映画 からかい上手の高木さん

劇場公開日:

解説

アニメ版も話題を集めた山本崇一朗の人気コミック「からかい上手の高木さん」を、「愛がなんだ」「街の上で」の今泉力哉監督のメガホンで実写映画化。

とある島の中学校。隣の席になった女の子・高木さんにいつもからかわれている男の子・西片は、どうにかしてからかい返そうとさまざまな策を練るも、彼女に見破られて失敗ばかりしていた。そんな2人の関係はずっと続くと思っていたが、高木さんがある理由から引っ越すことになり、心に秘めた互いへの思いを伝えることなく2人は離ればなれになってしまう。それから10年が過ぎたある日、母校で体育教師として奮闘する西片の前に、高木さんが教育実習生として現れる。

原作から10年後の設定で、大人になった高木さんと西片の新たな時間を描く。「そして、バトンは渡された」の永野芽郁が高木さん役、「交換ウソ日記」の高橋文哉が西片役で初共演を果たし、原作コミックでは空白の時間にあたる2人の10年後の再会を描く。原作者の出身地であり物語の舞台とであることから「高木さんの聖地」として親しまれている香川県小豆島で全編撮影を敢行した。

2024年製作/119分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2024年5月31日

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(C)2024映画「からかい上手の高木さん」製作委員会 (C)山本崇一朗/小学館

映画レビュー

4.0なぜ高木さんにからかわれる西片を芹澤興人がやらないんだ???

2024年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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まぬままおま

4.0ある意味、非常に困難な映画化だったのでは

2024年6月6日
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鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

3.5まだるっこしい告白シーン素晴らしい

2024年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

実写で生身の成人男性をこれだけ可愛く描けるのはすごいと思った。原作及びアニメ版の魅力は、色々あるが、一番は西片がかわいいことだった。彼の可愛いリアクションがこの作品の題材である「からかい」を成立させていた。実写映画版は、このからかいをさらにちゃんと掘り下げてみようという意欲をもって制作されている。からかいがからかいとして成立するには、言い換えるといじめや嫌味にならずに成立するのはどんな関係性においてか、ということを正面から描こうと試みた。
そして、恋愛映画にもかかわらず、告白の持つ暴力性にも言及するというのは意欲的だ。気持ちに押し付けは時に相手を苦しめることがあると本作は描いている。こう書くと割と深刻なテイストの作品かと思われそうだが、西片が可愛く描かれていてそうならないバランス感覚がすごい。
クライマックスの長回し告白シーンは、映画史上屈指のまどろっこしい告白なのだが、それがいい。できるだけ暴力性を薄くして気持ちを伝えるには、あれだけ回りくどくなるってことなんだろう。あのまどろっこさを魅力的に描けるのは今泉監督ならでは。いい人に実写化してもらったなと思う。

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杉本穂高

3.0ラスト、怒涛の展開に茫然自失?!

2025年2月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

寝られる

2024年公開、配給・東宝。

【監督】:今泉力哉
【脚本】:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉
【原作】:山本崇一朗〜『からかい上手の高木さん』

主な配役
【高木さん】:永野芽郁
【西片】:高橋文哉
【大関みき】:白鳥玉季
【町田涼】:齋藤潤
【田辺先生】:江口洋介

1.原作と比べすぎてはダメ

教師となった西片のクラスに、教育実習生としてやってきた高木さん。
原作アニメの高木さんを、実写に置き換えるとしたら永野芽郁一択だろう。

一方で、西片はあんなカッコ可愛いキャラではなかろうもん笑

からかう高木さん ― ドキドキの西片
告白した大関さん ― その後不登校ぎみの町田

後半は、二組の若者たちを軸に話が展開するが、
無理やり感は否めない。

2.「好き」を科学する?

大胆な解釈や変更を加えて実写映画化した。

◆物語の舞台が、島になった。
◆西片をイケてる感じに描いた。
※さらに、原作マンガでは、
西片はただ、からかわれて終わりではなく、
高木さんへの仕返しを企図していた。
◆原作では、仕返しは読まれて成功しないが、たまに意図しない西片の言動で高木さんが可愛く赤面するような場面もあるが実写版では割愛。

永野芽郁のキャラクターは、高木さんと見事に重なる。

田舎の風景をバックに、
どこまでも不器用で誠実な若者たちのやりとりが自然だ。
→自然すぎて眠くなりかけた。。。

3.100分くらいから怒涛の展開

正確に言うと、高木さんの教育実習が終わった直後、
その日を待ってたかのように西片が攻勢にでる。
しかも、教室で(笑)。

◆おれ、人を好きになるって気持ちがよくわからないんだ。
◆高木さんの隣にいる自分が好きって思えて。

ここからの展開が、10倍速になり圧倒された。

なんやねん。
どうしたん?

くらいに早い。

ダイジェストすぎる。

4.まとめ

可愛い高木さんが、何かとイケてない西片をいじってからかう、でも二人はいつも一緒。

そんな純粋な甘酸っぱい青春純愛ストーリー、
ではダメだったのかなぁ?

最後は、なぜそんなに急いだんだろう?
と言いたくなるラスト10分、駆け足の展開だった。
余韻もなにもなかった。

なんか、もったいない。
二人で一緒に聴く『キュン♡せっきん』良かったので、0.5加点。
☆3.0

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Haihai