ザ・ショック

劇場公開日:

ザ・ショック

解説

イタリアの片田舎を舞台に、幸福なはずの親子3人の生活にしのび寄る怪奇な現象を描く恐怖映画。製作はジュリー・バーシル、監督は「黄金の眼」のマリオ・バーヴァ、脚本はランベルト・バーヴァ、フランチェスコ・バルビエリ、パオラ・ブリジェンティ、ダルダーノ・サチェッティ、撮影はアルベルト・スパノーリ、音楽はI・リブラが各々担当。出演はダリア・ニコロディ、ジョン・スタイナー、デイヴィッド・コリン・ジュニア、イヴァン・ラシモフなど。

1976年製作/93分/イタリア
原題または英題:The Shock
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1979年7月28日

ストーリー

イタリア郊外の片田舎にある朽ちかけた大邸宅に、ある家族が引越してきた。若くて美しい妻ドラ(ダリア・ニコロディ)と優しい夫ブルーノ(ジョン・スタイナー)とその子供マルコ(デイヴィッド・コリン・ジュニア)の3人だ。ドラは、実は前夫に先立たれ、前夫との間の子供マルコを引き連れてパイロットのブルーノと再婚したのだった。前夫と住んでいたこの邸宅で、新しい生活を始めようと、久しぶりに戻って来たのだった。引越しの片づけも済み、一段落した家族に、しかし何者かの影がしのびよっていた。ドラとブルーノが愛を確かめ合っている時、階上のマルコの眼が異様に光り、“豚”と呟いた。ドラがマルコと庭を走り回っていると、なま暖かい風が吹き、突然何者かによって芝生の上に倒された。ピアノに指を触れると、鍵盤にはカミソリの刃が……。恐怖の深淵の中で、次第にドラの精神状態は乱れていった。その夜、悪夢にうなされたドラは、半狂乱になりながら、この家を出るようにブルーノに哀願した。この時、マルコが一枚の絵を持ってきた。それは、ナイフを手にした女と血まみれで倒れている男だった。マルコが“パパを殺したのはママだ”と、呟いたのを聞いて、ドラには、今まで空白だった記憶が襲ってきた。夢遊病者のように導かれ、地下室に行った彼女に、そこで全ての事実が明らかにされた。ドラの前夫カルロ(I・ラシモフ)は、流布されているように、海で自殺したのではなく、麻薬に犯され、狂気的発作を起こしたとき、ドラに殺され、それを知ったブルーノが、カルロの死体を地下室に埋め込んだのだった。自らの罪の重みに絶句したドラは、狂気の中でブルーノを殺し、自らの首にナイフを突き刺すのだった。裏庭には、残されたマルコが1人遊んでいた。しかし、誰かに話しかけるように……

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映画レビュー

1.5イライラするほど絶叫まみれで、超ウルサイ。

2024年10月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

とにかく、ウルサイ!!

絶叫や子供の叫び声など大音量だわ多すぎだわ、イライラしてしょうがなかった…

別に怖くないし…

こんなイライラする映画ひさしぶりで、マジで不快だった。

イタリアンホラーの巨匠作ですが音楽もセンスないし、いろいろ酷かった。

2度と観たくない(苦笑)

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RAIN DOG

2.5なつかしの、って感じですね。

2023年7月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

カリコレで旧作見れるのは結構楽しみ。デアボリカといいイタリア映画ってシーンと音楽のミスマッチ感が散見されてある意味楽しい。当時はどうだったか忘れたけど39回のショックシーンは日本怪談に通じる親しみやすさ。微妙なジャッロさ加減も程よい刺激な懐かし映画でした。

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peanuts