ミーン・ガールズ(2004)

劇場公開日:

解説

アフリカ育ちの少女がアメリカの高校の様々なルールに戸惑い、学生同士の派閥対立に巻き込まれていくさまをコメディ・タッチで描く学園ドラマ。主演は「フォーチュン・クッキー」でティーン・チョイス・アワードの4部門に輝き、”スーパー・ティーン・セレブ”と呼ばれるリンジー・ローハン。共演は「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムス、「チャーリーと14人のキッズ」のレイシー・シャベールなど。監督はリンジー・ローハン主演の「フォーチュン・クッキー」を手がけたマーク・ウォーターズ。

2004年製作/97分/アメリカ
原題または英題:Mean Girls
配給:UIP
劇場公開日:2005年3月5日

ストーリー

両親が動物学者で12年間アフリカ暮らし、16才になって初めてアメリカの学校に通うことになったケイディ・ハーロン(リンジー・ローハン)。そんなケイディにとって、今どきのハイ・スクール生活は戸惑うことばかり。トイレに行くにも許可証が必要って本当? 授業中に席を立つのは禁止? アフリカ風に「ジャンボ!」って挨拶しても無視される始末。デュバル校長先生(ティム・メドウス)も、数学のノーベリー先生(ティナ・フェイ)も気を使ってくれるが、登校初日はすべてに戸惑ってばかりだった。奇抜なファッションのジャニス(リジー・キャプテン)と、"タマ付き女"のダミアン(ダニエル・フランゼーゼ)と友人になり、2人は学校のルールをケイディに色々教える。学食で座る席にも派閥があり、運動部、アジア人、黒人、過食症と拒食症、ミーハー集団…。そして、友達にするには最悪のセレブ集団”ドールズ”たち。リーダーのレジーナ(レイチェル・マクアダムス)が女王蜂で、グレチェン(レイシー・シャベール)、カレン(アマンダ・セイフライド)の2人が召使い。ドールズは学校中の注目の的で、レジーナは毎年パーティ・クイーンに選ばれているけれど、本性は最悪らしい。だが、ケイディはなぜか彼女たちと一緒にランチを食べることに! 「タンクトップは1日おき、ポニーテールは週に1回、ジーンズは金曜だけ、友達を増やす時も、彼氏を作る時もメンバーに相談」―ドールズには特別なルールがあるらしい。一方ジャニスからは、「彼女たちの正体を暴いて崩壊させたいから協力して」と頼まれてしまうケイディ。そんな時、数学の授業中に”恋の衝撃”がケイディに走った! 彼の名前はアーロン(ジョナサン・ベネット)。なんとレジーナの元カレで、しかもケイディの恋心がレジーナにバレてしまう。だがレジーナはハロウィーン・パーティで、ケイディとアーロンの仲を取り持つ約束をしてくれた。ところがレジーナはケイディの悪口を言って、アーロンとのヨリを戻してしまった! ケイディはレジーナが大切にしている3つのものを”壊す”ことを決意する。それは、彼氏、ナイスボディ、召使い。たとえMean Girls(意地悪ムスメ)になってもいい! ケイディの復讐が始まった!

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写真:Visual Press Agency/アフロ

映画レビュー

3.5Smarter than It Esteems to Be

2021年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

Satire on American culture with the inconsiderate humor of a Simpsons episode. Beneath the surface, the characters are not of the stereotyped labels seen in most high school films--an open-minded approach is reminiscent of Dazed and Confused. Seyfried's performance as a self-aware ditz is admirable and adorable. Unravels into spoof territory--you won't leave without getting burned or hit by a bus.

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Dan Knighton

4.0【”悪口ノート”可愛い女子高生たちの、影口、悪口、意地悪をコッソリ相手にする様を描いたコメディ。若きリンジー・ローハンもレイチェル・マクアダムスもとっても意地悪です!クスクス。】

2024年12月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

幸せ

■アフリカを離れ、アメリカの高校へと通うことになったケイディ(リンジー・ローハン)。校内を牛耳る“女王”であるレジーナ(レイチェル・マクアダムス)たちのグループ、”プラスティックス”に迎えられる彼女だが、女子高生校内カースト紛争に呑み込まれて行く。クスクス。  やがて、自分が好きになったアーロンに対し、元カノのレジーナが積極的に再アタックして、とられちゃったことから、ケイディはレジーナへの復讐を開始するのであーる。 ◆感想<Caution!内容に触れています。> ・陰湿になりそうなテーマを、テンポよく女子高生たちの、影口、悪口、意地悪をコッソリ相手にする様を映し出すシーンが、絶妙に可笑しい。 ・後にラブコメの女王と呼ばれるようになった若きレイチェル・マクアダムスが演じる“女王”レジーナの、ケイディの前でアーロンとイチャイチャしながら、どや顔でケイディを見る表情。イジワルだなあ!クスクス。 ・それに負けじと、ケイディも逆襲していく様がコレマタ可笑しいのである。 <けれども、最後はケイディは”プラスティックス”の飾りを割って、皆に配るのである。いやあ、女子はオッカナイナア。けれども、今作はとても楽しいコメディだと思います。  ちょっとだけ・・。でも、ケイディを演じたリンジー・ローハンが、今作後イロイロと問題を起こしまくるセレブになっちゃうとはなあ・・。  あ、アマンダ・セイフライドもレイシー・シャベールも”プラスティックス”の一員だよ!皆、若いなあ。じゃーね。>

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NOBU

3.5テンポも良くて中々面白い

2024年6月23日
PCから投稿

 悪口が書かれたアルバムを女王レジーナの陰謀だと疑わない先生とか、それをコピーしたビラが学校に撒かれて乱闘騒ぎになるとか、その後の体育館での反省会で仲直りとか、安易な展開が多い。しかし普通の転校生が調子に乗り始め、やがて周囲に見放され自分の過ちに気づくストーリーは『ウォール街』『プラダを着た悪魔』を連想させて中々面白かった。ストーリーのテンポも良いのでストレスなく観れた。  ラストシーンはイケてる女子グループ『プラスチックス』メンバーの成長が感じられる。高校生になってこれほど性格が改善されることって実際あまりなさそうだけど、ストーリーの後味は良かった。

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根岸 圭一

4.0どうして女の子って傷つけあうの?

2024年4月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

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楽しい

萌える

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近大

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