マイ・リトル・ブライド

劇場公開日:

解説

ドラマ『秋の童話』、「箪笥」で韓国の若手女優のトップを走るムン・グニョンと、ドラマ『屋根部屋のネコ』のキム・レウォンが、16歳の新婦と24歳の新郎を演じるロマンチック・ラブコメディ。ふたりは本作の演技が高く評価され、その年の大鐘賞新人男優賞と新人女優賞をダブル受賞した。

2004年製作/117分/韓国
原題または英題:My Little Bride
配給:エスピーオー
劇場公開日:2005年6月18日

ストーリー

世の中の女はすべて自分のものと思っている浮気者の大学生サンミン(キム・レウォン)と、友だちとおしゃべりすることが大好きで夢見がちな女子高生ボウン(ムン・グニョン)は、子供の頃から兄妹のように育ってきた幼なじみ。ある日ふたりは、両家に絶対的な権力を持つボウンのおじいさん(キム・インムン)から「今すぐ結婚してほしい」と、無茶な命令を下される。亡くなったサンミンのおじいさんと親友同士だったおじいさんは、自分たちの子供を結婚させようと約束したけれど、生まれたのは両方とも息子だった。だから孫同士をどうしても結婚させたいというのだ。まだまだ女遊びをしたいサンミンも、学校に憧れの男の子がいるボウンも抵抗するが、そうこうするうちにおじいさんが危篤状態に陥る。その姿を見てうろたえたボウンは、「私、結婚するから目を開けて!」と言ってしまう。こうして24歳のサンミンと16歳のボウンは、結婚することになった。無事に盛大な結婚式を挙げたが、ファーストキスすらしたことのない花嫁に、どう対応したらいいのか分からないサンミン。既婚者となったからには、堂々とほかの女に会うこともできなくなった。一方、いまいちサンミンが信頼できないボウンは、新婚旅行に旅立つ空港から脱走! 済州島でひとり寂しく過ごすサンミンは、修学旅行に来ていたボウンのクラスメイトや担任に遭遇したり、ほかの新婚夫婦たちに嫉妬したりとふんだりけったり。その頃ボウンは、かねてから憧れていた野球部主将のジョンウ(パク・ジヌ)に愛の告白をされ、夢に描いたようなデートをするようになる。仕方なくスタートした新婚生活だが、ボウンが勉強していると風呂上がりで素裸のサンミンが入ってきてはケンカをし、スーパーで買出しをしては大騒ぎとトラブル続き。ハラハラドキドキいがみあいの毎日を過ごす彼らに、さらなる危機が訪れる。なんとサンミンがボウンの学校へ、教育実習生としてやってきたのだ。結婚の事実を知られてはいけないというのに、二人に次々とピンチが降りかかる。

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映画レビュー

3.0ウォンビンが永遠の弟ならば、ムン・グニョンは永遠の妹

2020年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ウォンビンが永遠の弟ならば、ムン・グニョンは永遠の妹なのだ。TVドラマ『秋の童話』でも有名になったらしいが、個人的には『箪笥』の彼女が忘れられない。

 ストーリーは、祖父と親友の固い約束のために16歳の女子高生ボウン(ムン・グニョン)がナンパな大学生サンミン(キム・レウォン)と結婚させられることになったという内容。女子高校生妻といえば、日本でも岡崎友紀が『奥さまは18歳』で好演していたことが記憶に新しい(新しくないってば・・・)。

 韓国ラブコメの王道を行くかのような展開と強烈なキャラ。このムン・グニョン。ラブコメ女優としてはもチョン・ジヒョンやキム・ハヌルに次ぐ将来有望な女優と言えるくらいかもしれません。この映画を観るまではホラー女優向きだとばかり思っていましたから、ちょっとビックリです。特に口をグニョ~ンと曲げる顔技は誰にもマネできるものではありません。こういう面白い子は妹にしたくなりますね~本音は同級生ヘウォン(シン・セギョン)やキム先生(アン・ソニョン)の方が好きなんですけどね・・・

 笑えるギャグと笑えないギャグが交錯して結構ゆるいテンポで進むのですが、サンミンが教育実習でボウンの女子高へやってきてからは、個人的な想い出とともに炸裂するキム先生パワーによって好感度がアップいたしました。そして決まり手は『魔法使いサリー』の主題歌の替え歌でした。エンドロールでの本編に入ってない映像にも満足。ほんのりと幸せを感じさせてくれる映画でした。

【2005年10月映画館にて】

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kossy

5.0今まで見た恋愛系映画1位!

2014年10月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

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MARI