ぼくたちと駐在さんの700日戦争のレビュー・感想・評価
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微笑ましい、古き良き時代ですね
70年代後半は私が過ごした青春時代ではないですが、でも昭和の時代をそれなりに経験している者としては、懐かしさ溢れる作風に・・・何とも言えないほのぼの感に、物凄く癒された作品でした。
田舎町ののどかな風景も、幼少期に過ごした光景に若干似ていたので、余計にツボに嵌りました。
70年代のリアルさと言う点では若干微妙な気もしましたが、まあ私もよく分かってはいないので、何となくでも70年代気分を味わいながら、まさしく古き良き時代だな~と、そして不便でもアナログ時代に戻りたいな~と、ノスタルジックな気持ちにさせられながら大いに楽しませてもらいました。
しかし高校生グループVS駐在さんのイタズラ合戦は、何か微笑ましくて良かったですね。
ネットを使った今の時代の陰湿なイタズラとは違って、これなら何となく許せそうで。
これは駐在さんがしっかり反応してくれて、やり返してくれるからこそ成り立つ関係でしたよね。
また演じた佐々木蔵之介が絶妙な雰囲気を醸し出すから、ついつい高校生達を応援したくなるんです。
いたずらっ子ではなかった私でも、何とかあの駐在さんをギャフンと言わせたいなと思いましたもんね。
少々子供じみたイタズラの攻防は、ホントただただバカバカしい限りでしたが、でもいつまでも見ていたくなるような、ある種平和の象徴のようなイタズラ合戦で、若干スベリ気味なところもありはしましたけど見ていてとても楽しかったです。
終盤の感動路線は賛否両論かと思いますが、でも何だかんだでのせられて感動しちゃいましたよ。
やっぱり熱い市原隼人、そして石田卓也、正直青臭い感動、友情なんですけど、この作風に彼らがめちゃくちゃマッチしていて、たまらなく良い雰囲気を醸し出しているんですよね。
そこに駐在さんが立ち塞がりつつも、更なる感動を呼んだりで、まあ相当ベタな展開なんですけど、思いっ切り感動してしまいました。
他の仲間達も皆良い味出してましたね、特にイケメンな役の賀来賢人が今よりももっとイケメンで爽やかで予想以上に印象に残りました。
女性陣も皆良かったなぁ、マドンナ的存在に麻生久美子を配しただけで、もう男としては勝負ありみたいなところもありますもんね。
その彼女がまさかの・・・それは高校生達も燃えますね、イタズラに。
出番は少なかったけど、倉科カナも目の保養として最高でした、あんなに胸大きかったんですね、すっかり忘れてました、石野真子の天然お母さんぶりにも癒されたなぁ。
まあ冷静に見ちゃうといろいろと粗も目立つ作品でしたけど、そう言うのを超越した心地良さのある楽しさ溢れる映画でした。
青春コメディの秀作。何度繰り返し見ていることか。何にも考えず笑える...
●壮大なイタズラ。
80点
映画評価:80点
これは素直に面白い!
登場人物のワルガキ達の個性が立っているし、構成も文句なし、笑いもあって、感動もあって、青春もあって最高でした
通常作品を観るときは、どうしても主人公視点で物事が進むので主人公に肩入れしてしまいがちになりますが、それでもこの駐在さんは憎めない
むしろ好きになる
別に愛想を振り撒いているタイプでもないし、包み込むタイプでもない、ましてや金八先生の様に諭すタイプでもない
では何故好きになるのか?
たぶんワルガキ(高校生)達と全力で向き合いガチでぶつかる姿勢に惚れるのだろう
この作品には悪なんてない、それぞれの正義がぶつかり合っているだけなんだと
本当に良い作品でした
【Gyaoで鑑賞】
面白い。 そしてなんかジーンとする。原作もそうだけど、なんか素晴ら...
不覚にも面白かった
ルールに縛られない開放感が微笑ましい
たわいもないイタズラの応酬だが、のどかな田園風景をバックにむしろ微笑ましい。ルールに縛られない開放感がある。
この時代は、ルールを無視するのではなく、ルールを超越しようというパワーがあった。ルールは破っても道理は忘れない心の豊かさがあった。現代はどうかというと、ルールを無視して、却ってルールに縛られている気がする。“無視”するということは“意識”しているということの裏返しだからだろう。他人を思いやる道理が欠如しているからルールがマニュアル化される。その縛りによって身動きできなくなった人間は自己責任で判断ができなくなるという悪循環だ。
この映画、民間それも高校生と、公務員それも警察官とのイタズラの応酬というだけで面白いはずで、フッと崩れる表情、ハッとマジになる顔への変化に於ける“間”だけでも笑える。こうした役者のアドリブに任せておけばいいものを、落ち着きのない演出としょうもないCGの追加で、せっかくの流れを止めてしまっているのが残念。
ラストはホロッとさせられる。
p.s. 佐々木蔵之介の駐在さんは当たり役。ぜひ、続編が観たい。
笑える!
まず、これだけは言っておきます。
この映画、めちゃくちゃ面白い!!
こんなにずっと笑いっぱなしの映画って珍しいんちゃう?
しかも邦画で。
劇場が笑い声で溢れてるん。
なんか空間に一体感があったわー。
確かに下らないギャグもあったりするけど、
スピード感とテンポの良さは抜群。
流石、時効警察スタッフ。
流石、ミラクルタイプスタッフ。
時効警察とかミラクルタイプのノリが好きな人には、
大好物やと思いますです。
そーいうのが好きな人は、とにかく見ろ!
面白いから。
よもや映画で、
「今日花火大会だね・・・ブラジャー貸してっ!」
なんて台詞を聞くとは(笑)
ちなみに俳優さんたちの動きも、
ほとんどアドリブばっかりやったそうで。
それもすごーい!
役もねー、ハマリ役やったなぁ。
ママチャリも駐在さんも。
今、原作を読んでるんやけど、
先に映画を見たせいで、イメージ画像が全部市原(笑)
市原萌え。
市原といえば、
「チェケラッチョ」も面白かったー。
コメディ映画の第一人者になって欲しいくらい(笑)
ありがち
なかなかやるねぇ~
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