当時の映像とアポロ計画に参加した宇宙飛行士のコメントで構成されています。

 印象的だったのは、映画の最後、アポロの宇宙飛行士たちが、今の世の中の状況に対しての意見。
 「地球という美しく自然豊かな星に生きていられるだけで幸せなんだ」
 「ささいなことで不平不満を言うな」
 「利便性ばかり追求するな」
 科学技術の最先端で活躍した人たちにしては、非常に謙虚である意味保守的。やはり、別の天体を体験すると、ある種の特別な境地に達するのかもしれません。月に行って、地球の価値に気づいたということでしょう。しびれました。

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ringo

5.0混沌に包まれた人類を救うのはフロンティア

2009年2月12日

泣ける

興奮

この作品を映画として、そして、安易なフィクションとして観ると期待をはぐらかせられる。口当たりが良い娯楽作品に慣れた方には退屈このうえないと思う。なぜなら、この作品は厳然たる事実を映し出しただけのものだからだ。人類という種が「生きる」ことに関して考えることが要求される作品である。(アポロから40年も経って、次段階に進めない現状には歯痒さを禁じえないが。)
 洋の東西を問わず、我々は知的好奇心によってドライブされてきた。猿人から原人、原人からヒトへと変化させたもの…我々はこれからも変わっていくのだろう。その意味で、アポロは近時点でのエポックメーキングなプロジェクトであったことが再確認できる。
 このような経済状況の昨今に、この作品に出会えて、非常に嬉しく感じた。

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galient777

3.5ライトスタッフ。

2009年1月25日

興奮

知的

幸せ

ロン・ハワード監督の「アポロ13」は名作として有名だが、
私はこれを観て真っ先に「ライトスタッフ」が観たくなった。
アポロより前、マーキュリー計画を背景にした物語である。
どちらにしても、宇宙飛行士の過去を持つ男性陣は、
気高いのはもちろん、何とも可愛くてカッコよく朗らかだった。
現在も元気な皆さんが出演し、朗々と当時のいきさつを語る。
同時にNASAで画期的保存されていた?秘蔵映像が流れる…。
いや~きれいだ。月から見た地球の美しさときたら!
今まで何度も何度も(教科書でも)見たけれど、やはり美しい。
こんなにキレイな惑星を、なんとしてでも守らなければ!と
改めて思う。彼らの功績はそれを再度私達に知らしめてくれる。

ほぼ全編ドキュメンタリー構成なので、彼らのインタビューと
当時の映像が交互に挿入され、あ、これがこの人なのか。と
だんだんと顔と名前が一致してくる…^^;
有名な3名、11号のN・アームストロング(当時の映像のみ)
M・コリンズ、E・オルドリンの映像が一番多いのは分かるが、
何といっても彼らが静かの海に着陸する場面には感動できる。
当時全世界が固唾を飲んで見守った映像が、あらゆる角度から
映し出され、有名なアームストロング船長のあのフレーズ
"That's one small step for a man, one giant leap for mankind."
(これは一人の人間には小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ)
が流れると、心でおぉぉ~と感じてしまった。何度観てもイイ。

それ以外の元・飛行士達も皆カッコいい。
もちろん「アポロ13」のジム・ラヴェルご本人も出演している。
「オレの時はこうだった」「その時オレはこう思ったんだよ」と
次々と当時のことを語り始めると、キリがないほどよく喋る!(爆)
何しろ月へ降り立ったのは後にも先にも12人しかいないのだから
皆それぞれに語るところは多いだろうな~と思う。確かに^^;

前述の話に戻るが、映画「ライトスタッフ」の中で
のちのアポロ1号(204)の船長となるも、テスト中の事故で命を
落としたヴァージル・"ガス"・グリソムがもし生きていたなら、
11号の船長となった可能性が高かったことを後で記事で読んだ。
事故と生還の狭間で夢を失わず、命を賭けて飛行に挑んできた
すべての飛行士に敬意を表したいと改めて思った。

(確かにエンディングは平井堅もいいが、シナトラが良かったな)

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ハチコ
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