フローズン・タイム

写真家が短編を長編として再制作した様だが、写真を時間が止まった『絵画』として見ているのか？
時間を止める事が主題ではなく、時間は巻き戻せないってことだと感じた。
そして、一期一会の静止で終われば美しかったかなぁ。
「二人の時間は止まる」で終わるのはありきたりかなぁ。
惜しい映画だなぁ。
絵画、写真の視覚芸術と音楽などの聴覚芸術の違いとかに派生すればなおも良しなんだけど。それは無理か。
映画は総合芸術だからね。まぁ、残せるからね。
だから、僕は一期一会として出会える舞台とか音楽会が今は好きだなぁ。

振られたショックで不眠症になった青年の妄想のような日常を描くSFチックなコメディ作品。
止まった時間の中でエッチな妄想を描くシーンはポルノチックだが、内容は純粋なサクセスラブストーリーという不思議な作品。

時間は誰でも平等だが、
恋する人にだけ、止まったり
その人たちだけのモノになる。

なんか妙な時間SFファンタジー風のラブコメディ。
「イギリス労働者階級のドタバタギャグ」部分は割と面白かった。