天使と悪魔のレビュー・感想・評価
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最後は怒涛の展開だが
2009年公開のロン・ハワード監督の米国映画。原作はダン・ブラウンの同名小説で、脚本はデヴィッド・コープ(ジェラシック・パークの共同脚本)及びダ・ヴィンチ・コード脚本をダン・ブラウンと手がけたアキヴァ・ゴールドマン。音楽はハンス・ジマー。
主演がトム・ハンクス、アイェレット・ゾラー(イスラエルの女優)、ユアン・マクレガー。
ダ・ヴィンチ・コードがとても面白かったので期待。残念ながら、途中までの展開は、脚本が今一つなのか謎解き的な要素が少なく、かなり退屈だった。
トム・ハンクスは今回も体張っての大活躍も、前作のヒロインのオドレイ・トトウと違って、今回のヒロイン・ゾラーが自分には魅力に欠けたせいもあるかもしれない。
とは言え、最後の展開は意表を突くどんでん返しも有り、面白かった、ハンス・ジマーの音楽もドラマ性を増し効果的であった。
ツッコミ所はいくつかあるけど
反物質を大量に取り出せたとしてああやって光って見えるものじゃないだろ、見えないから反物質なんだろ。とか、教授がイタリア警察を説得してたった2人の警官に噴水へ連れてってもらい、結局警官が撃ち殺されてしまうけど、警察組織としては教授をバチカンに送り別働隊を噴水に向かわせるべきだろ普通。だとか、ヘリが爆発することは分かってんだからカメルレンゴがヘリに乗った時点で自分達も伏せるか物陰に隠れるかして民衆にもそう警告すべきだろとか、、
まぁそれは置いといて、件の反物質が上空で爆発したシーン、宗教絵でよく見る空の色合いになってたね。詳しくないからなんて名前の絵画かとか分からないけど元ネタがありそう。
今調べたらジェズ教会とサンティニャチオ教会ってとこの天井絵がそんな感じだった。
全体的に面白かった!つまらないとか分からないとか言ってる人かわいそう、、
ロン・ハワードっぽくて好み
"ダビンチ・コード"トリロジーの三作目、相変わらずラングドン教授が事件に巻き込まれるが、個人的には本作が一番面白かった。
脚本的にもサスペンス色が強く、エンディングに掛けても驚く仕掛けが用意されていた。
ただ、ユアン・マクレガーが濃すぎてトム・ハンクスを食いそうな勢い。アクション演出もオビ=ワン・ケノービを思い出すド派手さ。
推理がよくわからないの
啓示の道を辿りイルミナティの教会を見つける過程で
ラファエロだのベルニーニだの彫刻家の秘密を解くシーンが
何言ってるのかわからず楽しさは半減。
ただし細かい推理はともかく大筋のミステリーは面白く
騙されました。
ただ反物質とかちょっと詳しくないけど、いきなりSF的なエネルギーが
飛び出して全体の雰囲気からちょっとかけ離れた感じがしたんですが
そうでもないんですかね?
毎度作家はよくキリスト教を調べてあり歴史を聞いてるだけでも
中々血生臭く興味深い話がいっぱい出てきて面白かったですね。
小説で読まないと多分理解できないだろうなとおもいました。
難しいのが苦手な人には向いてない
ダン・ブラウンさんの映画化されたシリーズはとても好きで、映画から小説を読んだのですが、天使と悪魔に関して言うとやはり小説と映画とはかなり違う。登場人物から導入、展開まで違う(当たり前)。なのでこれは映画から観て小説を読む方が楽しめますね。小説を最近読み終えて、今日改めて映画を観たのですが「ここはこうなのにな…」と強く思いました。
映画を始めてみた時は、謎解きや展開の速さにとてもわくわくして見ることが出来ました。しかし、ここのレビューも一通り見てみたのですが、内容が難しくて眠たくなるような方もいらっしゃいました。私も実はこの映画は、歴史をよく知ってる人と一緒に家で、解説を聞きながら観ていたので、普通じゃ分からないことだらけだと思います。ですが、調べたり、小説をじっくり読み込んだりすればするほど、とても面白く感じる作品だと思っています。そんなことはどうでもいいから、爽快感だけ欲しいという方は、謎解きのことは深く考えずにクライマックス辺りを楽しめばいいと思います。クライマックスの音楽は見応えあると思います。
ダヴィンチ・コードより映画として面白い
ロン・ハワード監督の最新作。
(左記の画像はDVDの絵です)
…というよりも、「ダヴィンチ・コード」の続編と言った方が良い。
「ダヴィンチ・コード」は言わずと知れた作品だが、最初小説を読んだとき、そのあまりの面白さ/大胆さには舌を巻いた。こんな面白いストーリーの小説読んだのはいつぶりだろう?と言うくらい。超一級のミステリー。しかも自分好みの歴史ミステリー。作品に出てくる話の事実性については諸説があるが、それは面白さを少しも損ねない。むしろその話題性を高めたとも言える。
その続編なので、嫌が上にも期待感が高まる。
まぁ、前日(映画の公開日)にテレビでちょうど「ダヴィンチ・コード」を放映していたので、それを見て気持ちが盛り上がったという理由もある。見事に広告戦略に乗った格好(笑)
さて、今日近場の映画館へ朝から観に行ったが、たしかに宣伝文句通り「ダヴィンチ・コード」より面白かった。ただしあくまで「映画」として。。映画「ダヴィンチ・コード」は、小説が面白すぎたために、正直少し期待外れだった。もっとも、自分は小説「天使と悪魔」を読んでないので、単純な比較は出来ないが。。
今回の「天使と悪魔」はよりエンターテイメント性が高くなっている。
舞台はヴァチカン。前回は反キリスト教とも言えるテーマだったが、今回のロバート・ラングトン教授はキリスト教のために動く。その総本家ローマが舞台。
ストーリーはどんでん返しに次ぐどんでん返しで、最後まで観てて飽きない。だからこそのエンターテイメント。当然細かい筋は話せないけど、非常に分かりやすい。最後も凄くハリウッド的な終わり方だし。
ただし、ヒロインは「ダヴィンチ・コード」の勝ちだな(笑)オドレイ・トトゥ可愛い〜。ああいう感じの子は好き。プライベートでも気に入るのはああいうタイプ。とてもフランス人っぽい。
この映画には、1,800円の価値ありますね。
結構久々。映画館観に行ってこういう評価出すの。
思わず映画観た帰りに、原作者ダン・ブラウン氏の小説「パズル・パレス」買ってしまいましたよ(書評はこちらより)。。
ミステリー好きなら観るべき作品です。
タイトルなし
二回目の感想だが全く忘れていて覚えてなかった。前作のダ・ビンチコードよりわかりやすく、テンポ・BGM共に良かった。ラストはどんでん返しでやはりユアン・マクレガーはただでは出ないなと。トム・ハンクスが謎解きすぎて、相方科学者アイェット・ゾラーの影が薄い。警察の長であるステラン・スカルズガルドはやっぱり悪役だった。特捜Qの渋い主役ニコライ・リー・カースがプロの殺し屋役で驚いた。枢機卿は結局悪役ではなかったのかと今でも思う。
ラングドン教授、再び!
シリーズで1番好きです! 前作と比べて詳しくなくても楽しめる感じがして面白かったです(^-^) 枢機卿達を1人1人見つけていくのも謎解きゲームみたいですし、音楽も良かった! ヴァチカンなどに詳しくなくても何かある度にラングドン教授が色々説明してくれるので助かりました(笑) 反物質の爆発シーンは迫力ありましたね~!
謎解きという側面からだと、前作のダヴィンチコードの方が複雑で面白く...
謎解きという側面からだと、前作のダヴィンチコードの方が複雑で面白く感じた。今作ではキャスティングからわりと早々に犯人が読めてしまったので、その点は少し残念。ただ世界観は前作から引き継いでいるので、イタリアの宗教美術とともに楽しめた。
ロマンが無かった…
「ダヴィンチコード」は歴史ミステリー、陰謀論的ロマンが魅力的だったが、今作は単なるアクションミステリーって感じだった。
教皇殺害とかコンクラーベ絡めたりとか、また物議を醸しそうなスケールではありましたが…
結果オーライ的にユアンマクレガー演じるカメルレンゴが教皇の座に就けそうだったけど、そもそも当初はどんな計画だったんだろう?
イルミナティ殲滅の自作自演の旗手として教皇の座に就こうとしてたの?
謎です…
群衆の中にパラシュートで降りてくるカメルレンゴは天使を思わせ神秘的で良かったので、ベタなドンデン返しじゃ無く、悪の枢機卿の陰謀を阻止し歓呼による選出?で新教皇が誕生したって方がロマンがあって自分は好きだったかなぁ。
いや、それもまたベタか…
ダヴィンチコードよりは
テンポもよく、見やすくなっている。
内容もわかりやすくなったと思うけど、なんだかストーリーが引き込まれないのはやはり宗教的だからなのかな?
ユアンマクレガーはなかなかおいしい役。
今回のトムハンクスは髪型が普通だったので安心。
前回の変な髪型はなんか似合わない笑
このシリーズ、宗教絡みなのではまれないし長いので結構きついんだけど、トムハンクスの教授役がハマるもんでつい見ちゃう。
インフェルノもみてみたくなる
ハイスペック教授。
トム・ハンクス演じる主人公ロバート・ラングドンがとにかくハイスペック。
頭の回転、知識、直接戦闘はないけどフィジカルも申し分ない。
正直、主人公の活躍のために用意されたシナリオ感が強く、主人公の独壇場。
逆に他のキャラがあまりにも活躍しないので役立たずな印象が強い。
演出はミスリードするように作っているっぽいけど割と露骨なのでミステリー好きなら察しがつくかも。
信仰と文明の間で揺れる聖職者たちの感情と信条は日本人には乏しい感性なので興味深い。
一方で科学の分野に関しては大味なのであまり細かいことを気にしない方がいいのかも。
映画の進行に合わせて理解しながら視聴するには要求されるキリスト教知識レベルが非常に高い。
ラ・プルガとかコンクラーベとかミステリアス(に感じる)キーワードが学べるのは個人的に面白かった。
ただし字幕の精度はイマイチでした。
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