コックリさん(2004)

劇場公開日:

解説

いじめられっ子の転校生が悪戯で始めた“コックリさん”が怨霊を呼び起こし、際限のない呪いが次々と連鎖していくコリアン・ホラー。監督は、「ボイス」「友引忌」のアン・ビョンギ。出演はテレビドラマで活躍するイ・セウン、「友引忌」のキム・ギュリ。

2004年製作/92分/韓国
原題:Bunshinsaba
配給:ブエナ ビスタ
劇場公開日:2005年4月23日

ストーリー

夜の教室から怪しげな呪文が聞こえる。声の主は、転校生のユジン(イ・セウン)。彼女とその友人は机を囲み、イジメを繰り返すクラスメートに対して、“コックリさん”で呪いをかけていた。「コックリさん、コックリさん、オイデクダサイ。目覚めよ、そして、我が願いを叶えたまえ、ここに記した者たちに、恐ろしい呪いを…」。机の上には、クラスメートの名前が記されたノートが広げられている。ノートに直立するような姿で、ボールペンを握りしめるユジンたち。やがて、異変は起こった。ボールペンは、まるで意思をもったかのように、ひとりでにノートの上を動き始めたのだ…。翌朝、2年7組の29番の席で、変死体が発見された。被害者は、“コックリさん”で呪いをかけられクラスメートのひとり。やがて、呪いをかけられたほかの生徒たちも、次々と謎の変死を遂げていく。予想以上の結果にユジンは怯えていた。実は、“コックリさん”の呪いの効果を高めようと、ユジンたちは倉庫の奥深くにしまわれた“呪われた29番の席”を持ち出して、“コックリさん”を行ったのだ。そしてユジンは──友人たちには秘密にしているが──“コックリさん”の最中に、おぞましい「何か」の姿を目撃したのである。《呪われた29番の席》の物語──それは、校内に伝わる有名な怪談話であり、物語の舞台は、30年前にさかのぼる…。30年前、インスクという女子生徒(イ・ユリ)が、学校に転入してきた。彼女は視力を失っていたが、なぜか物を見ることができた。これを気味悪がったクラスメートたちは彼女をいじめ続けたが、ある日、彼女をいじめていた首謀者が、教室の窓から身を投げて死んでしまう。数日後、インスクは謎の事故死を遂げた。そして同日、原因不明の火災によって彼女の家屋は全焼し、焼け跡から彼女の母親の焼死体が発見された。さまざまな疑問点を残しながら、これらの事件は、村の怪談話として伝えられていった…。“コックリさん”を行った夜、ユジンたちが呼び寄せたおぞましい「何か」の正体とは? そして、“呪われた29番の席”という怪談話に秘められたおぞましい真実とは?

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映画レビュー

2.0コックリさん…?

2023年10月10日
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悲しい

単純

萌える

鑑賞終わった第一感想は
「コックリさんでは無いよなぁ…」
でした。

でも韓国のコックリさんはこういうものなのだろうか。と気になったのでちょっと調べてみました。
映画原題は「Bunshinsaba」らしく、
「分身娑婆」と書くらしい。

分身娑婆というのが韓国のコックリさん的な
儀式との事らしいです。

「ブンシンサバ ブンシンサバ オイデクダサイ」と唱えると…

「オイデクダサイ」だと?!

日本語じゃないか!

この儀式は日本のコックリさんがルーツらしく、元々「分身様」だったのでは無いか。
という記事も拝読しました。

それなら納得。
そして日本人として改めて思う。

「やはりコックリさんじゃ無ぇ。」

どっちかっていうと派生した「エンジェル様」
とかになるんじゃないか…
何故元祖の元祖に戻して「コックリさん」にしたのか…日本人には違和感ありありの邦題です。

「分身娑婆〜Bunshinsaba〜」
とか…まんまで良かったのに…

内容は何のどんでん返しも意外性も無く、
登場人物が会話や過去回想で説明臭く全て明かしていってくれるので難しい事もなくあれやこれやとスイスイ進みます。
最後までボーっと素直に観てて大丈夫でした。
イジメや火だるまや血まみれシーンなど
厭な場面はちょいありますが、目を背けるほどのモノでは無いかと思います。
いかんせんスイスイ進みます。

映像はちょい古臭い感じはするものの悪く無いです。アジアンホラーと洋画ホラーの中間な感じ。

しっかし女優さん綺麗どころ揃ってました!
皆んなカラコンばっちり!お目目ぱっちり!
怨霊もしっかりカラコン!
綺麗な怨霊だったぁ…スイスイ進む中の
目が留まるポイントです。

ボーっと観てボーっと終わる…映画でした。
邦題のせいで評価は低いです。

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keys

3.5呪いの怨念は止まらない。

2021年8月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

女子高生が呼んだ彼女の霊の怨念によってゾクッと来ました!

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HIDE Your Eyes

2.0登場する女性(幽霊含む)は皆きれい

2020年2月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 日本人ならばほとんどの人が見聞きしたことのある“コックリさん”だが、韓国にも独自の“コックリさん(分身娑婆)”があったのだ。日本語のコックリさんシートをそのままハングル文字に代えたモノが登場するかと思っていたが、イジメっ子の名前が羅列してあるだけ。しかもコインを使わず、ボールペンを使ったやり方であり、日本人からすれば恐怖感は遠のいてしまう。期待せずに鑑賞したものの、やはり音響効果や突如現れる幽霊の映像だけで恐怖感を煽っているに過ぎなかった。

 ふと考えてしまったR-15指定。グロいシーンやイジメられた復讐に惨殺するというのはいただけないのでしょうけど、『キャリー』と同じようにイジメはよくない!みたいなメッセージもあったような気がするし・・・ここは難しいところだ。

〈2005年4月映画館にて〉

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kossy

3.0韓国にもコックリさんってあるんだ?

2009年7月19日
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

都会から転校してきた主人公は、いじめの対象になっていました。
いじめっ子に呪いをかけるためにコックリさんをするんですが・・・

「コックリさん」は物語冒頭のただのキッカケで、
その後の展開は関係のない方向に進んでいきます(苦笑)

韓国ホラーは良作が多いと思うんですけど、
この作品は、もう一息だったかな?という感じです。

終盤と展開と結末は良かったと思います。

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だいすけ

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