宇宙飛行

劇場公開日:

解説

月旅行をテーマに、ソ連で1935年に製作されたSF映画。ロケット技術に関する理論的原理を確立し、“宇宙飛行の父”と呼ばれた在野の宇宙物理学者コンスタンチン・ツィオルコフスキーを顧問に招き、当時の最先端科学の成果を精密に具現化している。オリジナルはサイレントだが、現行プリントは音楽付き。2001年8月4日より東京・三百人劇場にて開催された「ロシア映画の全貌2001」にて上映。

1935年製作/70分/ソ連
原題:Space Flight
配給:ロシア映画社
劇場公開日:2001年10月13日

ストーリー

1946年、ツィオルコフスキー記念ソ連邦惑星間飛行研究所では、天体物理学者セドゥイフ博士が最初の月旅行を計画していた。一方、研究所のカーリン教授は有人飛行にはまだ反対で動物実験による安全性の確認作業を行い、博士と同行予定の大学院生ヴィクトルをまきこんで月旅行を阻止しようとしていた。カーリン教授の打ち上げたロケット128号の行方がわからない中、セドゥイフ博士とカーリン教授の助手マリーナ、そしてかろうじてまぎれ込んだヴィクトルの弟で若き発明家アンドリューシャの3人を乗せたロケットは宇宙へ出発する。博士のロケットは月の裏側に着陸したうえ、ほどなく酸素維持装置に異常が発生するが、3人は何とか地球に信号を送り、ロケット128号の乗組員の猫を回収し、月の大気を集め地球へ帰還する。

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