パンダコパンダ

劇場公開日:2018年2月17日

解説・あらすじ

若き日の宮崎駿&高畑勲が、スタジオジブリ設立前の1972年に手がけた名作短編アニメーション。おてんばでしっかり者の少女ミミ子と、パンダの父子の交流をほのぼのとしたタッチで、ユーモアたっぷりに描いた。おばあちゃんと2人で暮らすミミ子。ある日、おばあちゃんが出かけて初めてのひとり暮らしに張りきるミミ子のもとに、パンダの親子がやってくる。お父さんパンダのパパンダと、子どものパンちゃんと、ミミ子は一緒に暮らし始めるが、パンダの親子が動物園から逃げ出してきていたことがわかり……。上野動物園にパンダのランラン、カンカンが来日し、日本でパンダブームが巻き起こっていた1972年12月に公開され、翌73年3月には第2作「パンダコパンダ 雨ふりサーカス」も封切られた。2008年3月に三鷹の森ジブリ美術館の配給で「雨ふりサーカス」と2本立てでリバイバル公開。2018年2月には、45周年を記念し、同じく「雨ふりサーカス」と2本立てで初のデジタルリマスター版で上映される。

1972年製作/35分/日本
配給:トムス・エンタテインメント
劇場公開日:2018年2月17日

その他の公開日:1972年12月(日本初公開)、2008年3月15日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・声優・キャスト

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映画レビュー

3.5ジブリの原点

2022年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映画館で見たのは初めて。宮崎駿・高畑勲が東映動画を離れて作った初期の作品であり、生活感を大事にする作風がすでに発揮されている上に、純朴なファンタジーが日常描写と両立している。両親のいない女の子ミミ子は、祖母が法事で出かけてしばらく一人暮らしになったところに、パンダの親子が転がり込んでくる。3人の疑似家族生活を丁寧に描写する点は、後の高畑アニメの代名詞となるものだし、人間ではないものとの奇妙な共同生活は『となりのトトロ』を彷彿とさせる。パパンダはトトロにそっくりだし、快活なヒロインのミミ子は宮崎アニメの後のヒロイン像に通じる。後半の迷子騒動も『トトロ』っぽい。
パパンダのデザインはすごく絶妙でトトロに活かしたくなったのもよくわかる。笑った顔がやや不気味なんだけど、ずんぐりした体型は愛嬌がある。得体の知れなさと可愛らしさが上手い具合にバランスがとれている。動物園を会社とみなして出勤するパンダという結末はユニークな落としどころだった。電車に乗って通勤するパンダのシュールさがすごい。映画館で見られて嬉しい。

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杉本穂高

3.5同時上映ダイゴロウ対ゴリアス、

2025年8月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ゴジラ電撃大作戦だったらしいが、それ以来だとすれば50年以上ぶり。
色々感心させられる事が。トトロは1988年?コレが原型か。また獣味が残ってる所(爪とか横向きのフォルムとか)、お話の辻褄が合ってる所とか。
パパンダの出勤退勤を皆、当たり前にしていておかしい。警官がルパンの声で笑える。

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トミー

3.5【後の宮崎駿さんの、数々の魅力的なキャラクターの原案となったかの如きキャラクター大集合のほのぼのアニメーション。】

2024年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

幸せ

■おばあちゃんと2人で暮らしているお転婆な小学生のミミ子ちゃん。
 ある日、祖母が法事で遠出するため、1人で留守番することになる。
 そんな彼女の前に、子供パンダのパンちゃんと、お父さんパンダのパパンダが現れる。不思議な出会いを果たした1人と2匹は一緒に暮らし始める。

◆感想

■後の宮崎駿さんの、数々の魅力的なキャラクターの原案となったかの如きキャラクター
 (個人的な意見です。)
 1.ミミ子ちゃん・・・未来少年コナンの、コナン
 2.お巡りさん・・・・ルパン三世 走り方や転び方がそっくり。声優は山田康雄さんです!
 3.校長先生・・・・・未来少年コナンの、ラオ博士(髭の感じが、そっくり)
 4.お父さんパンダのパパンダ
   ・・・・これはもう、分かるでしょう。

<演出が高畑勲さんの、1972年製作アニメ。
 後の人気キャラクター造形が、この時点で出来上がっている事にビックリのほのぼのアニメーションである。>

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NOBU

3.0仙台日乃出で鑑賞

2024年10月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東宝チャンピオンまつりで鑑賞

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ムーラン

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