腰抜け二挺拳銃の息子

劇場公開日:

解説

「底抜け千両役者」のボブ・ホープと「ならず者」のジェーン・ラッセルが「底抜け2挺拳銃」のコムビを再現した1952年作音楽喜劇で、製作は「底抜け千両役者」のロバート・L・ウェルチ。ウェルチと「泣き笑いアンパイア」のフランク・タシュリン及びジョセフ・キーランの合作脚本をタシュリンが監督にあたった。撮影は「タイターン」のハリー・J・ワイルド、音楽担当はリン・マレー。「暗黒の命令」のロイ・ロジャースと彼の愛馬トリガーが共演し、以下「決闘カリブ街道」のビル・ウィリアムズ、「熱砂の戦い」のロイド・コリガン、ポール・E・バーンズ「モンタナ(1950)」、ダグラス・ダンブリル「ヴァジニアの血闘」などが助演する。またビング・クロスビー、セシル・B・デミルも顔を出している。

1952年製作/アメリカ
原題または英題:Son of Paleface
配給:パラマウント映画社
劇場公開日:1953年6月16日

ストーリー

ハーヴァード大学在学中の2代目ポッター(ボブ・ホープ)は、父が西部に隠した金貨を求めてボロ自動車を駆ってはるばるソーバック・パスの町に来た。町に着いたとたん、彼の車はロイ(ロイ・ロジャース)の馬車に衝突してどなりつけられた。父の遺した箱の中には一銭もなかったが、父の昔の相棒ホウキンスが現れ、秘密の地図を探し出せば金貨のありかは分かると言った。その頃この町の附近に「たいまつ」と呼ばれる山賊が出没していたが、それが酒場の人気歌手マイク(ジェーン・ラッセル)の変装とは、密かに「たいまつ」を探している役人のロイすら知らなかった。ポッターとホウキンスはついに地図をみつけたが町の人たちが初代ポッターに貸した金を返せと大勢押し寄せてきたので、ホウキンスは地図を焼き姿を隠した。ポッターが追いかけて砂漠に行ってみると彼は何者かによって殺されていた。ポッターの後をつけてきたロイは、下手人を「たいまつ」一味とにらみ犯人をうまくおびき寄せたところ捕まったのはマイクであった。彼女は賊であることを明らかにしたが、殺人はしないと言いはった。折しもインディアンが襲ってきて、マイクは逃げてしまったが、ロイたちが応戦するうち、偶然ポッターは金貨を発見した。囲みを破って町のマイク一味の隠れ家に行ってみると彼女は裏切った手下に縛りつけられていた。あとから駆けつけたロイとともにポッターは悪党一味をセン滅、晴れてマイクをボロ自動車に乗せて、意気揚々とアーヴァードに帰った。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第25回 アカデミー賞(1953年)

ノミネート

主題歌賞
詳細情報を表示

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く

他のユーザーは「腰抜け二挺拳銃の息子」以外にこんな作品をCheck-inしています。