劇場公開日 2008年3月7日

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ジャンパー : インタビュー

2008年3月4日更新

デビッドが思いを寄せる同級生ミリー・ハリスを演じたレイチェル・ビルソンは、TVシリーズ「The O.C.」で一躍注目を浴びた、現在26歳の人気若手女優。本作をきっかけにヘイデン・クリステンセンとの交際が噂されるなど、今後ますます目が離せなくなるであろう彼女に話を聞いた。(取材・文:編集部)

レイチェル・ビルソン インタビュー
「ハンサムなヘイデン・クリステンセンの恋人役ができてラッキー!」

8年ぶりにデビッドと再会したミリーは、2人でローマ旅行を楽しむはずだったが…
8年ぶりにデビッドと再会したミリーは、2人でローマ旅行を楽しむはずだったが…

――この作品に興味を引かれた理由は何ですか?

「まず、監督がダグ・リーマンだということ。彼は素晴らしい監督だから、彼の映画なら何だって出たいと思ったの。あと、脚本を読んで、これは今まで見たこともないような作品になると思ったし、ロケでいろんな場所に行けそうだなって(笑)」

今後の活躍にも期待
今後の活躍にも期待

――ミリーは幼い頃、世界中を旅することを夢見ていたが、成長するにつれ現実を生きるようになる。でも、デビッドと再会し、忘れていた夢が現実になりますね。

「彼女にはとても共感できるし、すごくクールな女の子だと思う。特別な能力を持った男の子たちに囲まれながらも、彼女は自分というものをしっかり持っているわ。彼女は世界中を旅することに憧れているけれど、私も女優という仕事柄、いろんな国を訪れているの。大きな夢を持っているという部分で、私たちはとても似ているわ」

――世界のいろんな街が登場しますが、どの都市がいちばん楽しかったですか?

「撮影ではローマ、トロント、メキシコ、プラハに行ったの。あと、映画のプロモーションでエジプトにも行ったわ。いちばん印象に残っているのは、ローマのコロシアムでのロケね。とても美しい場所だった。私は撮影では東京に来ることができなかったけれど、この映画に出演したことがきっかけで、こうしてPRで来日することができて本当に嬉しいわ」

――先ほどリーマン監督と再会して、お互いとても嬉しそうに話していましたね。

「人間としても彼のことが好きだし、また監督としても素晴らしいと思うの。信頼して自分の全てを委ねることができたわ。『ボーン・アイデンティティー』や『Mr.&Mrs.スミス』など、彼の作品はどれも綿密に考え抜かれていて、映像がとてもカッコいい。情熱的で、信念を持って仕事をする姿勢を尊敬しているわ」

この映画をきっかけにプライベートでも…
この映画をきっかけにプライベートでも…

――ヘイデン・クリステンセンとは歳も同じで、撮影も楽しかったと思いますが、俳優としての彼をどう見ていますか?

「彼はとても才能のある俳優だから、共演できて光栄よ。それにすごくハンサムだから、恋人役ができてラッキーだわ(笑)。彼はとても親切で、プロ意識が高く、真摯に仕事に取り組む人。彼と一緒にいるだけでいい経験になったわ」

――TVシリーズ「The O.C.」でブレイクしてから次代の“イット・ガール”と呼ばれるなど、将来を有望視されてますね。

「そう言ってもらえるのは、すごく嬉しいわ。『The O.C.』で有名になった人(ミーシャ・バートン、アダム・ブロディ)は結構多いの。あの番組に出る前からいつも、とにかく精一杯いい仕事をしようと思ってやってきたし、これからも女優を続けて成功したいわ」

映画の好みはホンモノ志向?
映画の好みはホンモノ志向?

――第80回アカデミー賞が発表されましたが、気になる監督・俳優はいますか? 今後どんな作品に出たいですか?

「ダニエル・デイ=ルイスは素晴らしい俳優だと思うし、彼がオスカー(主演男優賞)を獲って嬉しい。今後はキャラクターが濃く描かれた作品に出たいと思うし、インディペンデント系の作品にも興味があるの。今回、監督賞を獲ったコーエン兄弟の作品にも、機会があればぜひ出演したいわ!」

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