ブレードランナー ファイナル・カット 特集: 「ファイナル・カット」はどこが違う?「ブレードランナー」裏ネタ集(2)

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ブレードランナー ファイナル・カット

劇場公開日 2017年10月13日
2007年11月15日更新

「ファイナル・カット」はどこが違う?「ブレードランナー」裏ネタ集

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「ファイナル・カット」で追加されたチャイナタウンのダンサーが踊るシーン 「ファイナル・カット」で追加されたチャイナタウンのダンサーが踊るシーン

■バティが目玉製造工房で中国人に語りかけるのは、ウィリアム・ブレイクの詩「アメリカ ひとつの預言」の一節。

■折り紙や、市当局からの移民情報などを伝えるアナウンスは、ガフ役エドワード・ジェームズ・オルモスのアイデア。

衣裳デザインはバンド・デシネの巨匠メビウス 衣裳デザインはバンド・デシネの巨匠メビウス

■デッカードやレイチェルが着る奇抜な衣装をデザインをしたのはノンクレジットだが、「フィフス・エレメント」の衣装デザインでも知られるフランス・コミック界の巨匠メビウス。

■タイレル社の巨大ビルは、古代マヤ文明のピラミッドをヒントに作られた。

■1980年頃書かれたハンプトン・ファンチャーの初期の脚本には、“メアリー”という名の5体目の地球外から脱走してきた女性レプリカントが存在した。

■セバスチャンの部屋があるビルは、ロサンゼルスのダウンタウンに実在するブラッドベリ・ビルで撮影された。バッティがデッカードをチェイスするシーンの最後に、「お前たち人間には信じられないものを見てきた。オリオン座の新星……」とバッティがいうセリフは、ルトガー・ハウアーの即興演技。のちに、そのセリフはストラングラーズとフーディーニのアルバムにサンプリングされて使われている。

ゾーラ役のジョアンナ・キャシディ ゾーラ役のジョアンナ・キャシディ

■「ファイナル・カット」版からはカットされているが、82年の劇場公開版で付け加えられたデッカードとレイチェルの逃避行の場面で使われたのは、スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」(80)の山間部を空撮するシーンだった。

■女性レプリカントの“丸腰”のゾーラをチャイナタウンの雑踏で、背中を狙って撃つデッカードは、映画史上初めての女性の背中を撃ったキャラクターと言われる。ちなみに、デッカードが持つ銃は通称“ブラスター”。

■ゾーラ役のジョアンナ・キャシディは、オリジナル版から25年経ってもゾーラ役のスケルトンのコートを個人所持しており、「ファイナル・カット」にあたってガラスを突き破るシークエンスの撮影に参加した。「ディレクターズカット」版まで男性スタントの顔が見えていた。

■「ファイナル・カット」のチャイナタウンの場面で、アイスホッケー用マスクを被り、ビキニを着たダンサーが踊るシーンが追加された。

実は怒りながらキスしてた? 実は怒りながらキスしてた?

■デッカードが、自分の部屋から立ち去ろうするレイチェルを押さえつけてキスする場面の直前、レイチェル役のショーン・ヤングの顔には恐怖の表情が見てとれる。荒々しく接したハリソン・フォードに対して「怒っていたの」とのちに証言している。

■プリスとデッカードのファイトシーンの、プリスのボディダブルとして女性スタントマンが雇われたが、スコット監督がリハーサルに時間をかけすぎたため、彼女たちは疲れ果ててしまい、ランチ休憩中だった男性スタントマンを見つけ出し、撮影本番でプリス役を演じてもらった。

■雨中の涙のシーンで、白いハトを手に持つのはルトガー・ハウアーのアイデア。この対面シーンで、デッカードは一言も言葉を発していない。

■瞳が赤くなるのは、デッカードの部屋でのレイチェル、セバスチャンの家でのプリス。もう一人はデッカードで、自分の部屋でレイチェルと対面している時、一瞬赤くなる。

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