モーテル
劇場公開日:2007年11月17日
解説
殺人ビデオの標的にされてしまった夫婦が体験する恐怖を、ルーク・ウィルソンとケイト・ベッキンセール主演で描いたサスペンス・スリラー。離婚寸前の夫婦デビッドとエイミーは、車が故障したために田舎町の寂れたモーテルに宿を取る。部屋に置かれていたビデオテープをデビッドが再生すると、そこには残虐な殺人シーンが録画されていた。撮影現場が今まさに自分たちがいる部屋であることに気付いた2人は、モーテルから脱出しようとするが……。
2007年製作/85分/PG12/アメリカ
原題:Vacancy
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2022年12月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
80年代に、たくさん作られた、スラッシャー系ホラー映画ですね。
そういった映画なので、 当然ながら、胸クソ悪くなります(笑)
『ストレンジャーズ』シリーズを思い浮かべました。
オープニングが『サイコ』意識してる?と思ったけど、
考えたらモーテルつながりで、ナルホド。
100点満点で、60~65点ぐらい。
ビミョー…(笑)
2021年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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『ホステル2』の次は『モーテル』を鑑賞。山道に迷い込んで、寂れたモーテルに泊まらざるを得ない状況となった夫婦が快楽殺人を繰り返す異常者たちに遭遇してしまう・・・。あらすじを読んだだけでも、またこの手のホラー・サスペンス映画かとうんざりしがちなのですが、被害に遭う主人公は珍しく夫婦。一人息子を事故で亡くし、そのために妻は坑うつ剤を手放せなくなり、夫婦仲も険悪になってしまっているという、かなり大人な設定なのです。
そして快楽殺人を繰り返す異常者たちはスナッフ・ムービーを作り、暇なときに鑑賞したり、モーテルの4号室には次の獲物のためにそのビデオを見せるという変態なのです。『トワイライトゾーン』のようなオープニングから『リング』のような展開になるのかと思えば、やはり基本はヒッチコックの『サイコ』なのでしょうか。単純になりがちなプロットであっても、恐怖におののく演技や絶妙なカメラワークと編集テクニックによって、ニムロッド・アーントルという人はとても新人監督とは思えないくらいの映画に仕上げていました。
地下トンネルを発見し逃げ道を探すシーンでは『ディスタービア』も思い出させますが、なぜだかRPGのダンジョンを想像してしまいました。普段は方向音痴であっても、ここぞという時に真価を発揮するマッピング能力。デビッド・フォックス(ルーク・ウィルソン)にはそんな潜在能力があったような気がしました。もちろん彼の愛する妻エイミー(ケイト・ベッキンセール)にも火事場の馬鹿力を感じられたし、緊迫した中であっても愛を感じられる映画でした。
終盤の展開にはもうちょっと捻りがほしいところだったでしょうか。あくまでも被害者の恐怖を撮り続けるのが趣味ならば、警官を簡単に登場させたのは失敗だったかもしれないし、トンネルについて熟知しているはずの犯人が迷っていたようだし・・・。被害者が多すぎたため気を抜いてしまったのかもしれませんね。そして、ラスト・・・あそこでデイビーを生き返らせるのには愕然と・・・隣の客が大笑いしてた。
【2007年11月映画館にて】
2020年4月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ラララスト。
夫がAと言えば、妻はBという。
息子の不慮の事故死で仲違い、離婚を考えている夫婦が道に迷い、車の調子も悪くなってたまたま寄ったガスステーションの亭主が一言。
「ファンベルトが壊れてるよ。」
やめてーー!!『蝋人形の館』でファンベルトが壊れる=恐怖、と染み付いてしまっているので、この時点で悪寒😱😱
亭主に応急措置をしてもらうものの、結局車は動かなくなり、ガスステーションの隣のオンボロモーテルへ。私が怪しいですと言わんばかりのオーナーに勧められるがまま、宿泊。
その部屋で見たビデオが、その部屋で撮られた殺人ビデオだった。そして悪夢へ。
はいビビリなので怖がらしてもらいました。
ケイト姉さんがいいところでうるさいし(笑)
いやそれがホラーの醍醐味だってわかってるんですけど、ビビリはいちいち怒ってないとやってけないんです。
犯人のサイコな感じと、声の高さと早口がいい。
そんな感じで、途中までは良かったんですけどねー。
ラストですよ。思わずラララストって言ってしまいました。
見終わってみると、もっと苦しめれたんじゃない?とか一瞬思ってしまったのは内緒。十分ですおなかいっぱいです。
夫婦で泊まる宿にあったテープを再生すると殺人ビデオであり、場所はこの部屋だった…宿主から逃げろ!という話。
脚本家は後に「レヴェナント」を書く新鋭で、夫婦関係の修復も含めた展開が面白い。
浴室…屋根裏…地下道…シチュエーションホラーとしても秀逸な良作。
(2013/11/1)