実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

劇場公開日:

解説

1972年2月、連合赤軍の5人の若者たちが軽井沢のあさま山荘に10日間に渡って立てこもり、警察と銃撃戦を繰り広げた"あさま山荘事件"。日本中に衝撃を与えた、あの事件に至るまでの連合赤軍崩壊の過程を鬼才・若松孝ニ監督がドキュメンタリータッチで描いた群像劇。昨年の第20回東京国際映画祭では「日本映画・ある視点」部門の作品賞を受賞。また、08年ベルリン国際映画祭では最優秀アジア映画賞と国際芸術映画評論連盟賞のダブル受賞を果たした。

2007年製作/190分/日本
配給:若松プロダクション、スコーレ
劇場公開日:2008年3月15日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)若松プロダクション

映画レビュー

5.0タイトルなし

2024年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

宮台さんも出てて、一度見たことある気もする。結構、真面目な作品。坂井真紀がいい。言葉の抽象性が空虚。
森とか聞いてられなくて許せない。永田の視線もぞっとする。
小島さんになりたくないとする遠山に小島を埋めさせるとか、非道を超えてる。
まきさん、いい感じ。
愚かすぎる。森のコンプレックス、永田のコンプレックス。自分を殴る遠山を見ている仲間の目が怖い。女たちの声が嫌だ。腫れた顔はひどすぎるし、男に媚びて来た顔を見ろとかひどすぎる。美枝子がおかしくなってくると皆はただ避ける。ここには醜さしかない。
そして、ここにきて、むしろ自分の問題を自分から告白してしまう。ここまでくるともう病理しかない。総括が死刑に。それをスターリン主義者と呼ぶ。
何と坂口と永田ができてたのに、永田が森に乗り換え、しかも森には妻も子もいたという無茶苦茶な話。これはフィクションか?
長いな、この映画。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
えみり

4.02月29日

2024年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

最初に若松監督のこの映画を見た。その後に佐々原作の映画化。あさま山荘の内と外でともに、閏年、2月29日が話題になっていたのが面白かった。

当時小学生だった私はテレビのニュースを見ながら何が起こっているのかまるでわからなかった、そのことだけはよく覚えている。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
talisman

0.5反スターリンですからね。

2024年11月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 1件)
マサシ

3.5連合赤軍事件入門

2024年10月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

作品としては冒頭は時代の流れを連合赤軍前史としてよく捉えてると思いましたが、残念なことに内容が映画では短かすぎて事件の本質を映像化できるところまではいきませんでした。それにメインの戦闘クライマックスを考えるとあと5倍程度予算が欲しかったと思います。予算資金の都合で監督がちょっと気の毒ですね。例えばコミックのレッドは実写でない分内容が充実していました。映画では重信房子と遠山さんの関係の掘り下げや総括のリンチ描写などはダイジェスト的で響くものがありませんでした。

遠山さんの総括と進藤さん持原さんの関係は上手く描いてま
したが重要な総括援助のリンチから処刑に転換した中盤の寺岡と山崎の処刑シーンはそれまでの経緯や描写が少なくてその他大勢の脇役扱いに近いのでなぜ彼らから処刑殺人に転換されてかつそれ以降も大量のリンチ死亡者が出ていくのか原因がさっぱりわからないと感じました。同様に重要な大槻節子や金子みちよも脇役で印象に残りませんでした。コミックのレッドに比べて物足りないのが本音ですね。この愚行を止められる位置にいた唯一の幹部最後の犠牲者の山田孝も全く印象に残らずクライマックスの山荘の坂口が主役みたいな内容でした。その坂口も傍観者的二枚目キャラなので朴訥で生真面目で狡くて臆病で凶暴さが混じり合った複雑な性格が感じられずらしくなかったです。玉振さんみたいな魅力あるキャラも出てこないし植垣も飄々とした狡賢さとタフで生き残る男として出番を増やして欲しかったです。もし読んでないなら映画ではないですが事件に興味ある方はコミックレッドもオススメです。永田さんも綺麗で可愛いすぎて凄みがありませんでした。しかしながらこの映画が作られた意義は大きいと思います。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
四葩

他のユーザーは「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」以外にこんな作品をCheck-inしています。