ミーン・ガールズ(2004)

劇場公開日:2005年3月5日

解説

アフリカ育ちの少女がアメリカの高校の様々なルールに戸惑い、学生同士の派閥対立に巻き込まれていくさまをコメディ・タッチで描く学園ドラマ。主演は「フォーチュン・クッキー」でティーン・チョイス・アワードの4部門に輝き、”スーパー・ティーン・セレブ”と呼ばれるリンジー・ローハン。共演は「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムス、「チャーリーと14人のキッズ」のレイシー・シャベールなど。監督はリンジー・ローハン主演の「フォーチュン・クッキー」を手がけたマーク・ウォーターズ。

2004年製作/97分/アメリカ
原題または英題:Mean Girls
配給:UIP
劇場公開日:2005年3月5日

あらすじ

両親が動物学者で12年間アフリカ暮らし、16才になって初めてアメリカの学校に通うことになったケイディ・ハーロン(リンジー・ローハン)。そんなケイディにとって、今どきのハイ・スクール生活は戸惑うことばかり。トイレに行くにも許可証が必要って本当? 授業中に席を立つのは禁止? アフリカ風に「ジャンボ!」って挨拶しても無視される始末。デュバル校長先生(ティム・メドウス)も、数学のノーベリー先生(ティナ・フェイ)も気を使ってくれるが、登校初日はすべてに戸惑ってばかりだった。奇抜なファッションのジャニス(リジー・キャプテン)と、"タマ付き女"のダミアン(ダニエル・フランゼーゼ)と友人になり、2人は学校のルールをケイディに色々教える。学食で座る席にも派閥があり、運動部、アジア人、黒人、過食症と拒食症、ミーハー集団…。そして、友達にするには最悪のセレブ集団”ドールズ”たち。リーダーのレジーナ(レイチェル・マクアダムス)が女王蜂で、グレチェン(レイシー・シャベール)、カレン(アマンダ・セイフライド)の2人が召使い。ドールズは学校中の注目の的で、レジーナは毎年パーティ・クイーンに選ばれているけれど、本性は最悪らしい。だが、ケイディはなぜか彼女たちと一緒にランチを食べることに! 「タンクトップは1日おき、ポニーテールは週に1回、ジーンズは金曜だけ、友達を増やす時も、彼氏を作る時もメンバーに相談」―ドールズには特別なルールがあるらしい。一方ジャニスからは、「彼女たちの正体を暴いて崩壊させたいから協力して」と頼まれてしまうケイディ。そんな時、数学の授業中に”恋の衝撃”がケイディに走った! 彼の名前はアーロン(ジョナサン・ベネット)。なんとレジーナの元カレで、しかもケイディの恋心がレジーナにバレてしまう。だがレジーナはハロウィーン・パーティで、ケイディとアーロンの仲を取り持つ約束をしてくれた。ところがレジーナはケイディの悪口を言って、アーロンとのヨリを戻してしまった! ケイディはレジーナが大切にしている3つのものを”壊す”ことを決意する。それは、彼氏、ナイスボディ、召使い。たとえMean Girls(意地悪ムスメ)になってもいい! ケイディの復讐が始まった!

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

写真:Visual Press Agency/アフロ

映画レビュー

3.5 Smarter than It Esteems to Be

2021年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

Satire on American culture with the inconsiderate humor of a Simpsons episode. Beneath the surface, the characters are not of the stereotyped labels seen in most high school films--an open-minded approach is reminiscent of Dazed and Confused. Seyfried's performance as a self-aware ditz is admirable and adorable. Unravels into spoof territory--you won't leave without getting burned or hit by a bus.

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Dan Knighton

3.5 続編の方を先に見ちゃって…😅

2025年8月28日
iPhoneアプリから投稿

笑える

楽しい

単純

一軍女子が肩で風切って、男子の視線を感じながら高飛車に笑う…でお馴染みのミーンガールズ、件のバンクーバー・サンセットムービー最終回を飾りました!

Mean Girls はテレビ、ビデオ映像化作品も合わせると何と7作品も世に出ていましたが、やっぱりこの作品が一番評価が高く、IMDb 評価7.1/10、ミーンガールズ2 は4.1、2024年度版は5.5…www (ちなみに2004 年度版のDeleted Scenes というビデオ化作品は、興味深いことに7.7/10もの評価でしたw)。

正直、レジーナ役は2024年度版の方がリアル・ビッチだし、顔がキツくて圧倒的な存在感だったと思います。レイチェルマクアダムスより、アマンダの方が目立ってたし、めちゃくちゃ強さが滲み出てた気がしましたが!なんだかんだでレイチェルはいい役の方が合ってる?

サンセットムービー最終回だけあって、早めに行ったのに会場は激混みで、もうすぐ新学期が始まるからか、学生さんがいっぱい集まってました。学園ものあるあるのせいか、勉強より恋愛を優先する心境も理解できたのではないでしょうか。

ところで最近観た「シャッフルフライデー」では主役のリンジーはすっかりお母さん役が板についていたほど大人になっていたけど、顔つきが変わっていてマドンナみたいだったから、ちょっといじったのかな?

リンジーもドリューバリモアもブリトニーもヒラリーダフも、子役はなかなか波瀾万丈な人生だから、可愛く生まれても神様は平等なのかもな、せめて人に意地悪なんかせずに優しく接している方が、幸せになれるだろうに…と思いながら観てました。

アフリカから来たばかりのケイディはもっと純朴な感じだったのに、一軍女子グループとツルんでたら、どんどん垢抜けてキツくなっていくサマは、あるある過ぎて痛々しかったw

ハンサム役も続編の方がカッコよかったかもw。たとえ頭が悪くても顔が良ければいい的な、ルッキズムが露骨過ぎて、あんまり愉快な気持ちでは見れなかったけど、無理矢理まとめたシスターフッドの大団円、カナダの民は大いに盛り上がりました。

推定予算1700万ドル、世界興行収入1億3,000万ドル越えの大ヒット作品、微妙なレビューが多くても未来のスターの原石を集めた点では華やかな平成時代を感じて、懐かしくなりました。あの時代はギャルが最強だったしなwww

コメントする 6件)
共感した! 4件)
ゆーきち

4.0 【”悪口ノート”可愛い女子高生たちの、影口、悪口、意地悪をコッソリ相手にする様を描いたコメディ。若きリンジー・ローハンもレイチェル・マクアダムスもとっても意地悪です!クスクス。】

2024年12月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

幸せ

■アフリカを離れ、アメリカの高校へと通うことになったケイディ(リンジー・ローハン)。校内を牛耳る“女王”であるレジーナ(レイチェル・マクアダムス)たちのグループ、”プラスティックス”に迎えられる彼女だが、女子高生校内カースト紛争に呑み込まれて行く。クスクス。
 やがて、自分が好きになったアーロンに対し、元カノのレジーナが積極的に再アタックして、とられちゃったことから、ケイディはレジーナへの復讐を開始するのであーる。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・陰湿になりそうなテーマを、テンポよく女子高生たちの、影口、悪口、意地悪をコッソリ相手にする様を映し出すシーンが、絶妙に可笑しい。

・後にラブコメの女王と呼ばれるようになった若きレイチェル・マクアダムスが演じる“女王”レジーナの、ケイディの前でアーロンとイチャイチャしながら、どや顔でケイディを見る表情。イジワルだなあ!クスクス。

・それに負けじと、ケイディも逆襲していく様がコレマタ可笑しいのである。

<けれども、最後はケイディは”プラスティックス”の飾りを割って、皆に配るのである。いやあ、女子はオッカナイナア。けれども、今作はとても楽しいコメディだと思います。
 ちょっとだけ・・。でも、ケイディを演じたリンジー・ローハンが、今作後イロイロと問題を起こしまくるセレブになっちゃうとはなあ・・。
 あ、アマンダ・セイフライドもレイシー・シャベールも”プラスティックス”の一員だよ!皆、若いなあ。じゃーね。>

コメントする 2件)
共感した! 4件)
NOBU

3.5 テアトルタイムズスクエアで鑑賞

2024年7月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

“彼女を貶しても、答えが分かるわけではない”(みたいな)台詞は名言。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ムーラン

「ミーン・ガールズ」シリーズ関連作品