ハプニングのレビュー・感想・評価
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盛り上がらない
事象が始まって、人がバタバタと死んでいくシーンが衝撃的なので、期待に胸を膨らませたが、その後、全くドラマの波を感じない。盛り上がりを作ろうとしているのは分かるのだが、置いてきぼり感が強い。
見終わっても何も残らない。
ミツバチはどこへ
人が次々と死んでいく。
何かしらの原因で細菌に感染したら死ぬ系の作品はたくさんある。
ゾンビだったり(死んでから甦るけど) 感染して身体中から血が吹き出る系とか…
この作品はそれとは違う新しいジャンルでそこは想像すると怖い。
でも私の期待とミツバチは何処かへと消えた。切ってはいけない糸を引っ張って引っ張って切ってしまったような残念感。
消化不良の方へ
自然も人間もエネルギーで出来ている。
この映画は、【自然による人間の選別】
怖すぎるわ!( ;∀;)
あの指輪の意味くらいは、そろそろみんなに知っておいたほうがいいんじゃないかと思うんだけど…。(ザ・シークレットとかベタですがオススメですよ)
※以下、消化不良の方へ完全なネタバレです。
なぜ主人公が助かったか、というと「愛」から行動していたからです。
主人公の奥さんが助かったのは、
あの女の子を守ろうとした「愛」があったから。
子どもは元々愛の塊なので、全員生き残っててもおかしくないと思うのですが、
最後まで一緒だった少年2人を殺したのは人間です。(あぁぁ怖い醜い。。)
結局、主人公・奥さん・女の子の3人の周辺で起きたことなので
「みんな死んだ」とは言い切れないようになってます。
(はぐれてしまった植物に詳しい人も生きてるんじゃないかな?)
悲惨な死体はみんな大人でした。
そして3ヶ月後、生き残った人たちが映されてるので、3人だけが生き残ったわけじゃないとちゃんと描いてあります。
人から何かを奪おうとする人
破壊し財産を得ようとする人
持っているのに与えない人
疑う人、怯えるだけの人etc..
そういう人が自然によって自殺へ追いやられるという恐ろしい映画ですが
私たちは自然に生かされていることを忘れてはいけないと改めて思いました。
見終わった後、「うーん!」と、考えさせてくれるところがM.ナイトシャマラン監督の好きなところです。
(ドーン!ガシャーン!ドッカーン!!っていう映像の迫力だけで「何を学べばいいの?」という映画は観てて苦痛になる変わったタイプの人間の感想です。)
シャラマンらしいと思います
何が怖いって、「何が起っているのか」がまったく解明されない、っていうことですよね。
恐怖や不安を残したかったんでしょうね。
主役2名があんまり好きじゃない二人だったので、それが見るのが苦痛だった理由だと思っています。
シャマラン低迷期
監督自らも認めているが、ちょうど低迷期真っ只中に製作した作品。恐怖の連続から始まる冒頭から、渦巻く謎などはシャマランっぽく感じるが、中盤以降は彼の良さがこれっぽっちも出ていない。
「シックス・センス」で描いた、観賞後にもう一度観たくなる展開や、「ヴィレッジ」で描いた意味が分からないがもう一度観て謎を解いていきたくなるような、あの探求心を与えてくれる魅力が無かった。ラストも特に捻りがある訳でもなく、衝撃のラストと謳われた割には薄い。それよりも夫婦二人を待ち受けた最後の展開が謎過ぎる。
ただどうしても避けられない「それ」から逃げるべく、人々が動く様はなかなかグッと来た。そこは評価したい。
起承転結のうち、承の真ん中へんまでは面白かった
とにかく“何か”が起こっている異様な雰囲気までは、面白く見れた。
ところがだ、素人が適当に何か言った事が、いつの間にか物語的に正解になっている。
シャマランの監督作品を数本続けざまに見る機会があったが、どれもこれも、いつの間にか推理じみた事を適当に言ったモノが「正解」っぽくなっている。
とにかくミステリーっぽい雰囲気で中盤まで進むが、ヒントらしきモノが中途半端にちりばめられている。
だが中盤以降に失速するのは何時もの通り。
大きな問題の語り口を、非常に狭い身近な問題で語り、結局は何にも分からないで収束する。あっちこっち少しづつ囓っているから、どの部分でも不満が残る。
雰囲気とか語り口とか、面白い部分は少なくもない。だが結局はよく分からん、としか言い様がない。
だがその雰囲気やら語り口でファンもいるのだろう。
よく分からないで人が死んでいき、訳も分からず逃げ待とう人々、というワンポイントを徹底すればミステリーホラーとして非凡な物にもなり得たろうが、意味があるのか訳の分からん謎解きをチョコチョコ入れるので、分かったような分からないような半端な気分になる。
「世にも奇妙な物語」をむりにひきのばして、明後日の方向に肉付けしたような感触。
これで主人公が魅力的ならいいが、教師ではなくて生徒のような未熟さが目立つ。そもそも夫婦の設定が雑音(ノイズ)が大過ぎて、なんでこんな設定にしたのかも不明。
ミステリーなのかホラーなのかSFなのかロードムービーを気取りたいのかも不明。そうして無理やりエコっぽいテーマで帰結するのもな。
でも雰囲気が嫌いじゃないので、またこの監督の作品を無理しない範囲で見たい。
謎は謎のまま…
或る日突然、人間たちが次々に死んでゆく現象が起きたとしたら…。
逃げ惑う人々は、不安だからと群れをなしてしまいますが、それが逆に仇となって死んで行きます。
少人数で行動することが唯一の対策だったはずでしたが、そう簡単に行かないのが恐ろしいところです。
空気中に漂う恐ろしい猛毒を想像すると、どうしても放射性物質を想像してしまいます。
人間を簡単に抹殺できる自然の脅威に、自然の偉大さと人間の無力さを感じます。
タイトルなし
環境破壊に怒った植物達が、自殺を誘導するフェロモン的なものを発生させ人類を滅亡に向かわせるお話。
人類滅亡の話にしては弱いし、ホラーにしても弱いかな。。。モヤっとして終わった。
どちらが追ってるの?
この映画で一番心に残ったのは
おばあさんのこの言葉ですね。
お互いの瞳が同じ愛が注がれることはない
みたいなこの言葉
恐怖感も少なめ、あまり感情が入ってこない
パニックに陥る様子があまりなさげ
婆さんの家でのシーン
ゾンビ映画にでもなったのかと思いました
グロいというほどのものでないけど
ライオンに腕を切られるシーン
扉の前で撃たれるシーン
痛いのはここかなぁ
木が、植物が、
怪物かなにかにでも見えてくるのだろうな
むむむむむ?
私には難しいぞ。。。
でもこの自然が原因のなにかという得体の知れないものは分からないのだよ。という。それがキーワードで、その分からなさを表現しているのかもしれないと考えると非常に深いように感じる。
だからどうなったの⁉︎?‼︎?
これは…なんていうか
スッキリしません。環境破壊を人類が
しすぎて、植物?かなにかが有毒物質?を
出す的な物に進化⁉︎?して風で運ばれ
それに当たると死ぬ…‼︎?
で、局地的なもので
時間が過ぎればだいじょぶだぁ!って…
そして主役のご夫婦は
最初こそ険悪っていうか、倦怠期?なんだろうけど
お互いプラス子供1名で
なんとか助かり、めでたしめでたし。
奥さんも子供を授かりなんたらかんたら。
別の地域でまた…。みたいな。
まず、謎が根本的にわからない。
結局環境破壊的なものを訴えたいのだろうけどだとしたら夫婦の倦怠期はいらない。
何を伝えたいのかボヤける。
しかも風が吹いて空気感染とか
そのへんもボヤっとしてて危機感があまり感じられない。
とゆうか、もうとっくに感染してるのを疑うべきだよ!
そして助かりました。では納得いかない結末だった。
妙に現実っぽい
この映画を見ているうちに絶対あり得ないと思いながらももしこういうことが起こったら自分ならどうするかと真剣に考えたりするようになった。この映画は自然が人間に対して猛威をふるうという映画だか、自然だからこそそれ故に恐ろしさが増してくる。人間がどうあがいても解決できないものほど怖いものはない。原因がわからず人間がどんどん自殺していく状況に陥ったら自分はどうするか、考えただけでも恐ろしい。自然との共存が大切だよ、というメッセージも強くこの映画でアピールできていると思った。
ラジー賞ノミネートに納得
はっきり言ってどこが面白いのこの映画?
最初のミツバチの話は関係なくなるし…避難の仕方めちゃくちゃだし…結局人々が死んでいく原因が最後まで分からないし…
避難しているところを見ても馬鹿馬鹿しいとしか思えなかった。
唯一怖さだけは感じた謎のパニック映画!
ズーイーデシャネルはとてもかわいい。
個人的にすごく好きです。(英語版を推奨)
一番最初に日本語吹き替え版で見たとき、他の方々が思うような理由でこりゃあひどいや、と思いましたが、英語音声の英語字幕で見るとすっかりはまってしまいました。住人たちの声のトーンも主役たちの話し方もまるでニュアンスが違ったのです。
最初にそこに映画的な、劇的刺激を求めてみた時分は実につまらないとおもった箇所でも、実はそれが現実をより簡素に表明(その現実が監督の思う妄想であっても)ためであったと思えたのです。
具体的な例では、主人公の二人の頬についぞ涙が流れることはなかった点です。それを最初は気合の無い演技だと罵りたくなりましたが、やはり二度目にはそれをある意味、大袈裟でないとも感じたのです。ニコール・キッドマンのハキハキとした顔の動きをつい先日思い出してたからかもしれません。
主人公の2人について、互いの軋轢の描写から、仲直りまでの直接的な描写まではまとめても10分程度しかないでしょうから、確かにそれは一説には描写が甘いとも、粗いとも言えるかもしれません。
しかし、個人的には2人の抱える問題は一般性を持っていて、学ぶことも多かったとおもいました。薬局の美人の話は私には、主人公の優しさと、相手への免罪を象徴するものとしてとても心に残ったのでした。淡々として無機質なセリフでしたが、そこには自分の葛藤をしつつ相手へ手を差し伸べるものとして、リアリティーを感じました。
劇中のテレビで繰り返されるテロへの恐怖と、政府への不信感は、もしかすれば監督がそう感じているか、あるいは大衆の感情に共感を狙ったものなのかもしれません。一方でそれを単なる恐怖に先導されて、事実を受け入れられない大衆の姿だとみせしめているようにも思うのです。
子供に銃を撃つ男性の老人はアメリカのような自己防衛意識の高い国においては(加えて年をとり頑固で、外部からの接触を嫌うようなああいった集落で、そして何より極限状態では)むしろ至極現実的とも思えるし、そういった一般大衆の人間の弱さや自分勝手さを周りにちりばめて、主人公に理性的で平和的な人物の理想像を示そうとしたものに感じました。そこには、主人公の意見がTVの中の博士の言葉と一致すると言う都合の良すぎる部分がありますが、やはりそれなりの意味を持っているようにも思いました。
ヒステリックな老婆はつまり、若いころに夫を戦争で失くしたのでしょう。その絶望感と社会が自分から夫を奪ったことに対してのやるせなさから、ああなったのは十分にうなづけることでした。女の子の手を叩いたのも、ある種自分が娘を欲しかったのに手に入れられなかったことの悲しみや、あるいは他人の娘への嫉妬があったものに思います。
自殺に走るという行為は、人間が突然発作で死ぬことよりもインパクトがあり、我々に恐怖を与えるのであると私は断言します。それはいきなり血を吐いて死ぬより、大きなサメに食いちぎられるよりずっと人が拒むのであり、道徳的にも精神的にも人が最も嫌う死の形態であるからです。
もちろん曖昧な部分はたくさんあります。煮え切らないような不条理さや、都合の良さが随所にあることは言うまでも有りません。しかし、私はそれら全てを含めても、監督が意図したにせよいないにせよ、多くのメッセージを感じました。むしろ大衆に対しての自己への認識を促し、現代への警告として、あえて悲劇的にも喜劇的にも書かず、同情を得ない仕様にしたように思うのです。それは或いは、私が幸せな人間であったのかもしれませんし、深読みが過ぎたのかもしれません。事実、アメリカでも人気は薄かったようですから。
最後になりますが、個人的には作中のどの人間も日常生活で隠されがちな悲しみや利己性、弱さあるいは強さを描写したものであり、人間への鋭い洞察を試みたものとしてとても面白かったです。
ただDVDのパッケージでも予告でも(もしかしたら監督自身も)、この作品をアクションやパニックホラーと同じ棚の隅に置くような宣伝の仕方しかしていないことと、それ故に作品・監督に対する人々の既存の固定観念と期待が全ての「具」を土葬してしまったものと思います。
ちなみに、やはり三度目に日本語版でみても、確かに不完全なホラー要素以外に何ものも持っていなかったように感じました。
気軽に見る事はできると思う
シャマラン監督だという事、見てだいぶ後でわかった
っていうくらいシャマラン監督らしくない作品でした
聞いたら確かにって思うような感じではあったけど
設定は小難しいというよりは謎のままだけど
話としてはすごく単純です。
ホラーというよりはミステリーでしょうか
突然、人々が自殺をはじめる
その原因はテロのウィルスなのか?病気なのか?
謎が謎のまま人々は安全な地を求めて走り回ります。
走り回っていくうちに少しずつ謎が解明されていく
その話の展開は面白かったです
終始、ご都合主義と救いがない脇役たちって感じが全力全開だったので
残念ながら見終わっても何も残りません。
とりあえず最後まで見れたので3点にミステリーの展開としては上出来なので+0.5
曖昧さの誤解
植物原因であることは理解できるし、どちらかと言うとラストは良い。しかし、オチがどうこうというよりも脅威となり神経に影響を与える基準が曖昧過ぎる。
そして、明確にしない脅威が恐ろしいと考える人もいるかも知れないが、これはゴーストでなければエイリアンでもない、現実に起こり得る恐さを表現しているのだから、このまとめ方は納得できない。しかし、現実的にまとめ過ぎてもつまらないし、そうすればいま以上の伏線と展開が必要。その逆を考えるならば、まったく意味の分からない原因でコトが動いた方が新鮮だ。
つまり、この作品は中途半端過ぎる進行とエンディングで構成されているように感じた。また、殺し方(死に方)も演出的にしたいのかリアルに見せたいのかハッキリさせてほしい。
俺たちに明日はあるのか。
オープニング。ビルから大勢の人が落ちてくる。鈍器で頭を殴られたような衝撃。なんなんだ。この不条理。解明されるのか。
これはシャマラン監督、初のホラー作品と言っていいかもしれない。
正常な人間が、ある瞬間、突然にしゃにむに自己の命を断とうとする。人間の理解を越えた話だ。
いろいろな案が提示されながら、生き残る人と死ぬ人の区別は全く分からない。
でも、実は人間が分かる事など微々たるもので、よく分からない世界で平静に暮らしているのだ。日常が微妙なバランスで成り立っている事に気づかされる、恐ろしい話だ。
シャマラン監督のファンの中には、全部説明される事に慣れている人がいるが、たまには、こんな打ち上げっぱなしの話もいいではないか。考えても実は、答えがない。答えは必要ない。思うに、作品内の情報は全てフェイク。答えの出せない人間が考えたものが、答えに直結している訳がない。
世の中は不条理。不条理こそホラー。我々はホラーの世界で生きているのか。
まぁ、怖かったで済ませましょう。考えすぎると心を病んでしまいそうだ。
ミツバチがいなくなったら人類の寿命は4年なんだよ
なにか原因不明なものが原因で次々と自殺するようになっていく
大都市圏から村レベルまでだんだんと広がっていく
それが、植物が原因?と農家のおっさんが言ったとたんに植物からの風が危ないって決め付けちゃっていいんでしょうか?
ホラーともサスペンスともパニック映画ともいえない
ちょっと中途半端な感じがします。
特にオチも何もありませんし・・・・・
ちゃぶ台をひっくり返したくなるようなエンディングでした
2008年アメリカ映画。91分。「シックスセンス」以降、ほんとにパッとしないM・ナイト・シャマラン監督のナチュラル系パニック・ムービーでございます。少し前に、友人宅でだら~と観ました。
内容は、アメリカのニューヨークを発端に怪奇現象が全世界に拡がります。それは、急に人がなにかに憑依され自殺していくという現象。最初はテロ行為だと思われますが、それがどうやら違う。そして、そんな渦中の中、逃げる人々が描かれています。
パンデミックの恐怖を近視眼的に描いた作品で、ある種の密室的な怖さがあります。この点は、怖い物すきなわたくしは結構楽しめ、さらに謎解きもしながら、けっこう自信をもってエンディングを映画がはじまって1時間で推測しました。
というのも、この監督さんはいつもエンディングがドッキリ系なのだからです。しかし、フタを開けてみれば、その予想は外れました。もっと正確に言うと、とんだ肩すかしをくらいました。このエンディングのみで言わせてもらうと、本作は全然エンターティメントしていません。
なにかプレゼントをもらって、わくわくしながら開けたらなにも入っていなかったような感覚です。
こんなに腹が立った作品はなかなかないです。
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