ワールド・オブ・ライズのレビュー・感想・評価
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確かに迫力、緊迫感ありますが・・・・。
話題の中東に活躍するCIAエージェントのディカプリオとかなり濃い役の上司、ラッセル・クロウとのやり取り、面白い。
んで結局、CIAも公務員でサラリーマンなんだと言うこと。子供の世話もすれば送り迎えもしちゃうかなり世間一般の父親なんです。
なんせ部下は緊迫地域の中東にいるもんで温度差が違います。言うこと聞かない部下に愚痴ったり、ため息ついたり、解るなあ。
ただ個人的にはシナリオが今一消化不良でした。世界を騙す嘘なんですから、もう少しひねってもよいのでは。
ごめんなさい…(TT)
映画に良い評価をつけないのは、あまりしたくないのですが
私は好きじゃありませんでした…
臨場感○、キャラクター○です
が
眠いときに観る映画じゃないです…!笑
最後のオチをうまくつかめませんでした。
理解力不足、リアルなアクションのカットが苦手なせいであるとは思うのですが、
観るのが大変な映画でした。
緻密で迫力のある演出が残酷な現実を描きだし緊張感を盛り上げる
総合:80点
ストーリー: 75
キャスト: 85
演出: 90
ビジュアル: 85
音楽: 75
リドリー・スコット監督らしい迫力のある演出が何より素晴らしかった。目的のために躊躇のない切り捨て、殺し、監視といったスパイの現場の話が、最初から容赦なく高い緊迫感で迫ってきた。砂漠や街並みを撮影した映像もカメラワークも同様にうまかった。
現場で人の残酷な命運を見ながら自らも死線にいて感情的になるディカプリオと、忙しすぎて仕事と家庭の区別すらなくて子供の世話をしながら一方で冷酷な命令を次々に出していくクロウ。前者は自ら話し動くし、後者は遠くからハイテク機器を使って監視し命令する。ちょっと二人の立場の対照がわざとらしすぎる気もしたが、混乱の続く厳しい世界で常識の通用しない厳しい仕事をしているんだというのがとてもよく伝わってくる。似たような映画だが本作よりもさらに綺麗ごとに走りすぎた感のある「スパイ・ゲーム」よりもいい。
でもこういう厳しくて情容赦のない映画はあまり女性好みではないだろうな。
さすがリドリースコット?
ディカプリオにラッセルクロウ。
濃すぎて敬遠してたんですが、正月休み見ました。
でも脚本おかしくないですかね?
一般人をテロリストに仕立て上げて、テロをおびき寄せる作戦。
その一般人を保護しないのであれば、当然殺されるでしょ。
そんな作戦CIAがやりますかね。
大問題ですよ。
その上、CIAの役のディカプリオが現地の看護婦と熱愛して
人質にとられちゃう。CIAがそんな軽率なことするかねって
結構な違和感がありましたね。
それでも中東の映像と衛星カメラでリアルに見せちゃう
監督さんはさすがです。
ディカプリオが人質に取られてのテロリストとの会話で
コーランの解釈について熱弁してましたが、そのあたりが
この映画で一番言いたいことなんだろうなぁ・・・って思いましたね。
あ、ラッセルクロウはデブで嫌なCIA役がはまってましたね。
雑多な街並みの魅力
ずいぶんと目にかけられやすい人物のようで
フェリスは様々な人物をとりこ(?)にしていく。
良いように使われているだけかもしれませんが。
中東の町の描写がいい感じです。
昼は花売り、果物売り、香料売り、様々な商人たちが市場を行きかい、
夜は町の明かりに照らされる、人々の影が素敵。
ここに紛れるディカプリオがいい感じ。
空撮も自然な形で使用されています。
上から見ることでより一層、町並みが込み入っていることがわかる
こんな町では人探しも大変でしょう。
悲惨な現実
戦争のいくとこまでいった過酷さ、汚さが悲惨に描かれてます
僕を含め日本人で戦争のない時代に生まれた人達には宗教とか戦争ってなじみのないものかもしれないけどこういうことなんだろうなぁ
複雑に絡み合って解けなくなった感じ
しかし作戦を台なしにするホフマンにはイラっとくる
フェリスの中東が好きという言葉は刺さりました
ディカプリオの指がトンカチで壊された
ここ何作か、スパイ物の映画を観ている。その中では最もシリアスで知的なスパイ物であった。ディカプリオが軽いイメージを脱したのはいつごろからなのだろう。この作品では重厚な役柄を上手くこなしている。
スパイ物の映画は、007に代表されるように、なにがしかエンターテインメイントの匂いや、分かりやすく言えば、アメリカ万歳的な部分を含んでいるものだが、この作品では、そういう部分はなく、リアリズムと人間ドラマにフォーカスした作りこみがなされている。
正義と悪、という勧善懲悪の構図でアクション的に表現せず、情報戦とその戦場でリアルな現場に生きる人間の気分、心理、感情、あるいはそういう極限の中でしか生まれない、複雑な仲間意識や人間関係を落ち着いた映像で表現していく。こういった作品はアメリカのような国だからこそ、出来うるもので、日本のような国ではなかなか生まれ得ないものであろう。
誰も信じられない、といった過酷な状況下で現地の女性を愛してしまう主人公。はじめは、脚本的にこういう流れはちょっと甘いのではないかと思って観ていたが、結果的にそういった行動もシリアスな人間心理の一部として、クールに流していく展開は、うまいものだと感じた。
作品中、何度も出てくる、無人機による偵察映像が非常に美しいが、あのような高感度の静止型無人偵察機は実在するものなのであろうか。
監督はリドリースコット。アメリカ映画であるが、イギリス人である監督らしい、醒めたインテリジェンスを感じ、作品として、無駄や無理がない。観終わった後、損した気にはならない、価値ある良作である。
うむむむむむ……
監督リドリー・スコット。
レオナルド・デカプリオとラッセル・クロウのダブル主演で、期待せずにはいられない映画だったが、やはり期待通りにはいきません。
中東、CIA、テロリスト、スパイなどなど……実にアメリカらしいキーワードがたくさん込められた、現代らしいスパイ物でしたが、何かもう一歩足りないと感じてしまった。
別に演技に文句があるわけでもないし、設定はなかなか見所あり。
でも、何か足りない。
「キングダム」や「ブラックホークダウン」のような戦闘描写があるわけでもなく、「勇者たちの戦場」のように事後話があるわけでもない。
緊張感はなくはないが、それはデカプリオではなく現地の協力組織が危機に陥り、結局はテレビクルーに扮したテロリストに自爆テロで吹き飛ばされてしまった。
やっぱりもう一歩!
鑑賞劇場:TOHOシネマズ梅田
嘘をついているのは、お前だ!
この映画の
日本題名と、キャッチ・コピーが大嘘です。
原題Body of Lies
外国人が聞いたら大笑いだね。
世界なんか騙していませんよ。
アメリカと中東だけだよ。
こうゆうインチキ
「邦題&キャッチフレーズ」
映画が多いんだよな、駄洒落か!!
これって詐欺に成りませんか?
皆さん騙されないように!!
(特にディカプリオファン)
誤解しないで欲しいのは
作品は良いです。
普通に観て面白いけど、
原題いじりは、
大御所リドリー・スコットに対する侮辱か?
と思いましたので!
無難すぎるほど無難。
ディカプリオとラッセル・クロウ。そしてリドリー・スコット。こうなると、どうしても作品の期待値は上がってしまう。いや、期待するなと言うのが無理。
作品自体は十分に面白い。緊迫感もあるし、ディカプリオの工作員にはリアルを感じるし、演技も見事だ。クロウの嫌味な上司もどこか憎めない。周りを固める脇の役者たちも生き生きとしている。
「ブラックホークダウン」のような空気をこの作品の中東の町からも感じることができる。ヒリヒリした空気感を醸し出す味はこの作品の見所の1つであろう。
しかし、観終えた後のインパクトは少ない。
やはり、期待値が高すぎるからだろうな・・・。
こんなもんじゃないだろう、と言う思いがぬぐえない。
伏線の回収スタイルが古臭いと言うか、インパクトに欠ける。
これを他の新進気鋭の監督が撮ったのなら、「おお、やるじゃないか」でいいのだろうが、リドリー・スコット作品で、これでは物足りない。
もう少し次回はカタルシスを覚える作品を作って欲しいと願う。
覗き見禁止
24にしてもこの映画にしても、空から除かれていると思うとちょっといやですよね。
ちょっと本当かよ!って部分やランボー、24的な普通そこで殺されてるだろっ!みたいなところが多いですが、それなりに楽しめました。
ヒットしない理由
レオナルドディカプリオ&ラッセルクロウ、監督がリドリースコットなら面白くない訳がない。の観る前の予想だったがやはり良くできてた。
ありふれたストーリーだが、そこはスコット、上手く俳優人を使い飽きさせなく次の展開を観客に期待させ、それを裏切らない作りにしてる。見事!特にディカプリオの使い方が上手く、それに応えるかのような演技、後半の眼光鋭い演技には圧巻させられる。
ラッセルクロウはといえば、今回は期待はずれ。別にラッセルクロウじゃなくてもいいし、見せ場もなく寂しい扱い。ラッセルクロウファンはがっかりさせられます。
スコット監督の頭にあるものを一枚一枚と丁寧に貼り付けそれを映像化したものを我々に観せてくれる贅沢な作品です。
じゃあ、何故ヒットしなかったのか!私にも推測でしかないが、最近のディカプリオ映画はこういう危ない役ばかりな気がする。ファンはもっと気楽なディカプリオ観たいのか?それとも、こういう題材の作品に飽きたのか。なんにせよ、良くできてる作品ですので是非とも鑑賞を。
リドリーっぽいラストかも。。。
近年のディカプリオはやっぱりいい!もう女性にキャーキャー言われるんじゃなく、映画好きな男性も納得してくれるであろう渋さがにじみ出てきたと思う。
クロウは、かなりいい意味で厭味なオヤジに化けていたし、わざわざ太っただけはある年の取り方だった。実年齢より大分老けて見える。ディカプリオの危険と対比するために、クロウが子供の送り迎えなんかしたりあまりにも平和なのを見せたかったんだろうけれど、ここまで老けさせたなら、クロウの子供の年齢はもう少し上でもよかったんじゃないか?すごく細かいところだけれどそこはちょっと合ってないような気がしないこともない。
前宣伝であまりにもこの二人の対比を宣伝していたからか、個人的にはハニ役のマーク・ストロングの重要度が際立った。ある意味で、勝ったのはハニ氏なわけで、そういうラスト、つまりアメリカに勝たせなかったような締め方は、「ブラックホークダウン」で米軍の失敗を見せてしまったリドリーだもんなと感じるし、イギリス人だからできるんでしょうねと勝手に納得している。
アメリカが勝つありふれたラストじゃないからこそ、説得力があるんだとも思う。
ちなみに、公開時に放送されていたインタビューで、クロウとディカプリオが初めて大作映画に出たのが同じ映画で、「クイック&デッド」だった。それ以来の共演で、お互い役者として成長したなー的なことを語っていたのを見てからこの映画を見たので、ちょっと感慨深かった。
よかったよ
そうそう。これも、劇場で見ました。レビューを書くのを忘れていました。
まあ、ブラッドダイヤモンドとボーン・アルティメイタムを足して割った感じの映画。スピード感もあるし、心理戦が見ていて楽しい。また、衛星カメラなど設定がリアル。僕はこういう映画が好きですね。
新たな視点
イラク・イランでの戦争は日本にいればアメリカからの視点でしか見ることができなかったがこの映画は双方の思惑が絡み合う、とても考えさせられるえいがでした。いまいちど、戦争の儚さ、残酷さを思い知らされました。
アメリカっていう国は!
アメリカという国は、結構よく知っているので こういう話の本当の部分と 映画向け着色部分の区別はつく。 映画自体は まあ楽しめるが それにしてもアメリカ人は!って思うね。うぬぼれ 傲慢 世界は 常に自分たち中心に回っているというおもいあがり 自分たちの基準が 考え方が正しいと信じて疑わない狭い視野。 世界の警察を自認し CIAや FBIのやっていることが 外国から見たらどう見えるか なんて考えたこともない子供たち。娯楽としてのハリウッド映画は 優秀だが、アメリカ人の見方や考え方や表現に対して 批判出来るものを持っていないと 悪い方に感化されるよ
最後までドキドキしました
毎日テレビのニュースで、テロに関する報道が流れている現実。
とても「映画の中のフィクションのお話」とは思えないリアルさに
最後までドキドキしながら見入ってしまいました。
それにしても、衛星中継で、あんな風に監視できるなんて!
すごい時代ですね・・
(って、世の中を知らなさすぎでしょうか・・)
個人的には、フェリスがホフマンに最後に言ったセリフがとってもよかったです。
ワールド・オブ・ライズ
日本人として日本で生きているとイスラム社会、テロということにまったくかかわりがなく、今世界で起きているかもしれないこのような状況を少しでも知り、”触れる”ことができる映画かもしれない。
ただし(原作も映画製作も)所詮アメリカ人の視点でみたイスラム感だといえばそうかもしれないが、知らないでいるより知っているほうがいい現実。イスラムの国々がたくさんでてくるので、町の中の様子などを見ることができるのも魅力のひとつ。
それにしてもディカプリオの出演作選びはどうしてこう「硬派」なんだろう・・・。いい俳優さんになったなーと思う。
現在はプライバシーなんてものは存在しないのである・・・
ストーリー的に目新しさは感じなかったが、スパイ衛星の画像には参った。現在ではあそこまできちゃうのかぁ~。 プライバシーも何もあったものじゃないなぁと思った。現実では泥沼状態が続いているが、映画では一応の決着を見る。これって希望的観測??? リオは今回もブラピも羨む男らしい役柄・・・ ラッセル・クロウは憎まれ役をふてぶてしそうにでも楽し気に演じていた。+αの魅力を感じることはできなかったが、観ている間はドキドキしながら、次の展開がどうなるかワクワクしながら観ることができた。職人監督の作品らしいそこそこ楽しめる作品。
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