ナイト・オブ・ザ・スカイ

劇場公開日:

解説

「TAXi」で世界的ヒットを飛ばしたジェラール・ピレス監督による、“フランス版「トップガン」”。出演は「ピアニスト」の美形俳優、ブノワ・マジメル。撮影にはフランス空軍が全面協力し、世界有数のジェット戦闘機ミラージュ2000が使用されている。

2005年製作/100分/フランス
原題または英題:Les Chevaliers Du Ciel/The Knights of the Sky
配給:UIP
劇場公開日:2006年2月18日

ストーリー

航空ショーで、フランスの戦闘機ミラージュ2000が姿を消した。マルシェリ大尉(ブノワ・マジメル)とセヴァロワ大尉(クロヴィス・コルニアック)は捜索を開始するが、何者かに操られたミラージュ2000をやむなく撃墜する。空軍最高司令部はミラージュが攻撃することはありえないと判断し、二人は新兵の訓練という閑職に追いやられる。新兵の中には、マルシェリがかつて恋に落ちたエステル・キャス(アリス・タグリオーニ)がいた。再び心動かされるマルシェリ。そんな中、彼らの軍籍を剥奪するという最悪の裁定が下される。しかしそれは、特殊任務部隊(SMS)の隊長ベルトラン(フィリップ・トレトン)の差し金だった。ベルトランは中東の某国から、アメリカのF16とミラージュ2000のいずれかを購入するというオファーを受けていた。その決定は、アフリカ大陸をどちらが早く横断するかによるという。名誉を挽回すべく、マルシェリはこの危険なレースへの参加を決め、メンバーにはエステルもいた。かくして最も危険なフライトが始まるのだった。

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映画レビュー

2.0旅客機の下でコバンザメのように飛行するミラージュ機。危ないです

2021年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 『ステルス』のようにCGだらけではない。実写にこだわったフランス版『トップガン』といった雰囲気の映画だったのですが、ストーリーがダメダメでした。姉ちゃん二人を登場させたのは男性ファンには嬉しいところなのに、ボスニアがどうのこうのと過去の話を持ち出してわけわからない設定になってました。ラストだってよくわかりません。兵器を輸出するといった問題をもっと取り上げたかったのかもしれないけど、途中からどうでもよくなったに違いありません。

 ミラージュ戦闘機もカッコいいと思ったのですが、やはりカッコいいのはポルシェ・カレラでした。颯爽と運転して戦闘機に横付けするなんて、なかなか出来るものではありません。両者ともプラモデルを作りたくなりました。

 航空アクションも音響効果も凄いとは思いますけど、映画を観るよりは自衛隊航空ショーを観にいったほうが迫力ありますよ(当たり前だけど・・・)。

【2006年2月映画館にて】

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kossy

4.0フランス空軍パイロットVS国際テロリスト

2013年10月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

確かに、全面戦闘機のシーンだらけでフランス版トップガンと評されるのも解りますが、ストーリーは少し趣が違います。軍内部で進む陰謀とテロリストの影。明るく軟派なパイロットのシーンやラブストーリーも隠れ見えしますが迫力の戦闘シーンは流石。

トニー・スコットが、亡くなってトップガン2は暫く見れなくなってお嘆きの航空ファンにぴったりの作品でした。

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としぱぱ

4.0フランス版トップガン

2006年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

珍しくフランス映画を。でも、フランス映画といっても、思わず思い浮かぶような恋愛モノではなく、空戦物。フランス版「トップ・ガン」とも言われています。通常、空戦物の映画の場合、空戦シーンは、山奥や海の上などでの撮影が多いですが、この映画では、フランス空軍全面協力の下、パリ上空での撮影を行っています。ただ、フランス映画なので、出てくる戦闘機はミラージュと、日本人にはちょっと馴染みの薄いものになっています。
空戦シーン満載です。空戦ファンには堪らないですね。戦闘機がミラージュと言うのもマニア心をくすぐります。ただ、国際テロ組織?が介在している陰謀のはずなんですが、そちらの方の謎解きがちょっと疎かになったのは残念。キレイに謎解きと言う訳には行かないようです。あと、ラストシーンがちょっと謎。ああ言う終わり方だと、続編の作成が可能な状況なんですが、どうなんでしょう?
元々は、フランスの漫画。フランスのマンガが元になった映画といえば、ミシェル・バイヨンもありますが、何となく独特の雰囲気がありますね。もっとも、ミシェル・バイヨンの方が内容的には漫画チックで、こちらのほうがリアル感はあります。
フランスの俳優なので、日本での知名度はそれほどありません。そのため、俳優に色を付けることなく見ることが出来て、リアル感が増します。それと、フランスの映画であるものの、比較的随所に英語の台詞が出てきたのは、航空物・軍事物であるからと言う理由なのでしょうか? また、フランス軍の手のひらを返す、一種独特の敬礼も見所?です(笑)

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勝手な評論家

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