コスタリカの奇跡 積極的平和国家のつくり方

劇場公開日:

コスタリカの奇跡 積極的平和国家のつくり方

解説

軍隊を廃止し、軍事予算を社会福祉に充てることで国民の幸福度の最大化に努めたコスタリカの実態を追ったドキュメンタリー。中米のコスタリカは1948年に常備軍を解体し、軍事予算をゼロにしたことで教育や医療の無料化を実現し、環境のための国家予算も確保。それによって地域の健全性や人々の幸福度、健康を図る「地球幸福度指数」の2016年のランキングでは世界一に輝いた。1948年から49年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資していったのかを解説し、世界のモデルにもなりうる、同国の国家建設プロジェクトを明らかにする。

2016年製作/90分/アメリカ・コスタリカ合作
原題:A Bold Peace
配給:ユナイテッドピープル
劇場公開日:2017年8月12日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0肝心な所が抜けている

2020年1月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

内容は「武器を持たない平和的な素晴らしい国になったコスタリカ!」って一文で纏めれてると思う
うん、確かに自国では武器を持っていないな

少し調べれば分かると思うので軽くだが
コスタリカはアメリカに国防を一任している為に自国では軍隊を持たないで良い仕組みにしているんだ

しかしだ、意図的としか感じられないレベルでアメリカの軍隊の事を作品内では記述していないで話を進めやがる
そんなの日本に「原爆を落としたのは嘘」と言ってる輩と同じ隠し方だ
左寄りの先輩に勧められたから見たがこれ見るくらいならまだ南極物語の方が世界平和について考えさせられる
(貶めてるわけでは無く、ただ、私が南極物語が好きなのもあるが)

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斎藤

3.5王様は裸だ!

2018年12月3日
Androidアプリから投稿

人は言う 武器なんか捨てれない
襲われたら 侵略されたら どうする
右の頬打たれたら 俺は打ち返してやると
ガンジーやキングは政治家ではない 本人 個人の思想は自由だ だから、非暴力も武力放棄も強制はできない…と考えていた
だが それを成した国がある 北米と南米を繋ぐ細い国々の真ん中のコスタリカ…
アメリカと中南米はいつも戦争があり 麻薬があり 正に戦国時代のよう そのど真ん中にいる国が国民が武器を捨てた。
それだけで信じられない事だが、コスタリカの人々の話しを聞いてるうちに それが道理にかなっていると分かる
それ故 国民はそれを支持している。
常に戦争や侵略の危機にさらされているから 現実的判断なのだ。
 だから 彼らは武器をもって 武器を捨てる為の内戦をした  驚くべき早く 戦争に勝ったのち 本当に武器を捨てたのだ
 戦争に勝ち 独立した国が武器を捨て
た事があっただろうか
「暴力を捨てる。それは勇気がなければできない。」

あーこの国に嫉妬する。 これは日本が出来た事だったではないかと。
日本は70年「平和」だと 胸張って言えるだろうか

とはいえ、コスタリカも恒久平和 満場一致ではない そこには 必ず 武力を肯定する人々を必ずいる 時には ほぼ半数 わずかな差しかないときもある。そういう人々をどうしたのか どうなったか それも気になったが 映画ではそこは詳しくは語られていなかった。
この世界は右手で握手して左手で互いに銃を突き付けている それを「狂っている パラノイアだ」と国レベルで言えるのは コスタリカだけではないだろうか

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UTA

4.0奇跡には大変な努力が必要

2018年11月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

コスタリカってこんな国だったんだというのが第一印象。
あの、地勢的にも政治的にも複雑な中米にあって、非武装で永世中立を貫いてきたこと自体が奇跡。為政者だけでなく、国民が主体となってたゆまぬ努力(それも大変な)を継続してきたことがよく分かる。
軍隊の本質をついた理念が素晴らしい。

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こばりん

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