地獄へつづく部屋

劇場公開日:

解説

「タイコンデロガの砦」のウィリアム・キャッスルが製作・監督した怪奇映画である。ロブ・ホワイトが脚本を担当し、撮影にあたったのはカール・E・ガスリー。音楽はヴォン・デクスター。出演するのは「十戒(1957)」のヴィンセント・プライスの他、キャロル・オマート、リチャード・ロング、アラン・マーシャル、エライシャ・クック・ジュニア、キャロリン・クレイグ、ジャリー・ミッチャム、レオナ・アンダーソンら。

1959年製作/アメリカ
原題:House On Haunted Hill
配給:日本アライド・アーチスツ
劇場公開日:1959年8月18日

ストーリー

不思議な伝説をもつ丘の上の幽霊屋敷をフレデリック・ローレン(ヴィンセント・プライス)が借りうけた。彼は美しい妻アナベラ(キャロル・オマート)に「絞首が館のパーティ」を計画させて、お客を招待した。この屋敷の居住者は、昔から絞殺死体となって発見されるが例となっていたところからこの名前がつけられたのである。お客に対しフレデリックは、無事一夜をここで明かしたものに1万ドルを与えると約束した。テスト・パイロットのランス・ローダーは賞金が欲しくてやってきた。新聞記者ルロス・ブリッジャー女史は記事をとるために、デイヴット・トレント博士は心霊研究のために、美人のルラ・マニングはこれも賞金目あてで、そしてこの家の持ち主である臆病者のワットソン・ブリッチャードだけが、本当にこの化物屋敷のこわさを知っていた。パーティでの怪事は、ノラの頭上にシャンデリアが落下してきて、危うく生命を失いかけた事件からはじまった。ランスが彼女を助けて2人の間には恋がめばえてた。このパーティに反対するアナベラは、夫との離婚を賭けて屋敷に来ていた。地下室に、たちまち人間を溶かしてしまう酸水の大桶がある。この屋敷の怪事は、天井から血が落ちたり、女の首が現れたりしてなおもつづいた。醜悪な顔をした2人の男が、屋敷の番人としてフレデリックから一同に紹介された。フレデリックは一同に拳銃をわたして寝室に引きとらせた。やがて、アナベラの絞殺死体が発見された。トレント博士は彼女の死体を調べてみた。すると彼女は、実は死を装っていたのだといって目をひらいた。その時、狂乱したノラは地下室に走りこんで、誤ってフレデリックう射殺した。トレント博士は彼の死体を酸水の池に運んだ。(輸入会社の方針によって以下の結末は発表されておりません。)

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