容疑者Xの献身のレビュー・感想・評価
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ただ一つの‼️❓最低最悪なことを除いて‼️❓実に、面白い‼️❓
テレビの録画。
公開時に観た時には、最低点と思いました。
ホームレスであれ、人間なら生きる権利があるはずです、例外なく、それを当然のように否定することは許されるべきではありません、原作も読みました、東野圭吾の責任です。
だもんで、ミステリー、サスペンスとしては最低最悪であるとは断言できます。
今観れば、堤真一といい、松雪泰子といい、若き柴咲コウといい、北村一輝といい、素晴らしい演技でした、それには感動しました。
人権侵害を自覚した上で、是非。
知覚と快楽の螺旋
主演俳優の福山雅治が作曲し挿入歌として起用。難解なトリックを天才物理学者として謎解きするミステリーのメインイベントと言っても過言ではない見せ場に流れるのが福山雅治が作曲した『知覚と快楽の螺旋』。007の代名詞でもある『James Bond Theme』に憧れた福山雅治が作曲した『知覚と快楽の螺旋』の謎解きシーンはガリレオの代名詞と言っても過言ではない。そんな『知覚と快楽の螺旋』の謎解きシーンを映画版から削除したのか。とにかく気味が悪いしハリウッドに負けない超名作でも全てを台無しにしてる。西谷弘監督がTVシリーズと映画化との差別化を狙ってあえてカットしてシリアス路線に転向したとか。ハリウッドの海外ドラマ『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』にも登場する計算するシーンは世界標準ですからガリレオだけが特別ではない。西谷弘監督の勉強不足でしたね(昭和あるある)。昭和の日本映画は商業ではなく芸術として撮影するのが慣例でした。ちなみに原作のイメージは福山雅治ではなく佐野史郎なので長身痩躯のイケメン俳優で滑舌がよく早口言葉が得意な俳優さんだとガリレオが更に盛り上がったかもしれない(要は専門用語を駆使してマシンガントークの如く畳み掛けるタイプの学者)。
【孤独な天才数学者の法的には許されない”無償の献身・・”但し、彼の母娘を持っての行為は、心に沁みるのである。】
ー ガリレオシリーズは全て読破していて、映画も三作とも、鑑賞している。だが、今作の鑑賞履歴がこのレビューサイトに無い事に気付き、一昨晩再鑑賞した、私がとても面白いと思った最新作のレビューが比較的芳しくなった、というか”今作と比較して・・”という感想が多かったからである。
非常にツマラナイ理由であるが、本心は、今作の細部が思い出せなかったからである・・。-
■花岡靖子(松雪泰子)は過去を振り払い、娘の美里とふたりで質素なアパートに暮らしていた。
その隣人である高校の数学教師・石神(堤真一)は孤独な日々を送る中年であったが、この母娘とだけは交流があった。
そんなある日、靖子の元夫(長塚圭司)が死体で発見され、事件解明に湯川学(福山雅治)が乗り出すが…。
◆感想<概要は巷間に流布しているので簡潔に。>
・久方振りに鑑賞したが、矢張り面白い作品である。
・原作では”地味な男”として描かれた石上を堤真一さんが、抑制した演技で魅せている。
■今作が沁みるのは、天才数学者でありながら、諸事情で高校教師になった石上の屈託した想いを堤真一が絶妙に演じる姿である。
アパートの臨家に越して来た花岡靖子と娘の笑顔に命を救われたシーンからの展開。首を括る瞬間に引っ越しの挨拶に来た二人の笑顔に石上は救われ、それ以降彼は花岡母娘の幸せを願う事で、生きる意味を見出して行くのである。
・そして、現れた靖子の元夫が現れ、花岡靖子と娘が行った事を、総て引き受ける石上の姿。
ー ここは、チャップリンの”街灯”を想起させる。
但し、石上は花岡靖子と娘が行った行為を抹消するために、罪もない路上生活者を殺害する事で、処理しようとする。私は、今作の倫理上の瑕疵はココに尽きると思う。-
<今作は、邦画のサスペンスミステリー作品の中でも、可なり上位に入る事は間違いないであろう。但し、如何に恩ある母娘を助けるためとはいえ、路上生活者を生贄にした石上の行為は受け入れ難いと思った作品である。
第二作、そして最新作ではそのような描写はない。
私が、刑法及び刑事訴訟法を学んだ故かもしれないが、路上生活者の命を軽んじる描き方に違和感を持った上での感想である。>
■超一級の役者の凄さ
・福山雅治さんも、北村一輝さんも、全く老けていない。
柴咲コウさんに至っては一昨晩に観た最新作のほうが、顎がシャープだし、若返っている。
人前に立つ仕事をする方々の、プロフェッショナルな姿勢には、敬服するしかない・・。
日本ミステリーの金字塔
ガリレオ新作が9年振りに公開されるということで、予習がてらに鑑賞したのですが、こんなに面白いとは...。柴咲ガリレオはお初にお目にかかったのですが、最高でした。脚本、役者、展開、テンポ、音楽、演出、全てが完璧。久々にこんなに面白いミステリー見ましたよ。
劇場版ガリレオ第一作品目にして最高傑作と言われる本作ですが、まさにその通りかと。これ以上があるのか?これを越えられるのか?そのくらい見応えのある内容だったし、非の打ち所のない見事な映画です。
トリックや構成ももちろん凄いんだけど、やっぱり度肝を抜かされるのは堤真一の演技力。いつもとんでもないものを見せてくれるのだけど、今作はレベチ。★5.0になったのは堤真一のおかげといっても過言ではない。福山雅治との掛け合いも良く、最高の映画になった所以でしょう。数学者という設定も良かったし、ちゃんとハマっていたし。
序盤から終わりまで目の話すことの出来ない素晴らしい作品。正直、今後のガリレオでこれ以上の作品を作ることは出来ないだろうし、なんなら日本のミステリー映画の中でもトップの座に君臨するほどの作品だろう。この映画見らずして、邦画ミステリー語れず!大満足です。
もった早く見ればよかった
原作のガリレオシリーズの中でもこれがいちばん好き。 原作との違和感...
献身こそ愛
人間の幸せってなんだろう
堤真一さんの名演技に涙する
原作の良さを残しつつ絶妙なアレンジ
2008年10月4日公開。
東野圭吾原作の「容疑者Xの献身」劇場版です。
小説を読破し、大昔に観た記憶のあった本作を改めて視聴。
石神は石坂浩二さんの記憶があったのですが、堤真一さんだったのですね。原作の「ダルマの石神」には忠実でないですが、何とも言えぬ表情の演技は流石ですね。(工藤はダンカンさんのイメージではなかった。)
湯川の人間味にフォーカスするというテーマや、ホームレスの伏線など原作の良い味を残しつつ、上手にアレンジしているので監督の手腕も素晴らしいです。以下の2点が、原作と異なる点でよかった点です。
①登山
原作になかった雪山登山は湯川と石神の友情を彷彿させる良いシーンでした。真相にたどり着いた友人を見捨てない石神の人間性を再確認させる名シーンです。
②石神の電話に出ない花岡靖子
工藤に惹かれていた靖子は石神の想いが重圧となり、電話を無視しようとします。人を殺めてなお、幸せになりたいと願う靖子の”甘さ”が浮き彫りとなる良い描写でした。
原作がとても良かったので映画にはいまいち期待はしていませんでしたが、期待をいい意味で裏切ってくれました。
DVD持ってて大好きな映画ですが、改めて視聴 素晴らしい映画です。...
DVD持ってて大好きな映画ですが、改めて視聴
素晴らしい映画です。
映画とかドラマで泣くことほとんどない自分ですが、最後の「どうして」ででウルウルきてしまいます。毎回。
あと、KOH+の「最愛」も最高です。
あえてマイナスをあげると、松雪さんが美人美人言われることへの違和感とか、
ダンカンとかの配役でしょうかね。
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