たみおのしあわせ

いや、岩松了を評価してたから、監督でもと思うのは、自分の思い込みでした。
ただ、時効警察のスピンオフとして観れば良いのかね？
麻生久美子のウェディングドレス👰観れただけで、良いでしょうか？
いや、長過ぎたよ、こんなもんかな。

自分の父との思い出とか思い出してノスタルジックになっていたのだけども、最後にそうなってしまって、

それやりたかっただけやろー

って思いました。
いろいろ散らかっていて、どうまとまるのかと楽しみでしたが、なんのことはない。なにもまとまらずに、最後のそれやりたかっただけやろーって。笑いました。

消化不良になるから、なんとかして欲しいのは確か。

出てくる女性全てが曰く付きな感じだったので、男性が感じる女性の摩訶不思議さと結婚制度の辛さを表している作品でした。父と息子で『卒業』と『フィールド・オブ・ドリームス』のパロディをやってしまうのがかなり意外性があり、私は好きです。だから、カルトムービー化しそうですよね。清志郎と原田芳雄がもう居ないなんて、今更ながら信じられない。

一度目は映画館で、二度目は12年後にみた。やはり岩松了ということもあり、笑っちゃうくらい時効警察キャスト。ファンとしてはオダギリジョーと麻生久美子のキスシーンは興奮したのを覚えている。12年後でも、やはり鮮明に覚えていた。当時は何の疑いもなしに面白い映画だ、と思ったけど、今見ると何だか‥気持ち悪い。可哀想。不憫。スルーしてたポスターをよく見るとなるほどと思ったよ。今更。父が結婚式から逃げる意味はわかる。でもたみおが瞳を拒む理由は？結局たみおの幸せは、母を忘れることなく父と生きることなのかな。