劇場公開日:2005年4月9日
解説
戦後のフランスを舞台に、問題児たちの集まる寄宿舎に赴任した音楽教師が、合唱を通して子どもたちと心を通わせていく姿を描いたヒューマンドラマ。1944年のフランス映画「春の凱歌」を原案に、本作が初長編となるクリストフ・バラティエが監督・脚本を務めた。1949年、フランスの田舎町。失業中の音楽教師マチューは、孤児や問題児が暮らす寄宿舎「池の底」に赴任する。そこには寂しさゆえに心の荒んだ子どもたちと、そんな彼らに体罰を繰り返す校長がおり、学校全体に殺伐とした空気が流れていた。マチューは子どもたちに本来の純粋さを取り戻させるべく、合唱団を結成して歌う喜びを教えようと思いつく。ある日、マチューは学校一の問題児ピエールが“奇跡の歌声”を持つことを知る。マチュー役に「バティニョールおじさん」のジェラール・ジュニョ。「ニュー・シネマ・パラダイス」のジャック・ペランが製作に名を連ね、出演もしている。
2004年製作/95分/フランス・スイス合作
原題または英題:Les choristes
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2005年4月9日
スタッフ・キャスト
- 監督
- クリストフ・バラティエ
- 製作
- ジャック・ペラン
- アーサー・コーン
- ニコラ・モベルネ
- 製作総指揮
- マイケル・クーン
- 脚本
- クリストフ・バラティエ
- フィリップ・ロペス=キュルバル
- 撮影
- カルロ・バリーニ
- ドミニック・ジャンティ
- 美術
- フランソワ・ショボー
- 衣装
- フランソワーズ・ゲガン
- 編集
- イブ・デシャン
- 音楽
- ブリュノ・クーレ
- クリストフ・バラティエ
受賞歴
第77回 アカデミー賞(2005年)
ノミネート
外国語映画賞 | |
---|---|
主題歌賞 |
第62回 ゴールデングローブ賞(2005年)
ノミネート
最優秀外国語映画賞 |
---|