イベリア 魂のフラメンコ

劇場公開日:

解説

「カルメン」「恋は魔術師」など数々のダンス映画を手がけたスペイン映画界の巨匠、カルロス・サウラが、スペインを代表する作曲家イサーク・アルベニスのピアノ曲『イベリア』からインスパイアされて制作したドキュメンタリー。全18曲の音楽が流れる中、舞踏家、歌手、ギタリストたちの競演が繰り広げられる。出演はサラ・バラス、アントニオ・カナーレス、ホセ・アントニオ、アイーダ・ゴメス。

2005年製作/95分/スペイン
原題または英題:Iberia
配給:コムストック オーガニゼーション
劇場公開日:2006年2月4日

ストーリー

スペインの作曲家でピアニスト、イサーク・アルベニスの組曲からイメージを得て、カメラは演技者の一人になりきって一緒に準備をし、リハーサルを行い、少しずつ演技を生み出す。語るべきストーリーはすでに音楽の中に内包されており、演技者はそれに寄り添う音楽家とダンサーだけだ。そして、カメラは音楽に合わせて踊る。サラ・バラス、アントニオ・カナーレス、ホセ・アントニオ、アイーダ・ゴメス、パトリック・デ・バナといった第一級の舞踊家と振付家が集まった。演奏家は、世界的卓越のギタリスト、マノロ・サンルーカル、ヘラルド・ヌニェス、ホセ・アントニオ・ロドリゲス、ピアニストのロサ・トーレス=パルド、チャノ・ドミンゲス、フラメンコとジャズのスター奏者、ホルヘ・パルド、現代最高の“カンタオール(男性フラメンコ歌手)”であるエンリケ・モレンテと、娘のエストレージャ・モレンテ。また、映画としては初めてライブのビデオ・プロジェクションとクリエイティブな照明と撮影を調和させており、劇的な効果を与えている。

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