アイ・アム・デビッド

劇場公開日:2005年2月19日

解説

第二次大戦後、12歳の少年デビッドがたったひとりでブルガリアの収容所からデンマークへ北へと向かう物語。デンマークで1963年に出版された世界的ベストセラー、アン・ホルムの同名の原作小説を、「リトル・ダンサー」のスタッフが発掘した天才子役が演じる感動作。主人公デビッドを演じるのは、イギリス出身のベン・ティバー。「パッション」のジム・カヴィーゼルをはじめ、演技派たちが脇を固める。

2003年製作/99分/アメリカ
原題または英題:I Am David
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2005年2月19日

あらすじ

1950年代のブルガリア。大戦が終結したにも関わらず、依然として共産主義が周辺諸国に圧力をかけている時代。家族と引き離されて収容所に入れられた12歳の少年デビッドは、ある日、本当の人生を生きるために、ある男の指示に従いデンマークに向かって脱走する。デビッドの旅はトラブルや困難の連続だが、持ち前の機転を利かせてなんとか切り抜けながら、ギリシア、イタリア、スイスへと北へ向かい歩き続ける。そんな彼にとって、世界は見たこともないものに溢れていた。収容所では笑うことさえなかったデビッドだが、息子を亡くした老婦人ソフィーと出会い心を開くことによって、この旅の裏に隠された真実を知る。やがて旅の終わりに、デビッドにすばらしい奇蹟が訪れる。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0 生きていれば転機を掴む可能性がある

2025年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 何があっても生きていれば転機を掴む可能性がある。死んでしまってはそこで終わりだ。また、不幸で過酷な境遇のデビッドの視点から、普通の日常の幸福を再認識させてくれる。衣食住揃った生活がどれだけ幸せか。そういった人生の希望や日常の幸福について考えさせられる映画だった。

 少年が人に助けられながら進むストーリーだから、ご都合主義的な感じなのかなと鑑賞前は思ったけど、普通に有り得そうな点がよかった。また、冒頭で緊張感のある収容所脱出のシーンを入れることで興味を惹きつける構成もよかった。

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根岸 圭一

0.5 この映画と原作は一方的な偽善で、歴史は真実を語らねば。

2023年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

5.0 第二次世界大戦後のブルガリア、少年が収容所を脱走しデンマークまで旅...

2022年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第二次世界大戦後のブルガリア、少年が収容所を脱走しデンマークまで旅をする。
笑うことが出来ずに人を信じることができない少年が、旅の中で様々な人々に出会い、世界を広げ、スイスで出会った女性が人を信じなければ幸せになることはできないと教えてくれる。心を開くことが幸せに通じているんだと。人生を教わっているかのようにこの女性の語る言葉が胸を打ちます。
ラストは感動がじんわりとくる、心温まる素敵な作品でした。

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よっしー

2.5 金色の麦畑

2018年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

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kossy