ハプニングのレビュー・感想・評価
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設定から考えうる見たい物をしっかり提示
感染すると死にたくなる【自殺ウイルス】が蔓延していく世界を描いたディザスターホラー。
ビルから人が雨のように降ってくるシーンや、首吊り死体だらけの木など、この設定から考えうる見たい物をしっかり提示してくれており満足。
08年シャラマン監督低迷期の一作。(2013/4/23)
特異な設定は終わらせ方が難しい
原因不明の自殺病が発生。発生地域から逃げ出した夫婦達の物語。
申し訳ない書き方ですが、まったく評価出来ない作品でした。特異な設定なので、どのように終わらせるか興味と不安を持って見ていましたが、最悪なエンディングです。
発生原因もわからず、いきなり終息。当然終息した理由もわからず。冒頭にあった「ミツバチ」や「観察の基本等」のフリは回収されず、「自然界で起きることは説明不能」って言葉だけを回収して終了。
恐らく何万人もの犠牲を出して、得たものは「夫婦仲が良くなった」では救いがありません。せめて自殺を阻止する方法だけでも見つけるとか、何とかならなかったのでしょうか?
純粋に面白かった
食い入るように見てしまいました。
途中で出てくる怪しさ満点のおばあさんに思ったところと違うところで楽しませてもらいました。
主人公の強靭すぎる精神力にも驚きましたが、おばあさんのキャラが強すぎて‥‥(笑)
ヴィジットの老夫婦を彷彿とさせました。
タイトルなし
はぁ( ´Д`)
予告編の印象が残っていたので観てしまった。。。
マーク・ウォールバーグは好きなんだけど
お相手の女性がどうも苦手なタイプ。
ストーリー云々より言動表情全てにずっとイラつきながら観ていました。
シャマランを探せ!
『ブラックウォーター・トランジット』という映画は当初ブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソンが出演すると噂されていたのに、どうなっちゃったのでしょうか?この2人といえばシャマラン監督の『アンブレイカブル』で共演。かつての映画仲間にエールを送るつもりでマーク・ウォールバーグに歌わせたのか・・・唐突だったし、あまり意味もなさそうだけど、とにかくドゥービー・ブラザーズの「ブラックウォーター」が聴けたことに満足。
シャマラン映画を公開初日に観るなんてことは、ある意味、マゾヒスティックな行為だと思う。『シックスセンス』でどんでん返しの面白さを堪能した人は、その後の監督作品に過大な期待をかけ、何度となく裏切られても彼の奇跡を信じているのだ。しかも今回は前夜祭である。夜中であるにも関わらず、「今度こそは楽しませてくれよ」と顔に書いてあるファンが集まっていたようです。
最近のシャマラン作品の特徴は見えざるモノに対する恐怖。それが宇宙人であったり、怪物であったりするわけだが、今作ではソレが最後までわからない。いや、わからないというより、創作するのを断念したようにも思えるほど丸投げっぷりだ。一応は植物が原因なのだろうと推測はできるものの、メディアや多くの人はテロリズムであると確信していたりするのです。これは9.11以降の一般的なアメリカ人の感情そのものを描いているのかもしれないし、人々の死に方が自殺ということから、厭世的で自虐的な深層心理の表れなのかもしれません。
また、環境破壊をテーマにしてると思わせたり、疑心暗鬼や人間不信といった醜い心を描いているようにもとれるのですが、単に観客を怖がらせたいというのが監督の本音なのでしょう(たしかにグロさは良かった)。それでも『サイン』や『レディ・イン・ザ・ウォーター』よりは、正体不明のまま終わらせることで“科学で説明のつかないことが起こりうる”と、ある種の警鐘を鳴らしていることは評価できる(のかもしれない)。と、ひいき目で見たところで、科学で説明できないものはシャマランにも説明できるはずがありません・・・
今年は『クローバーフィールド』や『ミスト』といった良作があるために、同じ見えざるモノの恐怖というテーマでは太刀打ちできません。マーク・ウォールバーグは良かったけど、妻役のズーイー・デシャネルが何を考えてるのかさっぱりわからない。だいたい、ジョーイって浮気相手が何のためにいるのか不明のままなのです。まぁ、シャマランが声だけでも出演したかっただけの設定なんだろうけど・・・
最初はめっちゃ面白い!最初は
最初はめっちゃ面白い!
これから何が起こるのだろうとワクワクする。
人が突然死ぬ。
しかも、コロッと死ぬのではなく自殺と言う方法で。
何か不穏で何か起こりそうな空気感をずーっと保ってて最後まで飽きさせず見させてくれるのは、
やはりシャマランの腕なのだと思う。
なのに、なのにいつも悪い意味で期待を裏切ってくれる
。
結末をいつも丸投げしてるような、
設定だけ思いついてオチを疎かにしてるような気がしてならない。
と言うか、オチが弱い。
作中の通りの自然が人間を殺そうとしてるなら、
何故自殺だったのか?どう言うルールで死ぬ人と
死なない人がいるのか?謎のまま終わってしまった。
家の中から散弾銃を撃つ老人。
恐ろしい老婆。
何か意味有り気だけど、もはや考える気力もない。
もったいない。
おうち-75
何が起きてるのかわからない、まさにハプニング。
だから、観てる自分がハプニング。
心に常温の水がどくどくと流れてるような感覚です。
『イット・フォローズ』のような、目に見えない何かに感染するタイプのやつ。
感染すると、フラッシュモブが起きて、サプラーイズ?なんて思ってる間もなく殺されたり、暴発したり……
頭のいい方の解釈やネタバレブログを読んでもなお、すっきりしたようなわからんようなで、ハプニングは続いてます。
万人にオススメはしないけど、一見の価値はあるかも。
でもシャマランらしい、やな感じを味わうなら『ヴィジット』のほうがオススメ。
共通してるのは、噛み合ってない会話、不思議ちゃん的キャラと思わせて違ったり、理不尽サプライズ、一番怖いのはおばあちゃんなどなど😂
奥さん役の方が、まさかのケイティ・ペリーかと。それこそハプニングか。
盛り上がらない
事象が始まって、人がバタバタと死んでいくシーンが衝撃的なので、期待に胸を膨らませたが、その後、全くドラマの波を感じない。盛り上がりを作ろうとしているのは分かるのだが、置いてきぼり感が強い。
見終わっても何も残らない。
ミツバチはどこへ
人が次々と死んでいく。
何かしらの原因で細菌に感染したら死ぬ系の作品はたくさんある。
ゾンビだったり(死んでから甦るけど) 感染して身体中から血が吹き出る系とか…
この作品はそれとは違う新しいジャンルでそこは想像すると怖い。
でも私の期待とミツバチは何処かへと消えた。切ってはいけない糸を引っ張って引っ張って切ってしまったような残念感。
消化不良の方へ
自然も人間もエネルギーで出来ている。
この映画は、【自然による人間の選別】
怖すぎるわ!( ;∀;)
あの指輪の意味くらいは、そろそろみんなに知っておいたほうがいいんじゃないかと思うんだけど…。(ザ・シークレットとかベタですがオススメですよ)
※以下、消化不良の方へ完全なネタバレです。
なぜ主人公が助かったか、というと「愛」から行動していたからです。
主人公の奥さんが助かったのは、
あの女の子を守ろうとした「愛」があったから。
子どもは元々愛の塊なので、全員生き残っててもおかしくないと思うのですが、
最後まで一緒だった少年2人を殺したのは人間です。(あぁぁ怖い醜い。。)
結局、主人公・奥さん・女の子の3人の周辺で起きたことなので
「みんな死んだ」とは言い切れないようになってます。
(はぐれてしまった植物に詳しい人も生きてるんじゃないかな?)
悲惨な死体はみんな大人でした。
そして3ヶ月後、生き残った人たちが映されてるので、3人だけが生き残ったわけじゃないとちゃんと描いてあります。
人から何かを奪おうとする人
破壊し財産を得ようとする人
持っているのに与えない人
疑う人、怯えるだけの人etc..
そういう人が自然によって自殺へ追いやられるという恐ろしい映画ですが
私たちは自然に生かされていることを忘れてはいけないと改めて思いました。
見終わった後、「うーん!」と、考えさせてくれるところがM.ナイトシャマラン監督の好きなところです。
(ドーン!ガシャーン!ドッカーン!!っていう映像の迫力だけで「何を学べばいいの?」という映画は観てて苦痛になる変わったタイプの人間の感想です。)
シャラマンらしいと思います
何が怖いって、「何が起っているのか」がまったく解明されない、っていうことですよね。
恐怖や不安を残したかったんでしょうね。
主役2名があんまり好きじゃない二人だったので、それが見るのが苦痛だった理由だと思っています。
シャマラン低迷期
監督自らも認めているが、ちょうど低迷期真っ只中に製作した作品。恐怖の連続から始まる冒頭から、渦巻く謎などはシャマランっぽく感じるが、中盤以降は彼の良さがこれっぽっちも出ていない。
「シックス・センス」で描いた、観賞後にもう一度観たくなる展開や、「ヴィレッジ」で描いた意味が分からないがもう一度観て謎を解いていきたくなるような、あの探求心を与えてくれる魅力が無かった。ラストも特に捻りがある訳でもなく、衝撃のラストと謳われた割には薄い。それよりも夫婦二人を待ち受けた最後の展開が謎過ぎる。
ただどうしても避けられない「それ」から逃げるべく、人々が動く様はなかなかグッと来た。そこは評価したい。
起承転結のうち、承の真ん中へんまでは面白かった
とにかく“何か”が起こっている異様な雰囲気までは、面白く見れた。
ところがだ、素人が適当に何か言った事が、いつの間にか物語的に正解になっている。
シャマランの監督作品を数本続けざまに見る機会があったが、どれもこれも、いつの間にか推理じみた事を適当に言ったモノが「正解」っぽくなっている。
とにかくミステリーっぽい雰囲気で中盤まで進むが、ヒントらしきモノが中途半端にちりばめられている。
だが中盤以降に失速するのは何時もの通り。
大きな問題の語り口を、非常に狭い身近な問題で語り、結局は何にも分からないで収束する。あっちこっち少しづつ囓っているから、どの部分でも不満が残る。
雰囲気とか語り口とか、面白い部分は少なくもない。だが結局はよく分からん、としか言い様がない。
だがその雰囲気やら語り口でファンもいるのだろう。
よく分からないで人が死んでいき、訳も分からず逃げ待とう人々、というワンポイントを徹底すればミステリーホラーとして非凡な物にもなり得たろうが、意味があるのか訳の分からん謎解きをチョコチョコ入れるので、分かったような分からないような半端な気分になる。
「世にも奇妙な物語」をむりにひきのばして、明後日の方向に肉付けしたような感触。
これで主人公が魅力的ならいいが、教師ではなくて生徒のような未熟さが目立つ。そもそも夫婦の設定が雑音(ノイズ)が大過ぎて、なんでこんな設定にしたのかも不明。
ミステリーなのかホラーなのかSFなのかロードムービーを気取りたいのかも不明。そうして無理やりエコっぽいテーマで帰結するのもな。
でも雰囲気が嫌いじゃないので、またこの監督の作品を無理しない範囲で見たい。
謎は謎のまま…
或る日突然、人間たちが次々に死んでゆく現象が起きたとしたら…。
逃げ惑う人々は、不安だからと群れをなしてしまいますが、それが逆に仇となって死んで行きます。
少人数で行動することが唯一の対策だったはずでしたが、そう簡単に行かないのが恐ろしいところです。
空気中に漂う恐ろしい猛毒を想像すると、どうしても放射性物質を想像してしまいます。
人間を簡単に抹殺できる自然の脅威に、自然の偉大さと人間の無力さを感じます。
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