ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方
劇場公開日:2005年1月29日
解説
天才コメディ俳優、ピーター・セラーズの半生を描いた実話ドラマ。監督は「アンダー・サスピション」のスティーヴン・ホプキンス。脚本はこれが初の長編映画となるクリストファー・マーカス&スティーヴン・マクフィーリー。出演は「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」のジェフリー・ラッシュ、「トリコロールに燃えて」のシャーリーズ・セロン、「シビル・アクション」のジョン・リスゴー、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のミリアム・マーゴリーズ、「サンダーパンツ!」のスティーヴン・フライ、「ターミナル」のスタンリー・トゥッチ、「パンチドランク・ラブ」のエミリー・ワトソンほか。
2004年製作/125分/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:The Life and Death of Peter Sellers
配給:東芝エンタテインメント
劇場公開日:2005年1月29日
ストーリー
1950年代初頭のロンドン。BBCラジオでスターになっていた役者のピーター・セラーズ(ジェフリー・ラッシュ)は映画界への進出を考えているが、オーディションに中々受からない。私生活では妻アン(エミリー・ワトソン)と2人の子供、父(ピーター・ヴォーン)と、ピーターを溺愛する母ペグ(ミリアム・マーゴリーズ)でささやかに暮らしていたが、ある時、ピーターは老人に扮装して映画の役をつかむ。以降、イタリアの女優ソフィア・ローレン(ソニア・アキーノ)の相手役に選ばれたりなど、映画俳優として成功するが、徐々に家庭人として破綻。アンは子供たちと一緒に彼のもとを去っていく。ピーターは若い女と車に溺れる乱れた生活を送りつつ、気鋭の監督ブレイク・エドワーズ(ジョン・リスゴー)の映画「ピンクの豹」の助演、クルーゾー警部役で、ついにアメリカでも大当たりする。続いてスタンリー・キューブリック監督(スタンリー・トゥッチ)の「博士の異常な愛情」の演技で、初めてアカデミー賞にノミネート。そしてスウェーデンの美人女優、ブリット・エクランド(シャーリーズ・セロン)と電撃結婚するが、新婚旅行中に激しい発作に見舞われる。やがて最愛の母ペグが亡くなり、ブリットとも破局。心臓に不安を抱えながら孤独な生活を送るピーターだったが、ついに念願の企画だった映画「チャンス」に主演。再びアカデミー賞にノミネートされ、1980年、54歳で死去するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- スティーブン・ホプキンス
- 脚本
- クリストファー・マルクス
- スティーブン・マクフィーリー
- 原作
- ロジャー・ルイス
- エグゼクティブプロデューサー
- フレディ・デ・マン
- ジョージ・フェイバー
- チャールズ・パティンソン
- デビッド・M・トンプソン
- 製作
- サイモン・ボサンクウェット
- 撮影
- ピーター・レビ
- 美術
- ノーマン・ガーウッド
- 音楽
- リチャード・ハートレイ
- 編集
- ジョン・スミス
受賞歴
第57回 カンヌ国際映画祭(2004年)
出品
コンペティション部門 | |
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出品作品 | スティーブン・ホプキンス |