イエロー・ハンカチーフ

劇場公開日:2010年6月26日

イエロー・ハンカチーフ

解説・あらすじ

山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」(77)をハリウッド映画としてリメイク。主演はウィリアム・ハート、クリステン・スチュワート、エディ・レッドメイン。アメリカ南部、憂うつな日々を送る少女マーティーンは、風変わりな青年ゴーディにドライブへ誘われ、流されるまま旅に出る。やがて2人はミシシッピ川のほとりでひとりたたずむ中年男性ブレットに出会い、旅路をともにすることになる。6年の刑期を終えたばかりのブレットは、「ニューオーリンズで確かめたいことがある」と、過去を語りだす。

2008年製作/G/アメリカ
原題または英題:Yellow Handkerchief
配給:松竹
劇場公開日:2010年6月26日

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映画レビュー

3.0 amazonから売られたケンカを買おうとしたら、なんでかコレに行きつきました。

2025年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

癒される

なんでか?アマプラの「あなたの興味のありそうな作品」に『パイナルファンタジー』ってのが出てきたのさ。
amazonに思いっきりケンカを売られているような気がして。
でも、タイトルが面白そうだったから観ようかとも思ったの。←あっさりと術中に陥るタイプ
でも、ここのところレビュー書いていなかったので、どうせならレビュー書ける作品を観ようと思い留まったわけなのさ。
もしや…と思い『パイナル…』を.com様で検索してもヒットなし。.com様、やはり性の香に融通が利かないようで。
以前も性を絡めたレビュー書いて削除の憂き目に合ったもんなぁ。←推して知るべし
そちらは.com様に思いっきりケンカ売るようなことも書いてましたし。←それがアカン
「軒を借りて母屋に喧嘩を売る」このスタイルもう止めました。←急に弱気
で、以前に『幸せの黄色いハンカチ』を観てレビュー書いた時のことを思い出したさ。
「これも観たい!」とか書いてたとか、いなかったとか。
珍しく洋物のハートウォーミングなヒューマンドラマも悪くないと思って、GAGAの無料体験でチョイスです。
amazonよ、もう「興味ありそうな作品」にキワモノ映画(言い方!)チョイスするなし。
相変わらず枕が長いです。さっさとレビュー行きます。

ゴーディが必死にマーティーンを口説き落とそうとしてたけれど、私は???だったの。
ヒロイン①のマーティーン(クリスティン・スチュワート)は私の食指が動くようなタイプじゃなかったから。(言い方!)
モーテルの女主人役で桃井かおりがご出演だったことにはニヤリとさせられましたが。米国人ちゃんとわかってる。
でも、ヒロイン②のメイ(マリア・ベロ)にもピクリとも反応しなかったの。
オリジナルの倍賞千恵子のイメージで見ていたら完全に裏切られます。“おしとやかな”貞女とは相容れないキャラになってるの。
「じゃあ誰やったらええっちゅーねん!」と問われても海外の俳優さん全く知らない映画音痴なわけ。ごめんなさい。
名前を耳にして覚えている外国人女優さんってトレイシー・ローズくらい。←こら!
違うよ!メイのポジションの女性には『ロッキー』のタリア・シャイヤがいいって思ったの。
てか、ブレッド。倍賞千…ジャナイ!!メイにキス誘われたにしてもさ、あとはスケベ爺ですやん!(言い方!)
ごめんなさい。ブレッドの名誉のために観直してみましたけれど、アレは99%メイが悪い!急にキレるなし。女心ってようわからん。
イケオジのブレッドと真逆のクズオジのクセに難癖多いぞ朴念仁。
そしてね、オリジナルを知っている目から見ると、90分少しの映画なのになんだかとても間延びしている感じに思えたの。
正直、半分まで観進めたところで挫折しそうになったの。ブレッドがチンピラを凹ったあたりで、物語が動き出しそうな気がしたので頑張りました。

メイのこと散々悪く書いたんですが、ブレッドも肝っ玉小さい。悲しい過去のあるメイに拗ねて当たるなし。こういう時ほど、男の器って試されるんやで。
とか私如き朴念仁が言えたこっちゃないんですが。
不器用な健さんの方を見慣れているから、どうにもウィリアム・ハートが演ずるブレッドがちょいと饒舌気味かも…と思っちゃったの。
でもね、言わせて!ラスト近くで、イチャイチャモードのゴーディとマーティーンを見るブレッドの目って、無言のまんまやっぱりスケベ爺でしたよね。「こいつら、きっちりヤりやがったなw」みたいな。「目は口ほどに物を言う」みたいな。
そうそう!ウィリアム・ハートを調べていた時に、非常に興味深い発見をしたの。偶然再会した映画のタイトル『アルタード・ステーツ』これアマプラにあるかな?ちょっと寄り道して調べに行ってきますね。
くそう!課金だった。TSUTAYAにあるかな?

また寄り道してごめんなさい。本筋に戻ります。
オリジナルは、贅沢にも高倉健の勇作を狂言回しにして欽也(武田鉄矢)のチャラいダメ男の成長譚を描くという体だと思ったのですが、本作の主役はあくまでも一貫してブレッドのように思えました。ブレッドの葛藤を描くのが本作のテーマ。
そして欽也に相当するゴーディって、根っからのチャラ男じゃないんですよね。むしろ根っからのいいヤツ。鹿を撥ねて涙ながらに懺悔するとか。オリジナル通りにブレッドに説教かまして尻叩くとか。逆にそれが物語を淡泊にしすぎたかな?と思いました。
まぁオリジナルをアレンジしながらも忠実に再現させていたのは良きでした。

そして、もう分かりきったラスト。『猿の惑星の』「ここは地球だったのか!」級の。
ブレッドとメイがめでたく抱き合うシーンにちょっと文句言わせてください。言わせて!
オリジナルでは、欽也(武田鉄矢)と朱美(桃井かおり)は、車で一旦立ち去った後、物陰からそれを見届けていたんですよね。ここのところが心憎い演出だと思ってるの。
なのに本作ではゴーディとマーティーンはそれを目前に見て抱き合っているんですよね。ここはちょっと情緒なくて白けたかな?

この映画、原作は米国でそれが日本で映画化されて、また米国でリメイクというややこしいことになってるんですね。
分かりやすく例えたら、ハンス・ムートオリジナルデザインのセパハン&スクリーン付スズキのGSX1100S(カタナ)みたいな逆々輸入映画。ごめんなさい余計に混乱させてしまいましたよね忘れてください。

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野球十兵衛、

3.5 ゴーディ役悪くはないけど....日本版の武田鉄矢が良過ぎるから製作...

2020年8月20日
スマートフォンから投稿

ゴーディ役悪くはないけど....日本版の武田鉄矢が良過ぎるから製作する側も苦労したと思う。
細かいこと言うとレバーフライとか日本に寄り添ってるなぁとか思った。
最後は泣く。
かなり良かった。

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collectible

3.0 桃井かおり

2019年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 最初に3人が泊まったモーテルの女主人が桃井かおりだったことにビックリ。ちなみにオリジナルで桃井かおりが演じた役を『トワイライト』シリーズの主人公クリステン・スチュアートが演じている。武田鉄矢の役はオタクっぽい青年のエディ・レッドメインなので、いい味を出している。劇中でも「虫も殺したことがないのに皆に怖がられる」と言ってた(笑)。

 ミシシッピ川を下るようなコースのロードムービー。ニューオーリンズに向かうわけだが、主人公のウィリアム・ハートが服役していた6年の間にカトリーナに襲われていたことになる。何でこの地を選んだのかはよくわからん・・・過失致死だったのに自分を罰するために刑務所に入って、彼女がその地に住んでいることの可能性の低さからか?

 ストーリーはともかく、やっぱり高倉健の演技とウィリアム・ハートを比べてしまう。無口なのはわかるけど、渋みという点では及ばない。だけど、一か所だけ凄い顔の演技があった。4日目の朝だったか(ラストシーンの日)、前夜にゴーディとマーティーンがセックスしてしまったのではないかと思われた翌朝のこと。ダイナーで二人が肩を寄せ合ってるところを見て、「あ、こいつら親密になったな。とうとうやっちまったか?まぁ、仲良くやれよ」と思ったのを台詞ナシの顔だけで表現しているシーンだ。さすがオスカー俳優だけあるな・・・

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kossy

3.0 ☆☆☆★ ※ 鑑賞直後のメモから オリジナルと比べてしまうと…って...

2018年1月6日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★

※ 鑑賞直後のメモから

オリジナルと比べてしまうと…ってところでしょうか。
ウィリアム・ハートは良かったし、クリスティン・スチュワートは可愛いし…と。悪くは無いんだけど、笑いの要素が殆ど皆無の真面目な作りがちょっと勿体無い。
つくづくオリジナルに於ける武田鉄矢のキャラクター設定が効いていたんだな〜と思わされた。
オリジナルに登場した【あの人】が2シーンで登場。楽しそうに演じていた。

2010年7月4日 東劇

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松井の天井直撃ホームラン