ツリー・オブ・ライフ

劇場公開日:2011年8月12日

ツリー・オブ・ライフ

解説・あらすじ

「天国の日々」「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督が、ブラッド・ピット、ショーン・ペンを主演に描くファンタジードラマ。1950年代半ば、オブライエン夫妻は中央テキサスの田舎町で幸せな結婚生活を送っていた。しかし夫婦の長男ジャックは、信仰にあつく男が成功するためには「力」が必要だと説く厳格な父と、子どもたちに深い愛情を注ぐ優しい母との間で葛藤(かっとう)する日々を送っていた。やがて大人になって成功したジャックは、自分の人生や生き方の根源となった少年時代に思いをはせる……。製作も務めたピットが厳格な父親に扮し、成長したジャックをペンが演じる。第64回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した。

2011年製作/138分/G/アメリカ
原題または英題:The Tree of Life
配給:ディズニー
劇場公開日:2011年8月12日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第64回 カンヌ国際映画祭(2011年)

受賞

コンペティション部門
パルムドール テレンス・マリック

出品

コンペティション部門
出品作品 テレンス・マリック
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映画レビュー

3.5 【”愛が無ければ人生は瞬く間に過ぎる。そして神は無慈悲に人間に試練を与える。”今作は一人の男が、幼き頃の両親との関係性や出来事を人知を超えた神の存在を感じながら振り返るファンタジックな物語である。】

2026年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

幸せ

■冒頭、オブライエン(ブラッド・ピット)と夫人(ジェシカ・チャステイン)に、次男R.Lの訃報が入る。
 悲嘆に暮れる二人。

 夫人の神に問いかける言葉が続く中、シーンはNYの高層ビルにあるゼネコンの高い地位で働くジャック(ショーン・ペン)が不思議な木戸を潜るシーンに移り、更に幻想的な地球創世記を映し出していく。
 恐竜が現れ、そして、ジャックも若かった自分を含めた三兄弟と厳格な父、オブライエンと優しい母が生活する姿が描かれて行く。
ー ここまで観て来て『ツリー・オブ・ライフ』の定義を、テレンス・マリックが地球誕生から、生命誕生まで遡って考えている事が分かるのである。-

 その中で、オブライエンはピアノを弾き、母は子供達の為に料理を作る。父の口癖は、”弱者になるな。”である。

 だが、或る日、その父が帰宅した後に工場が閉鎖された事を告げ、ジャックに今までの傲慢な姿勢を詫びるのである。

 再び、シーンは現代に戻りジャックは、再び木戸を潜り、干潟のような場所に出る。そこには父も母も、兄弟たちもいるのである。そこでのジャックの表情は、序盤の険しいモノではなく、穏やかなのである。
ー 彼が、人生の意味を、達観した境地で理解したのだろうと、解釈したシーンである。-

 そして、母が神に問うナレーションが流れ、冒頭に現れる不可思議な光が再び映し出され、エンドロールを迎えるのである。

<今作は、一人の男が幼き頃の両親との関係性や出来事を、人知を超えた神の存在を感じながら振り返るファンタジックな物語なのである。>

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NOBU

5.0 テレンス・マリック×ルベツキ=最高

2025年7月11日
Androidアプリから投稿

〝ツリー・オブ・ライフ〟とは、人間の人生ではなく宇宙の進化だった。なんたる壮大さ。

主人公を見つめる巨大な樫の木は、アダムとイヴが追放されたエデンの園にそびえる大樹だ。

父(神)の支配する世界で幼子は何者かに祈る。神さま、あの人と離れさせてください。これ以上自分の心を憎しみで汚したくありません。

同時に宇宙の進化と恐竜のイメージが全能の父の寓話を否定する。神とは全能の神ではなく、宇宙のうねりから生まれた生物が、本能的に他者の意識に同調する能力。主人公は無意識にこの根源的な慈愛の力に祈っているようだった。

だからこそ、いかにして父を赦すか、母の愛を噛みしめることができるか、この世の不条理を抱きしめることができるかをひたすら思索し続ける。

うんうん。イメージの中でいつも何者かに語りながら思索する感じ、首がもげるほど同意したよ。

ホドロフスキーが「リアリティのダンス」で自分を救済したように、テレンス・マリックは本作で自分を癒したのだと思う。

ルベツキの撮影に心底痺れた。

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Raspberry

3.0 難解な芸術作品。ジェシカ・チャステインは魅力的

2025年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

幸せ

 1950年代が舞台。家族の日常がメインで、序盤の次男の不幸シーンのおかげで、ある程度緊張感を持ったまま観ることができるのだが、次男に何があったのかは具体的なシーンがないため想像するしかない。そこまで抽象的で曖昧にしてしまうとは、ある意味芸術作品である。

 母に扮するジェシカ・チャステインの魅力は引き出されていた。
 ジャック(ショーン・ペン)の回想シーンから、徐々に想像の世界に繋がっていくのは面白い展開は感動的だが、泣きたくても引っかかることがあって素直に泣けなくてフラストレーション。

 リアルなドキュメンタリー風なのに、いきなり母が空を飛んだり、白雪姫が死んだシーンのようにカプセルに入っていたりして驚く。聖書(ヨブ記)の引用と、宇宙に浮かぶボールアースや恐竜の映像も印象的だが、もちろんそれらは加工した作りモノの映像である。我々は、歴史も含めて作りモノだらけの世界にいるということを意味しているのかもしれない。

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Don-chan

3.0 なんか

2024年10月31日
iPhoneアプリから投稿

10回くらいトライしましたが マジで絶対に寝てしまうんですよ😴💤 流石に最後まで観るのを諦めました! 脳🧠になんだか波が急激に来て💤寝てしまうんでしょうね💤

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.