劇場公開日 2008年7月26日

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ハプニングのレビュー・感想・評価

全73件中、41~60件目を表示

2.0独りよがりな怪作

2009年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

自ブログより抜粋で。
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 前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』(2006年)に続いてまたしてもM・ナイト・シャマラン監督の独りよがりなトンデモ世界観な怪作。

 シャマラン監督作品で言うなら“オチのない『サイン』(2002年)”。他の監督作品でなら“話の広がらない『回路』(2001年、黒沢清監督)”といった感じ。
 別の見方で例えるなら、よくある殺し合いゾンビものを自殺に置き換えただけ。

 作品全体を包むシャマラン監督らしい異様な雰囲気は嫌いじゃないけれど、こういう投げやりな世界観は一歩間違うと映画的になんでもアリになっちゃうんだよ。
 事件の原因は一応ほのめかしているけど、結局「なんで自殺?」という最大の疑問には答えられていない。それなのに見終わっての印象は「ただただ自殺のいろんなバリエーションを見せつけられた」だもの。
 早い段階で「これはもう、風呂敷を広げるだけ広げて、たたまずに終わっちゃうな」って察しがついちゃった。

 原因を明確にしないのがいけないんじゃない。シャマラン監督を一躍有名にした『シックス・センス』並のドンデン返しを期待したわけでもない。映画的に“自殺でなければならなかった”といえる必然性がまるで無いってことに疑問を感じるの。
 映画を観た人ならわかると思うけど、ただ単にぶっ倒れて意識不明のまま死んでしまったって作品的にはなんら不足無い。
 そこをあえて、“自ら死を選ぶ”にした理由付けは、劇中での推測でも触れられていないし、映画のテーマに結びつけて考えても理解不能。

 思うに結局、見た目のインパクトを狙っただけなんでしょ。
 仮にこれが「人間がじっくり二時間かけて液状化する」ゲテモノ映画でも、「人々が手当たり次第にセックスする」ポルノ映画でもよかった。「思いついた中で一番悪趣味なのを選んでみました」ってノリなんだろう。
 そしてその理由付けは、「世界にはわからないことだってあるんだ」との開き直りで逃げちゃってる。

 映画たるもの映像的なインパクトも必要ですよ。それは一理あるけれど、多種多様な自殺のバリエーションにどんな新発見やカタルシスがあるっていうのさ。監督自身が自分の毒に酔っちゃってるだけじゃないの?

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かみぃ

3.5恐怖より不安を感じた。

2009年8月11日
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

単純

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りりー

4.0途切れない緊迫感

2009年6月23日
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

アメリカでミツバチが死骸も残さずに減少し続けている・・・

何故か?

教師がこんな問いを生徒に投げかけるところから
この物語は幕を開ける

【蜂群崩壊症候群】という実際に起こっている現象である

いまだにハッキリとした原因は解明されていない

なんだか不気味な【自然の怖さ】を感じる

この作品は そんな得体の知れない恐怖に満ちている

オープニングから突然 自殺を始める人々が続出する・・・

この人々の異常行動の原因は何なのか?
テロか 汚染か それとも・・・

今までのシャマラン作品とは思えないバイオレンス映像も多々あり
何が起こるか分からない緊迫感が最後まで続く

ラストのオチに不満タラタラな人のレビューをよく見かけるけど
【アレ】だから良いと思います

【アレ】だから怖いと・・・

シャマラン監督はデビュー作の『シックスセンス』が世界的に超ヒット
してしまった為に 2作目以降のハードルが有り得ないくらいに
上がってしまった可哀想な監督だ

やはりこの作品もあまりヒットしなかったし 良い評判も聞かない

だけど僕は かなり好きです

シャマラン作品を観る時 ラストの【ドンデン返し】を期待して
毎回ガッカリする人が多過ぎる気がする

そんなに『シックスセンス』的な意外なオチばっかりだと
逆に不自然というか リアリティーに欠ける

それに あんまり【ドンデン返し】を待っていると
面白い話も面白くなくなるというか・・・

その作品の訴えてる【大事なポイント】を見失う気がします

ラストにドンデン返しがありそうで無い事も【ドンデン返し】だと
僕は思うんだけど・・・

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Natsuki

2.5蜂の異変は日本でも。。。

2009年4月15日
鑑賞方法:映画館

知的

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カサキショー

5.0「驚愕のドンデン返し」を期待するのは未熟だと知るべし

2009年4月10日
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

「シックスセンス」は確かに巧妙な“オチ”があった。そして、次作以降も同じような“びっくり”を求める人は後を断たなかった。これがM・ナイト・シャマランの不幸である。
映画というのは元々いろいろなジャンルや語り口があってしかるべきなのに、ある種の物しか期待されなくなってしまったのだ。これはすなわち「驚愕のオチ」を求める客の未熟さを物語っている。そして、残念なことに「未熟な客」というのが現在の世界的なマジョリティである。
シャマランがやろうとしているのは『映画表現』をどこまで煎じ詰める事が出来るか?という高度なチキンレースである。
前作「レディ・イン・ザ・ウォーター」を鑑みれば明らかで、『世界の終わり』という壮大なテーマを低所得者向けのアパートの中だけで展開するという、倒錯したミニマルな演出であった。
ゴテゴテと装飾に彩られCGでつまびらかにされる、ブラッカイマーあたりの幼稚極まりない『世界の終わり』に比べ、極端に削ぎ落とされた世界は、ほとんど記号そのものが動きまわるような、今まで見た事も無い世界であった。
そして、「ハプニング」で描かれているのは『脅威』そのものの闊歩する風景である。
「ジョーズ」であれば巨大なサメが、「ボルケーノ」であれば噴出し地を覆う溶岩が脅威なわけだが、「ハプニング」における脅威の対象とは「脅威」という概念そのものである。
劇中では「ある種の植物には〜〜」というようなエクスキューズもあるが、明確にはされていない以上、マーク・ウォルバーグやズーイー・デシャネルが恐ろしがった物とは、やはり目に見えない「脅威」そのものである。
そして、たとえ目に写らない物であろうと「映画」は見せて表現しなければならない。その極限的な選択として「脅威」の概念は「風」で表現されているのである。死を運ぶ風は地をゆらすように響くBGMをしたがえ、恐怖をもって現れる。それが、映像的にはただ草が風にそよいでいるだけだとしても。
鑑賞者は、この、すさまじく映画的な瞬間にうち震える他なくなるのである。

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samurai_kung_fu

3.0いい食材を上手く調理できなかった感じ

2009年2月16日

怖い

M・ナイト・シャマラン監督、マーク・ウォールバーグ主演のサスペンス映画です。

ニューヨークのセントラルパークを発端といて突然起こった【異変】。普通に生活している人々が、突然、何の理由もなく自ら死んでいくという現象が、あっという間に広がっていきます。
原因が全くわからないまま、主人公達は当てもなく逃げるのですが・・・。

「原因不明の恐ろしい事態」が急速に広がっていくというのは、確かに怖いですけど、最初から最後まで、原因は結局、判らずじまいでエンディングを迎えるので(仮説は出てきますけど)、大半の人は映画が終わった後、『それで?』って感じになると思います。

恐らく監督の狙いは『原因不明の恐ろしい出来事に巻き込まれた時の人間の感情の動きとドラマ』を描きたかったんだと思うんですけど、何だかそれも中途半端であまり伝わってこなかったです。

やり方によっては、凄く面白くなりそうな題材だけに残念な作品でした。

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だいすけ

1.0やはり裏切られた

2009年1月13日

2009年に入って初めて観る映画がこのハプニング。
Mナイトシャラマンの作品は裏切り作品が多く、この作品は悪い意味での裏切り作品です。
無駄なシーンやセリフがやたら多く、嫌悪感&眠気が出てきます。ラストもスッキリしなく???になり、やはり裏切られたが第一声。どうせならシックスセンスみたく誰もが分かるオチでもいいからスッキリさせてほしかった。
しかしこの監督作品は何故か観たくなる要素があり、多分次の作品も観てしまい裏切られたって言うかも知れない。
次は良い意味での裏切りを期待したい。

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ましゃ

2.0消化不良な部分が…

2008年8月11日
鑑賞方法:映画館

怖い

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たまねこ

3.5てかホラーっすかこれ?

2008年8月9日

怖い

普通の人が思いついてもバカみたいな笑い話で終わっちゃうところ、それを全力で映画にしちゃった感じですね。

撮り方一つ間違えたら、きっととんでもなく笑える映画になってたと思いますよ。
笑い話で済まずリアルな重みに引き込まれてしまったのは、一重にシャマランの見せ方の上手さにあるんだろうな~。

オチに関しては、まぁこんなもんですよね。
上映時間が1時間31分しかないと聴いて、それほど期待もしていませんでしたしw

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chomoge

3.0ダントツで怖いのは婆ちゃん。

2008年8月8日

悲しい

怖い

単純

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ハチコ

4.5おもしろい!

2008年8月8日

怖い

興奮

酷評されるのもわかるけど、我が家はシャマラン映画大好き!CGばっかの大味大作映画の対極にあって、そして遥かにおもしろい。ただサインやヴィレッジに比べもうひとつ盛り上がりに欠けたかな。でも昔のすばらしい映画や小説をうまく現代で表現している感じだね。次作も期待します。

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ハルアオイ

3.5う~ん^^;テンポはいいが・・・

2008年8月7日

怖い

興奮

ダラダラ感はなくテンポは良し♪観客を惹きつける演出は、シャマラン監督ならでは!!!興奮度はバリバリにあります^^
・・・が、私の中では納得がいかない???結末なんだなぁ~(泣)
あそこまで盛り上げてくれたんだから、そのテンションのままラストに持ってって欲しかったっす。
頷けるよ~なラストなら、私的には評価がA+までいったかも^^
それにしても、「ミニミニ大作戦」でマークを知った私!あの頃はまだ青臭いイメージがあったけど、随分と貫禄が出てきましたなぁ~♪彼の今後の活躍が楽しみです^^

                      8月5日109シネマズ高崎にて観賞

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ゆりこ

4.0映画の話じゃなくて、映画の観方の話。

2008年8月5日
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笑える

楽しい

怖い

久々にめちゃくちゃ面白い映画観たぞ。
『ハプニング』。監督M・ナイト・シャマラン。

あ、お勧めはしません!!!ww
たぶん「普通の人」、「普通の映画ファン」、及び「映画通(笑)の人」が観たら「ポカーン」か「金返せ!」な映画だから。

自分のアンテナを自慢するわけじゃないけど、作品から作り手の気概を感じ取れる人間が観たら間違いなく面白いと思うはず。
(いや、気概を感じ取った上で「ひとりよがりなんだよザケンナ」って思う人もいるか、やっぱり。)

芸術っていうのは、だいたい目に見えるもの、耳に聞こえるもので評価される。
音楽だったら歌声や演奏やメロディや歌詞で。映画だったら脚本や編集や色遣いや音楽で。
確かに、そのレベルで既に、数値化できない抽象的なものだけど。違うんだよ!

さらにその向こうにあるもの(作り手のスピリット・気概)を感じ取ることができるか、正当に評価できるかが、我々芸術を享受する側の本当の問題であり楽しみなんですよ。

でも、大概の作品は「その奥」を感じさせない、音楽なら「音楽」、映画なら「映画」の良し悪しでしか判断しようがないものばかり。
もちろん映画観に来てるんだから「映画」が楽しけりゃそれで十分及第点なわけですが。

そういう表層的なものは、本来ただの「ツール」だと思うんですよ。
作者の心意気に自分の心がリンクしやすくなるための「ツール」。
本質ではく「ツール」だけが評価されるっていうのは、実はおかしいと思うのです。

そんなわけで、たまにこういう、作者の「オレはこれをやりたいんじゃー!!オレは今こんな気持ちなんじゃー!!」というスピリットを感じまくれる作品に出合うと、受け取る側としても、すげえボーナス貰っちゃった、みたいな気持ちになって最高にハイってやつになれるのです。

だから僕は超面白かった。『ハプニング』。

今までのシャマラン映画は「オレ、こういう映画好きだけどどう思う?」っていう、我々に対する配慮が多少は感じられたけど、今回はそんな「どう思う?」な部分は全然なし。
「オレは!こんな映画が!好きだッッ!!」「あぁ~!マジオレのセンスって最高!オレ天才!気持ちいいーッ!!」っていう清々しいまでの超オレサマ感。 さ い こ う 。
シャマラン師匠はとうとう映画作家としての悟りをお開きになった。

賛否でいえば間違いなく「否」が多い映画でしょうが、わたくしは熱烈に「賛」。

ここのところ音楽を聴いても映画を観ても心が飽和状態みたいな感じで、「僕って芸術に対するアンテナ、錆びついてきてるのかな?」って自分を疑うことが多かったのですが・・・『ハプニング』観て、久々に「間違っているのは俺じゃない、世界の方だ!」って思い直せた(笑)。

ありがとうシャマラン!!これからも付いて行きます!!!ww

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cross yuki

1.5映画の限界

2008年8月4日

単純

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マキシマム

2.0もうだめシャマラン

2008年8月4日

 主人公が見つけだす無茶苦茶なロジックが真理になるのは前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』と同じだが、こっちの映画は狭い世界に留まらず絶えず移動している分、閉塞感は少ない。まだマシ。
 でも、自殺する人間の死に方やパニック描写のあり得なさや、主人公とその親友の陳腐な台詞など、この監督はやはりもうダメだな~と思うところは多々あった。

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The Dude

3.0うううぅ・・・・。

2008年8月3日

寝られる

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たってい

3.5独特な世界ではあるね

2008年8月2日
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鑑賞方法:映画館

事件の始まりから主人公、友人にじわじわと迫りくるところまではワクワクさせるし、アメリカ東部の都市部から郊外へという映像もよかった。
世間から隔絶して生活する老婦人が登場してからが、ちょっとがっかり。せっかく魅力的な設定なのに、生かしきれていないような気がする。
ミステリー小説と同じで、どう決着するかにかかっているのだけれど、説得力がいまひとつモノ足りない。

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chocolate

3.0シャマラン今回は極端に出演シーンが少ない!!これ事態がハプニング

2008年8月1日
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Sp!ke-Y

2.5尻切れ

2008年8月1日

怖い

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nagirakenichi

1.0イマサラですかね

2008年8月1日

寝られる

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gdf